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中学高校生にはまずはこれが必要
長く中学高校留学生をニュージーランドでサポートしてきて、やはりここ何年かは、十代の人たちが以前と少し変わってきたように感じる。特に、Covid-19前と後とでは、どこか根本的なところが変わったと思う。
具体的にどこがどう変わったのかを話し出すと長くなるし、まだ言葉で表すには難しい部分もあるけれど、一つ言えることは、彼ら彼女らには、まず最初に、以前よりもより強くて明らかな「周囲からの承認」が必要だということだ。
昭和のスポコンアニメが流行ったころには、子どもにはとにかく厳しく接して、ときには強く突き放すところから始めるのも一つの方法だ、ということが、多くの大人や親たちに共有されていたように思う。
ライオンが生まれた子をがけから突き落として上がってきた子だけを育てる、などというまことしやかな話が、人間の子育ての一つのたとえとして肯定されていたこともあった。
今は明らかに違う。
最初に突き放したり、厳しく接することは、今の中学高校生にとっては、プラスにはならないどころか、心に大きな傷をつけてしまうことにもなりかねないし、周りの大人たちとの関係もうまくいかない。
彼らに対しては、まずは「受け入れる」ことが必要だ。
彼らの言うこと、彼らの行動、彼らの感性、彼らの考え、そんなものをじっくりと見て、聞いて、周囲の大人がまずは受け入れる。
そして、特にある部分については、たとえそれが周囲の大人の感性や考えと異なっていても、「あなたがそう感じ、考えるのなら、それでいいのではないか」と、できるだけ承認する。
そうやって、彼らとの関係を築いた後に、ようやく、厳しい言葉や突き放す態度を、うまく見せる。
それぞれの人たちと、それぞれの状況にあわせて、この順序で進めると、多くの場合は、いい関係を築くことができるし、彼らのその後の成長にもつながる。
彼らにはまず最初に、周囲からの承認が必要なのだ。
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