【ガールズボーカルプロデュース】And Friday⑧前回の投稿が内容が薄くてそろそろ飽きられてる感は否めないがそれでもめげずに続けてみる
前回の内容が薄い投稿はこちら↓
さぁ、いよいよ活動開始だ。
まず、出来ることは何だ?
とにかくまずライブが出来るところまで持っていきたい。
ほぼバンド素人の2人のボーカルがライブで歌うのに必要なことは?
もちろん歌が下手というわけではないが、それはカラオケレベルの話。バンドの中で歌うには圧倒的に声量が足りなさすぎる。
そしてバンドの中で歌うためにはきっちりとしたモニタリングが必要になる。自分の歌っている音を聞き分ける能力だ。
そしてパフォーマンス。ダンスを踊るわけではないが自然にかっこよく身体が動くようになるためには?
それらの要素を具体的に身につけるには?
今まで、レーベルやマネジメントで面倒をみてきたバンドだと、そういうことは自然に身に付いていた。当たり前だ。自分と出会うころにはライブやツアーを重ね、バンドとしてのスタイルを確立し、周りから評価を得られるレベルになっている。
しかし今回は今までとは全く違う。
0からに等しい。
これは大変だぞ、、、
時間もかかりそうだ。。。
しかし長年のバンドを見てきたから、何をすべきかは明確に分かるつもりだ。焦らす、一つ一つ成長させていくしかない。
まずは声量の問題。
声を出すボーカルは結局のところ、身体が楽器だ。つまり身体を鍛えるしかない。もちろん筋トレをガンガンしろ、というわけではなく、声を出す為に必要な筋肉を鍛える。そして息を出す量を増やす。それしかない。ボイトレだ何だといっても、結局は声を出す筋肉が無ければ、声量は出ないのだ。速く走るためにフォームばかり追い求めても、筋力がなければ速くは走れないのだ。
そして、次の要素はモニタリング。
もうこれは実際にバンドで合わせるしかない。バンドで他の生の楽器がなっている中で自分の声を聞き分ける能力やコツを掴む。
特に今回のプロジェクトは2人の歌のアンサンブルが特徴になっている。ハモリがガンガン入れ違うのだ。それにはこのモニタリングが必要不可欠な能力になるだろう。
最後にパフォーマンス。
これはイメージをするために、色々なライブの動画を見たりして研究する。そして実際に動いてみる。自然に身体が動く様になるには、1人でパフォーマンスするより、やはりバンドの中で周りとのノリで相乗効果を得ることが近道だ。イメージをしてもらいつつ、バンドと合わせる中でどんどん試していくことで培われる。
と、これらのことを、念頭におきながらスタジオでリハーサルを繰り返すしかないのだ。
そして、それから数ヶ月の間、スタジオリハーサルは続いた。BさんもCさんも徐々に打ち解けていった。Bさんは割と能天気であっけらかんとポジティブ思考、Cさんはネガティヴで慎重派、と性格的には真逆だったが、だからこそ相性が良く見えた。(女子同士だからか、お互いに本音は中々明かしてなかった感じだったが、、、)
それぞれの誕生日にはプレゼントをあげたり、食事に行ったりと、週1回くらいの割合でコンスタントにリハーサルを重ねた。歌だけの時もあれば、周りにサポートしてもらってバンドとしてのリハーサルも少しづつ増やしていった。
それまではフィンさんが歌っていたデモの音源を2人に渡し、それを元に練習してきてもらっていたが、リハーサルも重ねてきたから、思い切ってデモ用にレコーディングもしてみた。
さらに、2人は表に出て話したりすることに慣れていない。人前で話すということ、観られているという意識で話すこと。そういうところも鍛えなければならない。それを解消するためにYouTube channel も試験的に開始した。
バラエティーっぽいことや、活動の一部を公開したり、色々なことをやった。そこで、2人で歌ったデモなども公開し始めた。もちろん知名度は0で、最初は誰も見てくれていなかった。それでも練習を兼ねてコンスタントに動画を出していっていた。そんな時期が1〜2ヶ月続いた。
少しづついろんなことが形になってきた。
これはもうそろそろライブを決めていいんじゃないか?
そしてそこを目標に置いてハードルと意識を高めて、動いていけばいいのでは。と思い始めた。
思い立ったら吉日、(使い方合ってる?)とりあえず4月(2020年)にライブを決めてしまった。
さぁ、ライブに向かって、進んでいくぞ!と皆んな期待と不安が入り乱れながらも、またリハーサルを重ねて行ったのだった。
知らない人からコメントが付いて上がり気味。ファーストMVはこちら↓