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フェアネスとリスペクトが大切

以前にも弊社のブログでも書いたけれど、ニュージーランドでは、フェアネスとリスペクトは、とても大切なものとして扱われることが多いように感じる。

フェアネス(Fairness)は公正という意味に近い言葉だけれど、もう少し広い意味でも使われるようだ。また、リスペクト(Respect)は、弊社のYouTube 動画でもアップしているけれど、ニュージーランドでは年齢や立場に関係なく、双方向に求められる概念だと思う。

日本で日本語を第一言語として暮らしている人に比べると、より頻繁に、もっと言えば、常に、「この言動行動は、フェアなものだろうか」「これはリスペクトフルな行為だろうか」という基準で、自分や他の人のことを測ることが多い印象だ。

行動基準の一つとなっていると言ってもいいかもしれない。

大雑把に言えば、日本では、「今自分がやろうとしていることは、誰かに迷惑をかけないだろうか」と考えて行動するのに対して、ニュージーランドでは、「今自分がやろうとしていることは、フェアでリスペクトフルな行為だろうか」と自然に考える。

もちろんこれは、誰かからの自分に対しての言動や行動にも当てはめる。

だから、もし自分の言動や行動に対して、「それはアンフェアだ」とか「ディスリスペクトフルだ」などと言われた時には、比較的大きな問題としてとらえることが求められるだろう。日本で、「あなたのその言動行動は、他の人に迷惑です」と言われるくらいのインパクトは少なくともある。

まあ子どもたちはよく「アンフェアだ」などというけれど、大人が友達でもない他の人に向かってはっきりと「アンフェア」「ディスリスペクトフル」と言うことはあまりない。

ニュージーランドで留学をしている留学生たちも、これらの言葉を周りの人がどのような意味で使っているのかをだんだん理解していく中で、フェアとかリスペクトが持つ意味も理解し、それらを行動基準として身につけていくのだ。

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