
上手に話すコツを学ぼう!PREPと逆三角形で伝え方名人になる方法
みなさん、こんにちは!今日は「上手な話し方」について、とても面白いお話をしたいと思います。
人は長い話を最後まで聞いてくれない?
まず、面白い事実から始めましょう。実は、人は2分以上の長い話になると、だんだん聞かなくなってしまうんです。テレビでも、同じ人が2分以上話し続けると、見る人が減っていくそうです。
これって、みなさんも経験ありませんか?友だちや家族が長く話し続けると、途中で気持ちが別のところに行ってしまうことってありますよね。だから、上手に話すためには、短く、わかりやすく伝えることが大切なんです。
魔法のような話し方、PREP法を覚えよう!
では、どうやったら上手に話せるようになるのでしょうか?そこで登場するのが「PREP法」という魔法のような方法です。
PREP法は4つの部分からできています:
P (Point) - 最初に結論を言う
R (Reason) - その理由を説明する
E (Example) - 具体例を挙げる
P (Point) - 最後にもう一度結論を言う
PREP法の具体例
たとえば、「新しい遊び場が楽しい!」と友だちに伝えたいとき:
P:「新しくできた公園が、すっごく楽しいよ!」(結論)
R:「なぜかというと、いろんな種類の遊具があるから」(理由)
E:「特に、3階建ての大きな滑り台があって、とても速く滑れるんだ」(具体例)
P:「だから、この公園で遊ぶのが今一番楽しいんだ!」(結論)
こんな風に話すと、聞いている人にもすごくわかりやすいですよね。
新聞記者さんの技!逆三角形型
もう一つ、とても便利な方法があります。それは「逆三角形型」という新聞記者さんが使っている方法です。
逆三角形型は、一番大切なことを最初に言って、だんだん細かい情報を付け加えていく方法です。新聞記者さんは「5W2H」という7つの質問に答えながら、記事を書いていきます:
Who(誰が)
What(何を)
When(いつ)
Where(どこで)
Why(なぜ)
How(どうやって)
How much(いくらで)
逆三角形型の具体例
たとえば、学校の遠足について話すとき:
「来月15日に、みんなでディズニーランドに行くことになったよ!(一番大切な情報)
バスで行って、グループに分かれて園内を回るんだ。(次に大切な情報)
お弁当は自分で作ってきてもいいし、園内で買ってもいいんだって。(付加情報)
持ち物は帽子と水筒と雨具だけでいいんだって。(さらに細かい情報)」
どうして短く話すのが大切なの?
長く話すと、相手が大切な情報を見失ってしまうことがあります。また、人は自分の話したいことがたくさんあると、つい話が長くなってしまいがちです。
でも、短く話すコツを身につけると:
相手に伝えたいことがちゃんと伝わる
相手が最後まで興味を持って聞いてくれる
自分の考えもまとまりやすくなる
話を面白くするコツ
ただPREP法や逆三角形型を使うだけじゃなく、話を面白くするコツもあります。それは「つかみ」を入れること。
たとえば:
「昨日ね、公園で信じられないことがあったんだ!」(つかみ)
「なんと、空から虹色の羽が落ちてきたの」(具体例)
「調べてみたら、近くで撮影していた映画の小道具だったんだ」(説明)
「だから、映画の撮影現場って、本当に不思議なものがいっぱいあるんだね」(結論)
こんな風に、最初に相手の興味をひくような話を入れると、もっと話が面白くなります。
みんなでやってみよう!
これらの方法は、学校の発表や、友だちと話すとき、家族に何かを説明するときなど、いろんな場面で使えます。最初は難しく感じるかもしれませんが、練習していくうちに自然に使えるようになりますよ。
練習してみよう:
好きな本や映画について話してみる
休み時間にあった出来事を友だちに話す
家族に学校であったことを報告する
これらの場面で、PREP法や逆三角形型を意識して話してみましょう。
まとめ
今日学んだことをおさらいしましょう:
人は長い話を最後まで聞けない
PREP法を使うと話がまとまる
逆三角形型で大切なことから話す
つかみを入れると話が面白くなる
この方法を使えば、きっとみなさんも「話し方上手だね!」って言われるようになりますよ。
さあ、今日から練習してみましょう!みなさんの話し方が変わっていくのが、今からとても楽しみです。がんばってください!
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