12/11「『学び』がわからなくなったときに読む本」発売記念 鳥羽和久さんトークイベント。時間変更 18時スタートになりました。
鳥羽さんの著書、「おやときどきこども」(ナナロク社)を夢中になって読み終えたとき、「はて、わたしはよい親(大人)なのだろうか」と、
イタイ疑問をつい(真面目に)自分に向けてしまった。
「寺子屋ネット福岡」の主宰として、毎日たくさんのティーンエイジャーのリアルを見てきた鳥羽さんが綴る「刺さる言葉」のジャブを求めて、「親子の手帖 増補版」(鳥影社)、「君は君の人生の主役になれ」(ちくまプリマ―新書)と立て続けに読破したのは、「親」という筋肉を鍛えたかったからかも知れない。
そんな鳥羽さんの新刊『「学び」がわからなくなったときに読む本』(あさま社)の発売を記念したトークイベントを波羅蜜で開催します。
学校では暗記偏重の「勉強」が敬遠され、「アクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び)」という技法が積極的に取り入れられている昨今。
果たしてこの「学び」を大人たちはどこまで理解し、そして実践しているのでしょうか。
競争原理に基づく受験の渦中にいる家族、丸暗記教育に疑念を抱き子どもを自由にさせたいと願う親、子ども時代に「勉強」とうまく出合えずに未だ苦手意識に囚われる大人。
この本は、「学び」という言葉への疑わしさの感覚や違和感を足がかりに、本来の「学び」の深淵を見つめた対話集。
対談の相手には、千葉雅也(哲学者・作家) 矢野利裕(批評家・DJ・中高教諭) 、古賀及子(エッセイスト)、 井本陽久(いもいも教室主宰・数学教師)、甲斐利恵子(国語教師) 平倉 圭(芸術学者) 尾久守侑(精神科医・詩人)と、個性豊かな顔ぶれ。
本書のあとがき「おわりに」から。
「この本を手に取ってくださった方であれば、自分なりの学びが途絶えてしまえば、自分の思考が正気を失ってしまうこと、それによって自らの生命の瑞々しさまでも失われてしまうこと。そういった危惧を多少なりとも抱いていらしゃるのではないでしょうか」
たくさんの方々のご参加をお待ちしています!
鳥羽和久さんプロフィール
1976年福岡生まれ。学位は文学修士(日本文学・精神分析)。
大学院在学中に中学生40名を集めて学習塾を開業。現在は株式会社寺子屋ネット福岡代表取締役、唐人町寺子屋塾長、及び単位制高校「航空高校唐人町」校長、オルナナティブスクール「TERA」代表として、小中高生150名余の学習指導に携わる。
塾の1階には書店&雑貨「とらきつね」があり、「宗像堂」のパンも置いている。
web連載に、webちくま「十代を生き延びる 安心な僕らのレジスタンス」、晶文社スクラップブック「旅はしても僕はそのまま」http://s-scrap.com/9434など。
「『学び』がわからなくなったときに読む本」 発売記念トークイベント
2024年12月11日(水)18時スタート(17時 30分開場)
参加費:1500円
飲み物と軽食のご用意あります。ご予約は波羅蜜のインスタ か、
お電話 090-8511-0607(受付時間 金〜月 11:30-15:30)までお願いします。