ポジティブな思い込みで生活を変える
留学生の中には、自分の英語力が全然伸びていないと感じる人もいる。
またラグビー留学生の中には、自分はパスがあまりうまくないと思っている人もいる。
またあるいは、留学を始めてすぐの人の中には、周りの人が自分のことを嫌っているのではないかと思っている人もいる。
英語が全然伸びていないと感じている留学生は、すごく焦って、どうやったら英語が伸びるんだろうと悩んで、それで自信をなくして、勉強がなかなか進まなかったりする.
パスがうまくないとを持っている留学生は、せっかく持っている他の良い持ち味をうまく出せなかったりする。
そして、人に嫌われてると思っている留学生は、留学生活に溶け込めなかったりする。
でも現地でサポートをしている私たちからみると、その留学生は英語がどんどん伸びていたり、 コーチに聞くとあの子はパスがうまいと褒めていたり、周りの人はその留学生のことを嫌っていなかったりする。
そういう留学生たちを見ていると、英語が全然伸びていないと感じていたり、パスが上手くないと思っていたり、周りの人が自分のことを嫌っていると思っていたりするのは、単に彼ら彼女らがそう思い込んでいるだけなのだ。
そして自分で思い込んだことを事実だと確信することで、悩んだり自信を失ったり、実際に勉強が手につかなかったり、自分の持ち味を出せなかったり、そして留学生活に溶け込めなかったり、彼ら彼女ら自身や、生活への影響が実際に出る。
簡単に言えば、自分でネガティブなことを思い込んでいる状態は、事実と違うストーリーを勝手に思い描いて、それをあたかも事実のように思って、それが自分自身や自分の生活に影響を与えている状態だ。
昨日のブログで「ロックダウンやアラートレベルなどというのは、自分の生活の中に入ってきてそれを脅かす確固たる事実というものではなくて、自分自身の外側にある単なる情報に過ぎない」と書いたけれど、自分でネガティブなことを思い込んでいる留学生は、 自分で勝手に新しい情報を作り出して、それを事実だと思い込んで、 その情報をもとに自分が何かを感じたり何かをしたりしているだけなのだ。
自分の頭の中で思い描いたストーリーを、つまり自分の中で作り上げた情報を、 事実だと思い込んで、 それで自分自身や自分の生活を実際に変えている。
もしそういうことができるのであれば、 ものすごくポジティブなストーリーを頭の中で思い描いて、その情報をもとに、自分自身が自分の生活を変えることも、きっとできるだろう。
本当に英語力がなかなか伸びない人が、逆に自分はきっと英語力はどんどん伸びるのだと思い込む。
本当にラグビーでパスがあまり上手くない人が、逆に自分はパスは必ずできるのだと思い込む。
本当になかなか 現地の生徒達とうまく付き合うことができない人が、逆に自分は必ず周りの人とうまくやっていけるのだと信じ込む。
そしてそういう、自分の頭の中で作ったストーリーを、自分の頭の中で作り上げた情報を、まるで事実のように思い込んで留学生活を送ってみると、しばらくすると、本当に英語力がついたり、パスがうまくなったり、学校の人気者になったりするのではないだろうか。
もし今、留学をしていて自分に自信が持てなかったり、ネガティブな自分への評価でうまくいってなかったりする人がいるならば、一度自分の中で今度は、ポジティブなストーリーを思い描いて、それを事実だと信じ込んで、それをもとに行動してみる、というのもいいのではないだろうか。
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