プレゼンのコツ・質疑が心配な人へ
プレゼンテーションの最後には質疑を受けますが、その対応を誤ると、これまでの印象が、一瞬で変化することもあるので注意しましょう。
つまり、聴者からの質問に対して、どう受け応えるかは、全体の成否を決定づけるものとも言えるのです。
そのためには、事前にどんな質問が来そうか予測しておくことです。
3つで良いと思います。
予測される質問を3つ考えておき、予め回答も用意し、「来たっ!」という顔色を見せずに、「ウ~ん」などと言いながら平静を装い、丁寧に対応すればOKです。
これは上級コースになりますが、質問が来るように前段で話を組み立てることも有効です。
いかにも質問したくなるような話し方をして、質問を誘うのです。
私はこれを「落とし穴」と言っていますが、事前に穴を掘って、そこに招くのです。
予測した3つ以外が来たらどうするのか。
その時は実力をフルに発揮して応えるしかありませんが、「あなたならばどうしますか?」「あなたはどう考えますか」と時間を稼ぐ方法もあります。
また、「事前に3つ考えましたが、それ以外の質問が来て、、、」と正直に応え、会場を明るくする手もありますが、あまりお勧めしません。
質問が出ることは聴者の関心度の高さとも言えるので、質問者には敬意を持って丁寧に応えましょう。
そして対応の仕方次第では、説明者の株は最高値になり得ることを押さえ、的確に応えましょう。