メキシコわくわく(メキシコ旅行日記②)
うとうとしながら、直行便でメキシコシティに到着。まだ午前中。
ゆっくり寝れて、体調は万全。
メキシコ、出発前からあまりいいニュースが聞こえてこない。新しい大統領に女性大統領が決まったこと、その選挙選で、多くの死者が出たこと。
もしかして、思っているよりも治安が悪いのかもとか考えてしまう。
しかし、その影響か旅行直前にペソが暴落。それまで、14円ぐらいまで上がっていたのが10円台に。よかった。
旅行前に気になったことは両替をどうするか?という話。
そもそも現金ってそんなに必要なのか?大体カードでいけそうだけど、ペソの両替しているのは空港?
結論。
海外クレジットカードのキャッシングが一番手数料が安いので両替はしないことにしました。
さて、ようやく着いたメキシコシティ空港。
空港はなんだか牧歌的。ざわざわしている。
妻は東南アジアみたいと言っていた。
まずはコンビニでコーラを購入して一服。とりあえずカードで支払えるのに安心。
空港内の銀行(キャッシュディスペンサー)がなかか見つからないので少しドキドキしたけれど。(両替所はいろいろなところにあるけど)やっとVISAカードの表示を見つけました。
スペイン語をGoogleカメラ翻訳を駆使して、5000ペソくらいを換金。今回の旅行、Google翻訳をフル活用できたのが、何よりも助かりました。スペイン語、本当に、難しい。レートは1ペソ=10円弱。手数料を含めて、48,000円くらいか?現金多すぎる気もしたけれど、マーケットでは現金じゃないかという予測もあって多めに。結局、思った通りで、マーケットでの買い物はやっぱり値切ったりしたので、現金が強かった!
次はタクシー。タクシーは、カウンターがあったのでとてもスムーズ。空港からの料金が決まっていたので安心してホテルに。タクシーが走り出して目についたのは、壁画、壁画、壁画。決して上手くないし、ちょっと毒々しいけど、公共の壁に絵が描かれているのは、少し面白い。グラフィティという感じではなく、メキシコの壁画文化の流れなのだと思う。
ついに来ましたメキシコ。街の空気がなんだが雑多で、ちょっと治安の悪そうな感じは僕にはちょうどいい。違う街の空気を肌で感じられ海外にいることを実感。
タクシーで30分くらいで妻が選んだホテルに到着。そういえば妻まかせで全くどんなところに泊まるのかも知らない。こんな感じで海外に来るのは初めてな気がする。今回はほとんど妻任せ。
DOWNTOWN MECICO HOTEL
https://downtown.hotels-mexico-city.com/ja/
一階がレストランになっていて、とてもいいホテル。コンシェルジェ(ワイルドスピードのヴァン・ディーゼル風)がとてもいい笑顔。
部屋も天井が高くて、ちょっといいホテルなのかもしれない。ワイルドスピードに今日、フリーダカーロの美術館に行く伝えると、送ってくれるとのこと。しっかり料金はとられそうだけど、まあいいかって感じで送ってもらうことに。
天候は、カラッとしていて、雨季と聞いていた割に雨は降っていない。
ワイルドスピードの名前はアルマンド。とても陽気で、彼がいるだけでこのホテルはいいホテルではないかと思う。アルマンドの安全運転!で、フリーダカーロの家に。
予約が必須!らしい。当然妻がしっかり予約。
予約時間まで少し時間があったので、近くのマーケットのコヨアカン市場に。
ここで食べたタコスが美味しかった。メキシコで初めて食べたタコス。
美味しすぎてびっくりしました。(結局、今回の旅行のベストタコスはここのタコスだったのだけど)、旅のスタートとしては最高でした。
タコスでお腹を満たして、いざ、フリーダの家に。
フリーダ・カーロに思い入れはあまりないけど、以前イギリスでの美術館の衣装の展示の時のカタログは取り寄せたりしたことはあります。失礼な話、フリーダには作品より衣装に初めに興味があった。次に興味を持ったのはやはり人生。不思議な人生だと思う、彼女の人生は。映画は見ていないのだけど、彼女の実像ってなかなか掴みにくような気がする。激情な性格な印象があるけど、繊細な面を持ち、画風は独特。
作品に対して、好みかと言われたら、好みではないのが本当のところ。今までいろいろな作品を見て来ているとは思うのだけど、最近、絵をみた時の感想は、好みの絵だなとか、この絵好きだなとか、絵描きとは思えない感想になってしまっている。どうしてなのかよくわからないけど、多分1週まわって絵画の歴史やコンセプト、紐解いていくのが少しめんどくさくなっているのだと思う。
当然、フリーダの絵はきちんと評価されなければならない作品であることは確かなのだけど、僕には強すぎる作品な気がする。
フリーダの家で彼女の生活と、作品(小品だけど)を見て、どう思ったか?
彼女の代表作や、有名な自画像より、素直に描かれた絵に好感を持った。
自分の好きなものに囲まれて生活していた状態が綺麗に保存されていて、彼女の好みがよくわかり、親近感をもった部分も多かった。
トロツキーとの関係が色濃く残っていたり、当時の共産主義への憧れに似たものが随所に見られるけど彼女の作品からはそんな政治的なものを感じない。彼女の作品は自己の内面の表現がテーマのように思えるので。ゴダールもそうだけど、共産主義への憧れは残念ながら僕らの世代にはよくわからないものなのか知れない。
そして、フリーダ・カーロの家はなにより庭が美しかった。
③に続く。覚えていることを箇条書きのように書いているので読み返してみて文章がイマイチなのはよくわかるのだけど、とりあえず毎週更新目指して書いていきますメキシコ日記。
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