きこり社の空き部屋をカフェにしたい!(後編)
前編の続きです。
最近は東京へお仕事に行く機会も増えてきて昔よりは都会に慣れてきた私ですが、静岡生まれの静岡育ち、まだまだ緊張気味です笑。
そんな中、素敵なお店に出会いました。
「ファブカフェ」さん(↓)。ネットで検索していたら、レーザー加工機や3Dプリンターがあるということですぐに行ってみることにしました。
※写真はHPよりお借りしました。
ここがやばかったです。
お客さんの9割がマックを開きながらかっこよさげに作業をこなし、あちらこちらで打ち合わせが開催されていて、壁一面には大きなディスプレイでいろんな映像が流れていて、レーザー加工機の焦げたにおいが漂ってきてと、とにかく今まで行ったお店の中で
ダントツにバリバリのクリエイティブな人が集う空間
だったのです。(田舎者には刺激が強すぎて、正直ちょっときつかったですが苦笑)
同行していたきこり社のデザイン事業部長のくみちゃんが、「ここはなんかすごい!」ということで店員さんに話を聞いてみると、やはりオーナーが
ロフトワーク
というとても大きなクリエイティブ会社さんだということがわかりました。(ほんとに面白い企画をたくさんされているのでぜひHPをみてみてください!)
帰りの新幹線で、「きこり社の空き部屋であんなカフェをやったらいいじゃないだろうか」と提案してくれ、それはめちゃくちゃ楽しそうだと即決で話を進めることにしました。それからというもの、玉川に全国のクリエイターが訪れるようになったらと想像するだけで、夜も眠れないほどワクワクしてしまいました。
しかし、課題は山積みです。とにもかくにも
玉川は未だににADSL回線
です。光が使えないのでインターネットがめちゃくちゃ遅いです。これに関してはウルトラCの解決策がうまくいくかもしれないので進めているところですが…、それよりももっと重要な問題があります。それは、
どうしたらクリエイターが玉川へ来たくなるのか。
ここに来るメリットがなければ誰も来ないわけで。これは大問題です。
そんな課題が見えたとき、このnoteの初回でお話した音声メディア「voicy」にあるキングコング西野亮廣氏のチャンネルで、まさにドンピシャな話をしていた回があったのを思い出しました。
↓以下、西野氏の話のザクッとした要点
「クリエイターが集まる場所を作りたいんです!」
という話をよく聞くが、その多くが
「まだ一人も集まっていない時に、最初に足を運ぶクリエイターのメリットが考えられていない」
「クリエイターが集まればきっと何か面白いことが起こるはず」という仮説が最初にあったと推測されるわけだが、それだけでは集まるはずがない。
ではどうしたら集まるのか。
「まずは誰かが、圧倒的な作品を作り始めることだ。」
以上。
この話を自分たちに置き換えたとき、私たちは一体どんな「作品」を作りたいのだろうか。
その答えは、「カフェをやったらどうか!」という話を聞いた瞬間にビビビっと来た時の気持ちとしっかり向き合い、言葉にすることで見えてきました。
カフェ構想にビビビっと結びついたのは、きこり社の新しい理念(「きこり×クリエイティブで山の価値を10倍にし、山と関わる全ての人を幸せにする」)でした。
今年の目標を「挑戦」と決めた瞬間に、
「山の価値を10倍にする」ことに「挑戦」しよう!
と決意しましたが、これが西野氏がいうところの私たちにとっての「作品」に間違いありません。
ただ、「作品」というとなんか見てもらったり褒めてもらうために作っている、ような感じに聞こえてしまうなと思うし、やはりちょっとというかだいぶしっくりこないので「挑戦」と言い直しておきます。
とにかくこの途方も無い「挑戦」に本気で挑んでいくことで、自ずと事務所の空き部屋はフル稼働され、クリエイターのみならず、山に関わる様々な方々がいつでも気軽に訪れる空間になるに違いありません。
そんな方々から漏れなくお茶代をいただけば、あっという間にカフェの完成というわけです♪(言い方すみません笑)
冗談はこれくらいにして。
沢山の方々の力を借りなければなし得ることのできないプロジェクトに、とにかく取り組んでしまうしかないんだ、そう改めて奮い立ったのであります!
そんなこんなで、どんな形態になるのかはまだわかりませんが引き続きカフェ計画を進めていき、進捗状況をアップしていこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします!
最後までお読みいただきありがとうございます!
ではおやすみなさい。