猿投神社(さなげじんじゃ)の謎を解きたいのだ。vol.1
こんにちは、黄蝶アミです。
今日は2022年3月21日。
春分の日でもあり、「宇宙元旦」という日でもあるそうですね。
それが何かはよく分かっていないけど、
今までの価値観とか固定概念とかが、ガラッと大きく変わるんでしょうね。
楽しみです(^^♪
そんな日に相応しく(?)、豊田市の猿投山にある猿投神社(さなげじんじゃ)の謎に迫る、というお話をしたいと思います。
シニア男性が熱弁する猿投神社のパワー
少し時を遡り、今から7,8年前、私はある取り壊し間近の商店街の一画
のスペースをお借りし、チャレンジ企画としてカフェを8カ月間やらせて頂いていました。
複数の新聞記事で取り上げて頂いたこともあり、商店街取り壊しの間近ま
で皆さまに盛り上げて頂くことが出来たのですが、
その後すぐ体調を壊し、身動きが取れない年月を過ごすことになります(>_<)
体調を壊した最初の頃はひどい状態で本当に何もできず、イヤフォンで
Youtubeを聞くということを唯一の楽しみにしていました。
そんなある日、「山伏」の方がお話されている番組に出会いました。
彼は、日本には今でも沢山の山伏がいると仰っていました。
その時私の中で忘れていた記憶が蘇り、「これ大事!」と伝えてきている感じがしました。
“忘れていた記憶”が何かというと、カフェの常連さんの一人だった謎の男(笑)が話していたことです。
正確には謎でも何でもなく、役所を定年まで勤め上げた真面目なシニア男性
だったのですが、彼がいつも、猿投山の猿投神社がいかに凄いか、
ということを熱弁していたのです。
特に本殿脇の小さな滝の場所がすごくて、自分が沢山のことを教えて
もらったお師匠様は、毎朝その滝に通い、見えない存在からの声を聞いて
いると言うのです。
ミーハーな好奇心で、私もすぐに猿投神社の小さな滝に声を聞きに行き
ましたが、残念ながらその時の私には何も聞こえませんでした。
シニア男性が残していった不思議な話は他にもあって、
◎「ホツマツタエ」という古代文献があり、それは古事記よりも詳細で、内容もちょっとずつ違うということ。
◎「役の行者」が豊田のいくつかの場所に残した石仏のこと。
◎出雲と豊田の地名の類似と、鉄に関係する人達のこと。
◎自分の前世が「弁慶」だったということ。
などです。
彼が弁慶とは似ても似つかない小柄な男性(!)ということもあり、
当時の私は、話半分という感じで聞いていました。
それにいつも核心に迫ると「おもしろいよね~」と笑ってはぐらかされて
しまうのです。まるで、そこから先は自分で確かめなさいとういうように。
なので、先述の山伏の方のYoutube番組を聞いたとき、バ~ッとピースが
繋がっていく感じがしたのです。
謎の答えはいつも、忘れた頃に意外な形でやってくるものです。
時代を映す象徴としての猿投神社と山伏の験力
調べてみると確かに、猿投山と山伏は強い繋がりがあるということが分か
りました。
猿投神社側面の道路を挟んだ向かい側には、三河新四国霊場十七番、十八番
札所の大悲殿東昌寺があります。
猿投山が古代から霊山として土地の人々から崇められていて、そこに多
くの山伏や高貴な方々が立ち寄られたので、様々な建物や伝承が今でも色濃
く残っているのでしょう。
それよりも見過ごせないのが、私のような普通の人間のところにまで
こういった情報が入ってきて、「これは大事なことだ!」ということが意識
に昇ってくるような時代になっていることだと思います。
「超人化メソッド修験道 山伏伝承心身向上術」 著者 羽黒派古修験道先達 長谷川 智 BAB JAPAN によると、
~山伏は「上求菩提下化衆生(じょうぐぼだいげけしゅじょう」を体現するために山で修行します。現実の社会で困った問題や課題、人々の悩みや願いを抱えて山に入ります。山を道場に自然との感応道交により、知恵を獲得します。人間の作った枠組みを超えた知恵と力(験力(げんりき))を得て、また里に戻ってきます。そして、衆生救済のために東奔西走するのです。~
色々調べるうちに、古代から列島を血液のように流れる山々を、修行しなが
ら駆け巡る山伏の方々の、裏の役割によっても守られてきたのがこの国なの
かな、と思うようになりました。
でもこれは一つの象徴で、 激動の時代に突入している今、眠っていたよ
うに思っていた力(験力(げんりき))が人々の潜在意識の中でも呼び起こ
されてきているように思います。
一人ひとりが、溢れる情報に流されず、宇宙または自分の中心と繋がり、
答えを見つけ出すフェーズに入って来ていると、猿投神社の謎を
追う中でヒシヒシと感じるようになりました。
「春分の日」「宇宙元旦」の前の先週の金曜日、何年かぶりに猿投神社に
行って色々確かめてきましたので、次回はその模様をご紹介しますね。
最後までお読み頂き有難うございました♡