ロックダウンだからと嘆く前に、今を受け止めて、時間との向き合い方を改めたという話。
ロックダウンが5か月目に突入してますドイツです。
小学校は先週からやっと部分的に登校が可能に。毎日は通えず、うちの次男の小学校だと2週間交代で通学できる週と自宅学習の週がきて、通学できる週も2日だけ通学ができるという感じです。
それでも全く通えてなかったときに比べたら、少なくとも友達と一緒に学校で会えるというのは大きな活力になっています。
ただ自宅学習に関しては親への負担は変わらず大きいですよね。こちらはこちらでやらなきゃいけないことがたくさんあるのに、やることをチェックして、進行具合をチェックして、終わったら確認して、できていないところは振り返ってとやってたらあっという間に時間は過ぎてしまうわけで。
だから午前が子どもたちの自宅学習を見ている間に終わってしまうということが最初はストレスでした。やれやれと思ってパソコンに向かってもすぐに今度はお昼ご飯の時間がきて、午後は外に出て日光に当たることも大事だし、そうこうしている間に夕食の時間になって、家族とちょっとゆっくりする時間もあってとかなってたら、もう「俺の仕事ができないー」ってイライラしてしまいますよ、そりゃ。
でもある日から仕事をしながら子どもたちとつきあおうとするからうまくいかないと気付いたんですね。
「パパもママも忙しいから察して」
そんなこと言われても、子どもたちにはいま学校の先生もいない。一人でがんばってやって後でチェックされて、で間違いがあったから「なんで?」ってなったらやってらんない。その気持ちはめっちゃわかる。
幸運にも僕は家でほとんどの仕事ができるようにしてあったので、もう午前中は”ながら”でできる作業や事務をする時間にあてればいいってポイントを切り替えました。で仕事用の時間に集中して取り組めるようにメンタルコントロールしていこうっていうチャレンジをしようと。
その結果、自分の仕事がスケジュール通り進まないんだったら、そもそものスケジュールの作り方が間違っていたってわけなんですよ。そっちを調整すればいい。
こんな時期だから、うまくいかないことがあると大人だって怖くて怖くてしょうがないですよね。僕だって不安に駆られてしょうがなくなっちゃうこともある。でもそれで何かが変わったりすることも絶対にないわけで。
現状が激変することはないというのを認めたうえで、時間のとらえ方、向き合い方、自分の仕事への考え方、向き合い方をいろいろと見つめ直すことがちょっとはできたかなと思っています。
外はほんといい天気。できたらみんなでピクニックに行きたいし、小旅行だってしたい。早くまた泊りがけで旅行だって行きたい。
焦れる思いに押しつぶされるより、また動けるようになったらやりたいことをどんどん語り合って、楽しみを、希望を、喜びを未来にすえて、歩んでいきたいなと思った次第です。
折れることなくしなやかに。
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