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カフェじゃない!?

4月からコロナの影響で予定通り暇になりましたので、早速デザイン事業部長のくみちゃんと第一回カフェ計画ミーティングをしました。

まずは保健所で基本事項を確認してきてくれたようで、その報告を基に計画が少し具体的になってきましたのでご報告です。

保健所での相談の結果、カフェ計画は以下の3つのどれかの方針で展開することになりそうです。飲食店経営に携わる方にはあまりにも当たり前の内容だと思いますが、自分たちは1からのスタートになるのでまるで親鳥(木の上に立って雛を見守るという意味が込められたこの字が昔から好きです)のような暖かい眼差しで見守っていただければ幸いです。

保健所で確認した結果、選択肢は3つ!
①飲食店の営業許可/何でもできるようになる
②喫茶店の営業許可/最低限のことができるようになる
③無許可

気になりますよね、無許可営業笑。こうして並べてみると気になって仕方ありません!

が、安心してください、もちろんやばいことをするつもりはないので悪しからず笑

結論から言うと、③でスタートして①を目指すのがいいかなと自分は思いました。

それぞれの条件についてもう少し細かく見てみますと、

①の飲食店営業許可を取得するには、キッチンとトイレ周りの大幅な改築が必要になりますが、その代わりソフトドリンク、アルコール、ハンバーガーなど何でも提供が可能に。

②は、①よりもできることが少なくなるがキッチンの改装などは変わらず必要だからメリットが低そう。また、来年の6月以降に法改正がありどうなるかわからないのでとりあえずあまり詳しくは聞いてこなかったそうです。

③は、提供するものが封を切っていないペットボトルや焼き菓子などを、そのまま商品として購入していただき、自分で開けて食べてもらうスタイルであれば、特に何の許可もいらないと言うことでした。これは、お土産屋さんで買ったお菓子を横の休憩スペースで勝手に食べてもらう、といったイメージで考えれば無許可なのも納得。そのかわり、お店側が盛り付けをして出すことはNGとなります。


私たちは特に飲食店の経験がなくど素人であり、その世界のプロになりたいわけでもありません。

ただただ、事務所の空き部屋をフル活用して面白い方が集まってきてくれる空間にすることで、その方々と繋がることができ、「山の価値を10倍にする」作戦を一緒にたくさん生み出していくことができたらいいな!と言う思いが原点です。

よって、この先も自分たちの手作り料理や飲み物の魅力(本来のカフェの魅力)でお客さんを呼ぶと言うところを目指していくことにはならないと思うので、となると、きこり社カフェ(仮)で提供するものは、いずれにしても基本はお取り寄せ(仕入れ)した商品になるのではというところで落ち着いています。

そんな話をしていると、前々から気になっていた東京新橋にある烏森百薬(からすもりひゃくやく)さんというカフェand居酒屋さんが面白いなあと気になっていたのを思い出しました。↓

この記事にもあるように、メニューの多くは全国のお取り寄せ品がベースで、それに少しだけ手を加えて提供するというスタイルで経営されています。

これが、うちにもあっているのかなと。(素人でもやれそうだなというわけではなくて笑)

烏森百薬さんがなぜお取り寄せ品を使っているのかかもこの記事にわかりやすく書かれていますが、

従業員に時間の余裕ができるので、その時間をお客様の満足度向上に当てられるからよりお客様が喜んでくださり、結果的に従業員にもいいお給料が渡せる、そんな仕掛けになっているということですね。

すごいなあ、、常識を根底から疑うことで生まれたモデルなんだと思います。

お取り寄せ品は原価が高いからお店で使うなんて考えられない、という常識。

これを覆すために、原価率を下げるための途方もない苦労や工夫があったと推測されますし、僕たちには想像もできないようなブランディングの仕掛けや、努力があってこそ成功されているのかなと思います。

コンセプトひとつでお店はいろんな可能性があるんだなとワクワクしてきてしまいました。

このモデルを参考に考えると、きこり社カフェはどんな感じになるんだろうか…。

そもそもここオクシズという山間地(市街地から車で30分)にあるカフェに足を運ぶ理由が、全国のお取り寄せ品が食べられるからでは意味がわかりません。きこり社の場合はやはり、

①オクシズの色んな美味しい商品が食べられる、

がしっくりきそうです。

実は先日、静岡浅間神社内にある休憩処にオクシズの物販什器を納品させていただきました。


https://www.facebook.com/292443187617229/posts/1290583261136545/


ここには、オクシズで加工、生産された商品が並んでいます。

「井川のらり屋」さん

https://gramho.com/explore-hashtag/%E4%BA%95%E5%B7%9D%E3%81%AE%E3%82%89%E3%82%8A%E5%B1%8B


の在来雑穀クッキーなどはすぐに売り切れてしまう程めちゃくちゃ美味しい人気商品ですし、玉川を代表するお茶農家、Sitajima園の佐藤君が作るお茶や和紅茶など、すぐにカフェの主力商品になってくれそうなものばかりが並んでいます。

他にもオクシズには実はかなりの商品が誕生しているので、それらを山の向こうからお取り寄せして提供させていただけないかなと(オクシズの皆さんぜひよろしくお願いします!)。


さらに、

②わざわざ山まで来てノマドワークをしたい、

と思ってもらえる魅力も用意しなければなりません。ここはまだ全然イメージ湧いてません苦笑 が、一番の重要ポイントだと思いますのでこの暇な時期を利用して一気に考えていきたいと思います!

さて、しかしそうすると、そもそも

カフェと名乗っていいものなのでしょうか?

カフェと聞き、出来立ての料理やスイーツを期待してお越しくださる方のイメージとけっこう違ってしまうのではないかと…。

そのあたり、皆さんどうでしょうか?

カフェでないとすると、コワーキングスペースとか貸し会議室とか、どちらも堅苦しくなってしまう気もするし、でもどちらかというとそっち寄りかなあ、、、という感じで落とし所が見つからないままミーティング終了。

スタートの目的からはブレずに、自分たちにできることをうまく組み合わせてコンセプトを決めていかないとなというところです!

そんな感じで、引き続き計画を練っていきたいと思いますのでぜひお楽しみにー!


最後までお読みくださりありがとうございます!


追伸、

先日のきこり募集の記事を見てすぐに電話してきてくれた方がいて、早速1日きこり体験をしてくれましたのでそちらもまたそのうちご報告できればなと思います!

ではでは。










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