貪欲にならなければ人は平行線を描き続ける

日本にいてもたまには経験することがあるのかなとは思うし、特にフリーランスなんて毎日がそうだと思う。

人は苦労せずにできることを望む人が多い。

実際のところ、そんないい話が回ってきたという話は聞いたことがない。

いい話が回ってきた裏側を聞くと頑張っているからだ。

特に今、私は日本語が使えない英語環境のローカルの店で働いている。

最初の頃は何を言ってるのかもわからないし、言いたくてもうまく言葉が出てこないし、言ったところで発音が悪いから通じなかった。

誰かが教えてくれるとかもなく、見かねたボスがたまに教えてくれるくらい（もはやひどいから直させる必要があったレベル）だった。

そんな中、日本と違うコーヒーの種類や製法、ミルクの種類に加え、アレルギーについてや食べ物の名前（知ってそうで知らないのがたくさんある）が多すぎて死んでいた時期があった。

楽しみにしていたカフェの仕事に就けたと思ったら、新たな地獄の始まりで、どうやって打開していくか。

もう聞きまくるしかない。

とにかくわからないことを聞きまくって、何もわからないことがなくなるまで聞きまくる。

そうすることでできることが増えて、それとともに信頼が積み重なっていった。

今となっては、コーヒーもオーダーも何もかも表は全部回せすことができるからこそ任せてもらえる。

当たり前のことだけど、働いてみたらわかるけど、自分から行かないと与えてもらえない環境で頑張った証拠だ。

私の場合、成長というものに貪欲になることで信頼を得ることができた。

何か求めるものがあるのならば、自分から行かないと始まらない。

今の自分に対してどこまで追い求められるのか。

今の私も完璧ではないものはたくさん。

コーヒーの足りない知識や技術、英語など数えればたくさん。

だから今日も今日とてあがき続ける。