ジョジョ3部 感想
以前、スティールボールラン(7部)を読んだので今回は3部の感想。まだ一人暮らしで仕事をしていたときになんとなく3部を読んだのでせっかくだから。
ジョジョ3部は、ジョジョの奇妙な冒険というシリーズにおいてかなりの人気があると思う。「スタンド」というものが3部から出たり、承太郎のカッコよさだったり、またそのスタンド使い同士の戦いの暑さだったり、DIOとの決着だったり。アニメ化も結構前にされているためアニメを見たよっていう人もたくさんいると思う。
主人公の承太郎のスタンドはスタープラチナ。能力はシンプルでパワーがあって素早く精密さを兼ね備えたスタンドだ。後にDIO戦からザ・ワールドと同じ能力に目覚め、時間を数秒止める能力まで会得して主人公ながらめちゃくちゃ強い。
しかし、ジョジョの戦闘というものはスタンドとスタンドのぶつかり合いだけではなく、本体の使い方次第では最強になり得るというところだ。そこが見ていてワクワクする。ゲームの中に入ったり、漫画を通して未来予知をする能力だったり、戦い方はそれぞれ違い、また本体の性格もゲスかったりととにかく飽きない。
僕は主人公が無双するタイプをあまり好まないのでアレなのだが、少年漫画ということもあって戦いが暑かったり、目的に対して主要人物が一蓮托生していくなど、それぞれのキャラが良く作り込まれているせいか人間味もあってそこがジョジョのいいところだと思う。
未だに忘れられないのが初めて3部を読んだときで、ポルナレフがエンヤ婆のジャスティスに舌を操られたときにトイレの便器に舐めさせられるシーンは笑いと共に口が空いたのを忘れられない。