曲の長さ。の前に
そうそう本と言えば(白々しいですか?)、
最近たまに、iPadで本を読むことがあるんです。
電子書籍ってやつです。
意外に良く出来ていて、ページをめくる感じとかもストレスなく、ちゃんと内容に没頭できちゃうんです。
ああすごい。
ただ一点「やっぱお前は本とは違うぜ」なところがあって、それは、
“残りのページ数が感覚として掴みにくい“
ってことなんです。
物語にせよモノの本にせよ雑誌にせよ、人間って、知らず知らずのうちに「いま、この本のどのあたりに自分が居るのか」ってのを感じながら読んでいると思うのです。
ああ、あと紙が5枚くらいしかない。もう終わりだなー。とか、
うおー! まだ序盤なのに主人公死んじゃうの!?? だとか、
このへんはもうメインの記事じゃなく小粒の雑記だなー、読まんでええわ。とかとか。
これって、本を読む行為にとって、とても大切な感覚だと思うのです。
だもんで電子書籍よ、アップデートで少しづつは改善(下に“今このへんよ目印“みたいなのが表示されたり)されてはいるけれど、もうちょいそこ、考えて欲しいです。
あるいは、それを逆手に取った作品が出てきて欲しいです。
“下のページ目印“まで逆手に取ったミステリィとか読んでみたい。
さて、音楽です。
音楽だって当然、「いま曲の中のどのあたりか」ってのを意識して作ってゆきます。
歌詞もメロディもアレンジも。ところで、曲の長さと構成ってのは本来無限の可能性があるはずなのに、なぜかみんな似たり寄ったりですよね。
歌モノに限った話ですが。
うん。でもそれを話し出すと長くなるので、続きはまた明日にでも書こーっと。
だっていまから沖縄料理食べに行くんだもん。
(2012.2.10のアメブロ記事より移植)