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蟲主総会真之蟲主杯 準優勝レポート

【はじめに】
初めまして。
キュアエールのフルグラTシャツに身を包み、会場で目立ちに目立っていたしじみXと申します。
11月16日に行われました蟲主総会真之蟲主杯において準優勝という成績をあげることができました。
そこで簡易的ではありますが、デッキ構築における各カードの採用理由とプレイで心がけていることを書いていきたいと思います。
こういった文章を書くのは慣れておらず、言葉足らずなところがあるかと思いますがご容赦ください。

【デッキ選択理由と構築コンセプト】
もともとヒグラシサーバー等でもずっとハンデスコントロールを使っていて、単純に使い慣れていたというのもありました。
水生と悩んだが、水生は練度が足りず経験の差で負けるだろうと思い、ハンデスコントロールを選択しました。
構築のコンセプトとしては、
「アグロに先攻を取られても勝てるハンデス」
としました。
総会はアグロと水生が圧倒的に多いと考えていて、せっかく大会に出たのにアグロに轢かれて敗北というのだけは避けたいと思っていました。
また、水生に関しては混ぜ水生は赤青水生に弱く、上にあがれば混ぜ水生は赤青水生に駆逐されていくだろうと考え、アグロと赤青水生に勝てるようにし、混ぜ水生は割り切ることにしました。

◯意識したデッキ
アグロ、赤青水生、ハンデスコン、キンオニ等

◯諦めたデッキ
混ぜ水生、タイタンコントロール、化石ワンショット等

また、アグロや水生が多いことから餌場を裏返すカードが多いと考え、蟻の収穫や蜉蝣の閃き等の餌場のカードを利用するカードはすべて不採用としました。

【デッキ内容と採用理由】

お酒ハンデス

こちらが今回使用したデッキ内容となります。
まさか上がれるとは思っていなかったのでデッキ名は適当です(笑)

・ヘラクレスオオカブト
ヤンバルテナガコガネと悩んでいた枠。
ヤンバル+空蝉でワンショットに対して蓋をすることができるのと、水生のタガメをワンパンできることからヤンバル採用が濃厚だった。
しかし、Twitterで「総会はキンオニがいるかもしれない」というのを見かけ、ヘラクレス入れておかないと詰むデッキがいるのであれば入れざるを得ないと考え、ヘラクレスを採用した。
結果的に初戦でキンオニに当たり、ヘラクレスのおかげで勝つことができた。
ミラーのコバルトブルーを倒せるのも◎。
ヘラクレス入れてなかったら初戦敗北で決勝トナメまで行けなかったので今回のMVPはこのカード。

・サカダチコノハナナフシ
タイタン等に当たった際に重宝する緑最強カード。
対水生でタガメナミゲンナミゲンの場面でタガメをエサ場に送り、チッチゼミやミンミンゼミを場に引き摺り出し、横のナミゲンを倒した。その際、ゴライアスが飛び出してきたが、チッチゼミを引き摺り出していたおかげでゴライアスを出させずに勝つことができた。
今回めちゃくちゃ活躍してくれたカード。
引けないと本当に勝てないので2枚採用。

・コバルトブルータランチュラ&サシハリアリ
このデッキの核。
先攻取って最速でハンデスをしたいのと、早い段階でこれを引けないと勝てないので各2枚採用。
決勝トナメ1回戦で4枚ハンデスできたのは本当に強かった。

・ジャイアントウェタ
最速パラワンを倒す為の最強カード。
ロードハウナナフシを入れる選択肢もあったが、ワンショットと当たった際にニセハナマオウカマキリに詰められてしまう可能性を考え、ウェタの方を選択。
デッキの枠の関係で1枚のみ採用。

・ゴライアスオオツノハナムグリ
おそらく多くのハンデスコントロールには入っていないカード。
今回、アグロがかなり多いと予測し、後述する術カード含めて合計6枚のカードでアグロを対策した。
結果的にアグロには当たらなかったもののゴライアス採用が功を奏し、とびたすから勝ちに繋がる試合が多かった。
飛び出してくれてありがとう。ゴライアスくん。

・白銀蜘蛛の糸
このデッキの核。墓地2枚蘇生という爆アドカード。
2枚使わないと勝てないので初手で2枚引いても絶対餌場に埋めない。ただし、アグロ対面の時は1枚だけ埋めることはある。
ハンデスを使いまわしたり、サカダチやヘラクレスを使いまわせるのが本当に強いので安定の2枚採用。

・草薙の劫火
蟲神器界に衝撃を与えた全体除去カード。
終盤相手の手札が尽きて来た時に、蜜蝋+劫火で全焼却して勝つ場面も多かった。
このカードがないとタイタンや水生に勝てない為1枚のみ採用。

・空蝉の皮鎧
玉響で出した蟲を場に残したり、終盤でコバルトブルーに空蝉をつけて耐久する等、なんでもできる万能装備カード。
アグロ対面でゴライアスが飛び出したあと、除去されなければゴライアスに空蝉つけて勝つというプランもあった為採用。

