無駄なことを一緒にしようよ
勝たんコンで見た「Joy!!」という曲は、私に希望を与えてくれた。
日々の仕事で考えすぎて、仕事とプライベートの境目もわからなくなって、ストレスからか体調不良もずっと治らず病院に通ってしまう。
正直、最近そんな日々が続いているのだけど、タピオカちゃんふたりの歌う「Joy!!」を思い出すたびに、あの歌詞が私に深く染み渡る。
かわいいビジュアルでいつでもきゅるきゅるアイドルなふたり。
でも、苦労したことだってたくさんあっただろうし、悩むことだってしょっちゅうあるんだと思う。見せないだけで。
これは私の推測でしかないけど、流星くんと長尾くんは特になにわ男子のなかでも「かわいい」を重めに担当していることもあり、普段の顔とアイドルをしている時の顔がどこまで一緒なのかも読めない部分がある。そういう二人が歌うからいいのかなあとも思ったりした。
あとは、夜這星。
この歌詞にずっと救われている。
これもまた、多忙で青春時代のいろいろなことを犠牲にしてきたジャニーズJr.の男の子が歌うからより一層染み渡るし、小さいころから関ジュとして活動してきた流星くんがメインだからなおさら響くんだろうなと思う。
流星くんが学校の友達と何でもないことで電話しているのがすごく楽しい、みたいなことを言っていたのをすごく覚えているし、高校卒業前に卒業したら友達にあまり会えなくなるのがさみしいみたいなことを言っていたのも覚えているから。
大きな行事には参加できなくても、日常のなかの何気ない時間を大切にしていた流星くんが歌うから響くし、そもそも流星くんがあんなにきれいな声で歌えるようになっているなんて知らなくてびっくりもしたし…
そういう前提を踏まえて、無駄なことを排除することに一生懸命になりがちな世の中を生きているイチ社会人のわたしに、この歌詞は響くのだ。
無駄なことってときに必要だと思う。
無駄にしかみえない時間も、誰かの心をいやしたり、救ったり、何かしらの価値がある時間だったりする。
何でもかんでも効率化の時代だけど、それが全てではないと思うし、生産性をあげることがすべてでもないなと思う。
だから何もできないときがあってもいいし、うまくいかないときがあってもいい。
そういう風に思っていきたい。
わたしは本当に頭が固くて、こうしなきゃいけないとか自分でやらなきゃいけない、一人で解決しなきゃいけないとか思いがちなところがある。
それは仕事だけではなくて、SNSでもそう。
SNSの使い方は自由だし、Twitterだって好きなことを好きなようにツイートしていい場所だと思う。実際わたしもフォロワーさんのいろんな種類のツイートを読むのが好きだ。
だけど、一人の言葉が大きく拡散され誰でもインフルエンサーになれるこの時代に、わたしみたいな性格で生きていると、全く気を遣わずに発言することができない。
もし自分の発言が大きく拡散されることがあれば、おこがましい話だけどそれは時に西畑担の代表的な声として見られることもある。本人や関係者の目に触れない可能性もない。そういうことを考え始めると、できるだけ適切な言葉づかいでなにわ男子や大吾くんにとって有益なオタクでいられるように、ポジティブな話ができる人間でいたいと思うし、どういうスタンスでどういう風にふるまうことを大切にしていきたいか、とかもできてくる。誰かに何かを指摘されたわけでもないのに(笑)。
それでも、SNSを続けるのは、ここにいるオタクの友達たちと気持ちを共有したいからだし、本人たちや関係者の方々、なにわ男子が気になっている人に届いてほしい声が届きやすい場所でもあるから。考えすぎてしんどいな~と思うこともある反面、なにわ男子が気になっている人やいろいろな関係者の方々に「なにわ男子ってこういうところが魅力的なんだよ!」を発信できるオタクでもありたいと思ったり、「大吾くんのこういうところが好きです!」を伝えたいと思ったりもするから厄介である。
こんな風にいろいろなことを考えすぎて疲れてしまったり、パンクしそうになってしまったりすることもあるけど、それでもやっぱり私は自分の仕事が好きだし、SNSが好き。このままでいいのかな、と悩むこともたくさんあるし休むことも必要だなと思うけど、アイドルや楽曲や周りの友達に助けられて生かされて、これからも続けていくんだと思う。
アイドルって本当にすごい仕事だ。
プライベートも自由にできないような環境下で、辛いことや苦しいこともときにはあるはずなのに、それを見せずに笑ってくれて、元気をくれる。
そこにいてくれるだけで笑顔をもらえたり、この人に生かされていると思わされたりするって本当にすごいことだなと思う。
しんどいときだって絶対にあるはずなのに。
かれこれもう7年前の春、大吾くんと大橋くんがふたりでニコニコ笑いながら歩いているときにたまたますれ違ったことがある。ふたりはマスクすらもしていなくて、まったく変装をしていなかったから、すぐにわかった。まだ先輩後輩関係だった頃だし、ふたりの仲が良いこともまだあまり公言されていなかったころ。声をかけたりはしなかったけど、不思議な組み合わせだなって思った。夜這星を聞くと、その時のこともふと思い出すことがある。
なにわ男子のみんなも、仕事のときに限らずお互いがお互いのことを支え合いながら、ときに周りの大人とか仕事と全然関係ない友達とかにも助けられながら、幸せに生きてくれていたらいいな。
そしてわたしが「Joy!!」や「夜這星」に救われているように、何か別のエンタメで救われていたらいいな。大吾くんにとってはそれが東海オンエアなのかな(笑)
ほかのメンバーの話をしていても自分の話をしていても、結局大吾くんの話にたどり着いてしまうところ、我ながら西畑担だなと思う。
今日もわたしはタピオカちゃんの「Joy!!」と「夜這星」を思い出して、明日の仕事に備える。
少しずつ、一歩ずつでも、やるべきことをきちんとやれる大人として生きていきたい。
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