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23. ドイツで半年を過ごして

 メリークリスました、きだれんです。クリスマスが過ぎて、今年も残り数日となってしまいました。クリスマスでちょうどドイツに来て半年が経過しました。変化の年となった2024年なのですが、今回は近況報告とともに6ヶ月間の海外生活の感想を書いていこうと思います。それではいきます。

近況報告

白のグリューワインをいただきました

 前回の投稿で行きたいと書いていたように、23日にシュツットガルトのクリスマスマーケットへ行ってきました。最終日ということで人がたくさんいました。シュツットガルトのクリスマスマーケットはドイツ最大級と言われていて、実際にとても広い範囲に所狭しと屋台が出ていました。ストラスブールやカールスルーエのものと比べて都会感がありました。それもそのはず、シュツットガルトは州都なのでドイツの中では都会に入ると思います。大きい観覧車や様々な装飾が綺麗で、クリスマスマーケットも年々進化を重ねているんだなと感じました。

後ろに見えるのがデパートと地下鉄駅

 シュツットガルトを歩いたもう一つの印象は日本人が多い。今までで一番日本語が聞こえてきましたし、日本人が歩いていました。まぁ、一人で練り歩いていたのは僕だけだったんですけどね…。それもあってか僕的にはシュツットガルトのクリスマスマーケットは観光地色が強いので、ストラスブールやカールスルーエの方が雰囲気は好みでした。これは人にもよりますが、もっと昔ながらの雰囲気を楽しみたい方はストラスブールをお勧めします。ただ、シュツットガルトはセキュリティも他に比べると緩く、駅からすぐにアクセスできて、デパートの買い物もできちゃう好立地で開催されているので、観光にはうってつけです。屋台もかなりたくさんあるので、クリスマスマーケットのお土産もたくさん買えると思います。初めてクリスマスマーケットに行く方やお買い物も楽しみたい方にはとてもおすすめです

昼からビール飲んでみたよ

 そんなこんなでクリスマスをドイツで迎えたきだれんですが、ルームメイトはみんな帰省していたので「ぼっちクリスマス」でした。一人で心ばかりのクリスマス料理、「唐揚げ」を作りました。ぼっちなのでたくさん作っても食べきれないしね。それにビールをあおるくらいが丁度いいんですよ。日本にいる家族や彼女と電話をして、彼女からのクリスマスプレゼントも届いて満足なクリスマスでした。

トートバッグのように見えるけど
実はボストンバックにもなるんです
3〜4泊の旅行もできそう!ありがとう😊

 そしてここで心残りというか後悔をひとつ。実はルームメイトの一人から家族のクリスマスパーティーに誘ってもらっていました。しかし、今回はお断りしていました。理由は緊張するということが最大の理由でもあるのですが、クリスマスは日本の正月のような一年で一番大きなイベントなので、いきなり僕が押しかけてお邪魔したくないなと思ったことです。僕に気を遣わずゆっくりしてほしいという言い訳を自分にしてしまいました。しかし、ルームメイトが帰ってきた際、彼の家族からささやかなクリスマスプレゼントと小さなメッセージカードをいただきました。人の厚意を無碍にしてしまった申し訳なさがものすごいです。そんな言い訳せずにお誘いや厚意に甘えておけばよかった。一度逃してしまったチャンスはもう二度と来ないかもしれませんが、もし機会があるならば必ず手土産を持ってご挨拶させていただきたいなと思います。

 自分にとって難しい選択をすることの大切さを改めて学びましたし、見ず知らずの日本人をパーティーに誘ってくれて、増してクリスマスプレゼントまでも用意してくれる優しさに本当に感謝しなければいけないなと思いました。必ず恩返しをしに行きます。

ドイツで半年を過ごして

ドイツの夏が恋しいなぁ

 ドイツワーキングホリデーにきて6ヶ月が過ぎました。ここからは後半戦です。この記事を書きながら、どんどん滞在できる日数が減っていくのを感じています。

 ドイツに来る前、自分が本当に長期滞在できるのかどうか、正直そんなに自信はありませんでした。すぐに日本が恋しくなったり、挫折したりして帰ってきてしまうかもしれないとも予想していました。しかし、ドイツについたそばから助けてくれた友人エム、エムのルームメイト達、サッカーチームのチームメイト、今のルームメイト、病院や市役所やスーパーの店員さん、全員が僕を助けてくれました。おかげで何不自由なくドイツ生活に慣れることができました。チームメイトからは「お前はこれからもドイツに住み続けるんだぞ」と謎の圧をかけられています。なんでこんなに優しくしてくれるのかは自分でもわかりません。単純にいい人達に恵まれているからだと思いますが、あえて理由を挙げるとするならば「相手の文化に対するリスペクトをできる限り示す」ということをしようと努めているからかなと思います。カタコトでもドイツ語でコミュニケーションを取ろうとしたり、ドイツの文化について知ろうと質問しまくってみたり、ドイツビールと日本ビールの違いについて熱弁してみたり、みんなの輪の中に入ろうという姿勢が良かったのかなと思います。いや、チームメイトはガシガシ距離詰めてくるからこっちからアクションした思い出が少ないかも…。
 自分以外のアドバンテージでいうと、自分が日本出身ということがかなり大きかったと思います。みんな日本文化に興味があって、日本のことをリスペクトしてくれていました。それだけで話の種は尽きないですし、こんなにみんな日本について知っていて興味を持ってくれているんだと驚きました。だからこそ、僕がそのイメージを壊したくないですし、いままでよりもっと日本のことが好きになりました。日本の抱えている問題についてもより知ろうとニュースをたくさん見るようになりましたし、また戻って生活したいと強く思うようになりました。
 あとは、「絶対に中途半端な期間で帰ってこられない」といういい意味でのプレッシャーもあります。それは誰が自分に圧をかけているわけではないのですが、家族や彼女、学校現場でお世話になった先生や生徒、社会人サッカーのチームメイトや友人達、みんなの応援や支えがあってこその挑戦なんだなと思います。誰も僕に有名人になってほしいとか、何か大きな社会的成功をしてもらいたいとか期待しているわけではないですが、ちょっと変わった面白い人生を過ごしてる奴として、みんなから名前があがったらうれしいななんて思っています。特に彼女から「中途半端に帰ってきたら許さない」と厳しいようで思いやりに溢れた激励をもらっているので、中途半端には帰れませんね。

チームのクリスマスパーティーでたべたよ

 周りの人たちのおかげでドイツで楽しく生活でき、日本のことをより好きになることが出来ています。もちろん、うまくいくことばかりではないのですが、それもnoteに書くネタができたと思えばなんてことないですね。そんな失敗ネタも挑戦しなければ生み出せないので残り半年も頑張って色んなことに挑戦していこうと思います。

 「noteのネタができた」なんて思えるのは、読んでくださる皆さんがいるからです。皆さんのおかげで毎週投稿をすることが出来ています。何処の馬の骨かもわからない男のnoteを読んでいただきありがとうございます。これからも駄文を生成していきますが、より濃い内容になるように、みなさんに少しでも残るものがあるように、ちまちまと書いていきます。
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 遅ればせながら、メーリークリスマス!そして、良いお年を!!

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きだれん
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