エッセー、はじめます〜いつか誰かを見送る〜
皆さん、こんにちは、かえるのお母さんです。おたまじゃくしではなくて、なんだろうなと疑問に思う方もおられるかもしれませんが、私は蛙愛好家の母であり娘です。これから、しばらくの間、エッセーをnoteに記していくことにしました。
これを書いている日は、父が亡くなってちょうど13カ月目、喪から明けました。91歳の父が終末期を過ごすときにたくさんの思いがあり、そして、大往生ののちにもたくさんの思いがありました。それらを少しずつこれから記していこうと思います。誰にでも、終わりが来ます。そして、見送ることもあります。それは、私だけではありません。
このエッセーに先立って、noteに「つぶやきと写真」のスタイルで2020年の1月から少しずつ、リアルタイムの心持ちを記していました。それらは、今、振り返ると、とても大切な道標になっていることがわかります。そうしたリアルタイムを織り交ぜながら、これからエッセーを続けていきます。
私は、医療従事者の資格を持っていますが、フロントラインで仕事をしているのではありません。医療従事者の業務のコーディネートや関連する人々を結びつけていくのが仕事です。また、仕事の上でデザインを学ぶ必要を強く感じて、京都芸術大学(旧称 京都造形芸術大学)の通信教育学部で学びました。デザインの仕事もしていますが、在学中にアートの力を社会にどう広げていくか、大きな命題に出会い、医療従事者としての感性も大切にしながら、アート制作やプロデュースもしています。ケアとアートはとても大切な軸です。表現をすることでその人らしさを引き出すこと、表現をすることでその人らしさを見つけること、は人間の性質として大切なものだと考えています。
アートとケアの間を行き来しながら、アドバンスケアプランニング(ACP)について、じっくり考えてみたことや、実践してきたことが、これからいつかの誰かの役に立つのではないかと考えながら、エッセーをスタートしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
まだまだ、noteの初心者です。あんまり上手な使い方ではないなあと自分でも思いますが、書きながら良くなる、より良いものになるように、願っています。目標として、毎週1つずつ書いていきます。それが、いつかの誰かのために、何か響くものがありますように。
<写真は、父が空から見下ろしているとしたら、こんな風景かも、と思った写真です。海釣りが好きで、この地に暮らして40年あまりでした。神戸空港や大阪伊丹空港発着のフライトで見ることができます。記憶に残る場所の写真をたくさん使いますが、それ以外にも写真を用意しています。お楽しみに。>
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