儲かっている会社は「清掃」ができている理由
5Sに関する記事を連載中ですが、今回は5Sの中の「清掃」です。
これまでと同様に、現場&経営の視点で5Sを記します。
突然ですが、
ナゼ職場を清掃しますか?
いつ、誰が、どこを、どの程度まで清掃しますか?
清掃は外部委託でいいですか?
5Sの清掃とは、ホウキとチリトリでゴミを取り除くことですか?
ナゼ設備をピカピカに磨くのですか?
磨いて良かったと思ったのはどんな時ですか?
何を求めて清掃していますか?
皆さんの清掃は経営活動において、どんな効果がありますか?
身の周りを綺麗にすることで、精神が磨かれると考える方もいますが、周囲の共感を得るまでには至らないと考えます。
今回は出来るだけ多くの方に「清掃」の意義を理解して頂けるよう、私が工場の製造部門で働いていた時の事例を用いて記します。
この事例から私は「清掃」の意味が腹に落ち、「清掃って、そういうことか」「だから5Sに清掃が入っているのか」と納得した出来事です。
「清掃」の意味を知っておくと、「いつ、どこを、どの程度まで清掃したらいいのか」がわかり、精神論ではなく、論理的に「清掃」の必要性を理解して、実行できるようになります。
また「清掃」は、経営の質と効率の向上に直結する基本行動であることも納得して頂けるはずです。
自分の理解が深まるだけではなく、部下指導や5S活動の継続化にも結び付きますので、この機会に「清掃」の本質を押さえておきましょう。
それでは早速、事例を紹介します。
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