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あなたの仕事How much

いつの時代も、
「給料が安い」と嘆く社員の方は多いものです。

ならば、
「いくら欲しいですか?」と聞かれたらどう答えますか。

更に
「なぜ、その金額なのですか?」と言われたらどう説明しますか。

今回は私が理想とする金額の決め方について記します。

私は自分の仕事の価値を知り、自分の仕事の値段は自分で決めることが良いと考えています。

しかし、会社の中で働いているので、組織やチームの一員として存在していることを常に考えることがベースとなります。

過去に5Sの「躾」で会社は組織で成り立っていることに触れています。
(参照 https://note.com/kid839/n/nf554dbe346ee

そこで、私が考えるのは、自分の給料を自分で決め、社内に公開し、承認を得る制度です。

その中で、自分が創出した価値を整理し、その金額にした理由を説明します。

「会社の目標は~なので、私は~の立場で、~を目指して、~を実行し、~という結果を出しました」

「なので○○円を希望します」

自分の専門性、新たな着眼点、過去や他者(他社)との違い、将来に活きる発展性、仲間との協調性、周りの力を伸ばす指導力、顧客に対する価値の大きさ、業績への貢献度、社会に対する影響等、自分の好きな視点で、好きなだけ表現します。

発表の仕方も自分で考えます。

そして、示した金額と説明に対して、一定数以上の社員から承認されれば見事にゲットできるという仕組みです。

何度でも、いつでも、誰でもチャレンジできますが、仮に承認が得られなければ、会社の人事考課システムに順じた給料になります。

これを通じて、会社の一員として仕事をしている自覚を持たせ、成長し、自立し、不平不満の中で働くのではなく、自律(主体的に働く)した労働環境を提供したいと考えています。

何よりも、社員の力を引き出せるとしたら、それは会社だけではなく、社員にとっても魅力的です。

更に、自分が取り組んだことを整理し、それを仲間へ報告することは、仕事をする上で大変に重要なことだと思っています。

人は誰でも、与えられたことに「ノー」と言うことは多くても、自分で決めたことには「ノー」と言わないものです。

例え、自分で決めたことに納得できなくても、次に再チャレンジする力を持っているのが人間なのです。

恥をかいたり、屈辱的な体験をした者は「シブトク」、そこから這い上がった者は、寛大で優しく、おおらかで心豊かな方が多いと感じています。

今回の記事と関係する、以下の第四章、第五章を参考にしてください。
(参照 https://note.com/kid839/n/ne2f533419956

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