・塵芥虫の爆熱弾
アグロ対策カードその1。
1コストで600ダメージ与えられるのは強い。
相手のサシハリアリやアントアンハナムグリに対して5ターン目に爆熱弾+サシハリアリ激痛針でハンデスできるのは大きい。
後述する伏魔との枠の取り合いにつき1枚採用。

・伏魔の蟲噛み
アグロ対策カードその2。
あまり採用されているのは見ないが個人的には高評価のカード。
このカードが読まれにくく、アグロが同名カード2枚出してくるとかざらにある。
対水生において、ナミゲン2体をこれ1枚で焼却できるオサレポイントもある。
今回はアグロに当たらず使われることはなかったが、アグロ対面だと絶対強いので抜けないカード。

・息吹の解放
アグロ対策カードその3。
アグロ対面だけに限らず、どんなデッキに対しても万能除去カード。
最初は息吹の解放1枚、塵芥虫の爆熱弾2枚採用していたが水生のロードハウナナフシがものすごく強く、処理できないと詰むことが多かった為、こちらを2枚採用することにした。

・蜜蝋の壁
先手を取るデッキの為、最終ターンで蜜蝋貼って縄張り差で勝ちが狙える優秀カード。
劫火の項目でも書いたが、終盤相手のリソースが尽きた後の蜜蝋+劫火が強すぎた。
2枚採用したかったが、枠がない為1枚のみ採用。
このデッキで採用しない理由がないレベルのカード。

・玉響の蠢き
蟲神器1弾から存在するコスト踏み倒し代表。
アグロに対しては玉響コバルトorサシハリで場の蟲を除去しつつハンデスも狙うことができるし、他のデッキでも最後の詰めに使える等、最初から最後まで使う場面が多い。
練習してる時はこのカードを採用しておらず、最後に詰めきれないことが多かった為なんとか枠を作り1枚のみ採用。
今回最後の詰めで使用することが多かったカード。

【不採用となったカード】
・ヤンバルテナガコガネ
ワンショットに対してはちゃめちゃに強いカード。
本当に入れたかったが、コバルトブルーをワンパンできないこともあり、大きく今回は不採用となった。

・シロテンハナムグリ
伏魔と枠を取り合ってたカード。
対水生で使うかなっと思ったがたかだか1枚裏返したところであまり変わらないので不採用。

・ロードハウナナフシ
5コスト擬態持ちが強く悩んだが、水生のようにロードハウの横に壁を並べることができないので、対ワンショットでニセハナマオウカマキリに連撃されるのを恐れ不採用。

・蜉蝣の閃き
序盤で餌場に置いた虫を再利用できる踏み倒しカード。
先述したが、今回の総会は餌場を裏返すカードが多いと読んだことから時雨も含めて餌場利用のカードはすべて不採用とした。

【戦術プラン】
まず、このデッキを使う際は死ぬ気で先攻を取ります。
初手にコスト6のカードが4枚来ていても関係ありません。
理由としては、アグロに先攻を取らせたくないのと最速でハンデスを決めたい、またラストターンに攻撃できる為必ず先攻を取ります。

理想の戦術プランとしては
先攻4ターン目 サシアリでハンデス
5ターン目 コバルトorサシハリを出してハンデス
ここで相手が草薙の劫火を撃ってくれる
6ターン目 白銀蜘蛛でハンデス2枚蘇生してさらにハンデス
ハンデス4回できればほぼ勝ちまでいけるのであとは慎重に相手を追い詰めていきます。

【対戦成績】
うろ覚えなので間違ってたら教えてください。
予選
1戦目キンオニ先手 勝ち
2戦目セミ水生先手 勝ち
3戦目赤青水生先手 引き分け
4戦目隠れるワンショット先手 勝ち
5戦目化石?先手 勝ち
6戦目白銀コントロール先手 勝ち
7戦目水生?先手 勝ち
8戦目赤青水生先手 勝ち
予選14位

決勝トナメ
1戦目混ぜ水生先手 勝ち
2戦目赤青水生先手 勝ち
準決勝混ぜ水生後手 勝ち
決勝偽装水生先手 負け
準優勝

【最後に】
まさか自分がここまで勝ち上がれるとは思っていませんでした。
対戦していただいた皆様を始め、デッキ調整や相談にのってくれた皆様、大会運営に携わっていただいた皆様等々に深く感謝いたします。
これからも蟲神器公認サポーターとして蟲神器の布教に努めていきたいと思います。
ここまでの長文を読んでいただきありがとうございました!

記事は以上となります。
上記の記事を読んで、もしよろしければお布施を入れていただけると小躍りするくらい喜びます。
いただいたお布施はお酒に使わせていただきます。
ちなみにお布施をいただくと、今回の総会で印象に残った試合を少し(1500字くらい?)読むことができます。
よろしくお願いいたします。


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