きこり部長の矢野くん
今夜は本人に許可なくこんなタイトルでお送りしようと思っております笑
僕にとって人生で始めての雇用。
矢野くんが玉川きこり社へ入社してくれたのは、今から4年程前になります。
もともとは
東京で不動産の営業マン
をしていた矢野くんは、「山で働き、山に住みたい」との思いからネットで「きこり」と検索して弊社をみつけ、「気軽に」問い合わせてきてくれたんだそうです。
あれよあれよという間に移住先の古民家も借りられることになり、とんとん拍子で入社の運びとなりました。
入社初日から、
超体育会系な日々
でした。まじで、とにかく、よく続けてきてくれました。もし矢野くんじゃなかったらみんな絶対に辞めてしまってただろうな、今思うとほんとにゾッとする程に、厳しく、時に理不尽に指導してきてしまいました。
未熟な先輩でした。
今彼には4人の部下がいて
きこりチームを任せています。
こんなにチームから慕われているリーダーはそんなにいないのではないかと本当に思います。誰よりもきめ細かく状況を判断して段取りができる、自分とは真逆のタイプ。
彼がいなかったら今のきこり社はありませんし、
これからもありえません。
去年まではとにかく「きこり事業部」の土台づくりに専念しました。林業は命がけの仕事です。それをみんなゼロから形にしていかなければならないのですから、並大抵な努力ではなし得ません。他のみんながやりたがらないような体力を使うハードな仕事ばかりを選んで修行を重ねていきました。みんなが体力の限界にきている時は、決まって矢野くんが
「飲み会をやらなければチームが持ちません!」
と叫び訴えてくれ、そしてすぐさま猛烈に酒を浴び、自分の見えないところでチームの様々なケアをしてくれたことで奇跡的に一人も辞めることなく続けてくることができました。経験年数はまだまだ少ないですが、正直なところ、今私たちのきこりチームは「やる気と体力」だけなら
他に負ける気がしません。
ここまでのチームにしてきてくれた部長の矢野くんには感謝しかありません。
こうして現場のことは大抵を矢野くんに任せられるようになり、自分は今
「きこり × クリエイティブ」への挑戦
に一気に舵を切ることができるようになりました。まだ公表できるものが少ないのですが、すごく面白いプロジェクトがいくつも立ち上がり始めています。これについてはこれから徐々にお伝えしていきたいと思います。
矢野くんは、
木登りの仕事(特殊伐採・空師)
も、かなりの難易度をこなせるようになってきました。今日もとても大きな大きなクスノキの剪定というビッグプロジェクト(タイトル画像)に挑んでくれていました。夕方現場にかけつけると、樹上で強風に吹かれながら夕陽に輝く劇的な姿に目を奪われました。切り落とされた膨大な枝葉を延々と人力だけで片付け続けてくれていた手元の二人も鬼気迫る形相でした。過酷な状況で戦っていた彼ら。あまりに手前みそではありますが、めちゃくちゃにかっこよかったです。
どこの現場へ行っても
「いい若い衆が集まってるなあ」
と言ってもらえる自慢のチーム。そんなチームを率いる矢野くんのことを語りたくてしょうがなかった溢れんばかりの気持ちも、ここまでベタ褒めしてくるとさすがにだいぶスッキリしましたので、満足まんぞく笑
そろそろ寝ることにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次はちょこっと構想を描き始めた一つのプロジェクトについて書いていきたいと思います。
ではおやすみなさい。