気付かない 宝物
先日、娘とお出掛けをした。
ヘトヘトになるほど振り回されて、わざとかと思うほど、行きたい方向と逆を指差して向かっていく。
本当に幸せな時間。
これはこれで、本当に幸せを感じる宝物だけど、この時、改めてもっと大切なものに気付くことができた。
せっかくの娘とのお出掛けなのに、突然の雨、、、
もちろん、娘は雨なんか気にせず、ずんずん歩いていく、でも周りをみわたして、みんなが傘をさしていることに気付き、
私も!!
っと強烈に要求してくる。そして、嬉しそーに、体の倍もある、自分のお気に入りの傘を受け取り、楽しそうにさして、テクテク歩き回る。もちろん、2-3分もしないうちに飽きて、傘は私に返却になる。
でも娘は雨に当たることもなく、ガシガシ前に進んでいく。
想像ついてしまうと思うけど、私の大きな傘の下にいるからである。
透明な大ーきな傘を見上げて満足げに、再び歩き出す娘を見たとき、私も、仕事や家庭、色んな場面でこういう大きな傘を誰かにさしてもらえていることに気付いた!
しかも、みんなその傘に気付かないように、空が上が見えるように、綺麗な透明な傘で。
守られている、覆ってくれている、避けてくれていることにも気付かずに、偉そうにしている自分が本当に恥ずかしい。。
そんな透明な傘の存在や、傘をさしてくれている人の存在をもっともっと意識して、自分が色んな人に傘をさせる存在になりたい。
できるだけ透明な、気付かないほど大きな傘をさせる、そんな存在に。
感謝です。
気付かせてくれた、娘にも。
ありがとう!!
大切な宝物は、ふと見上げたそこにいます。
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