【オンライン・シンポジウム】
苦境に直面した舞台芸術・アーティスト・劇場の現在を見つめ直すために、テーマごとに有識者を招き、オンライン・シンポジウムを計4回+1回開催します。
「歴史的苦境における劇場」7月29日(水)19:30~ ※終了しました
[登壇者]
徳永高志 氏(NPO法人クオリティアンドコミュニケーションオブアーツ代表)
渡辺瑞帆(青年団)
渡邊織音(グループ・野原)
福井裕孝
綾門優季(青年団リンク キュイ/「吉祥寺からっぽの劇場祭」チーフ・キュレーター)
長きにわたる劇場の歴史において、我々はどんな苦境を乗り越えてきたのか。主に江戸時代以後の日本における事例を徳永氏からご紹介いただき、歴史的観点から現在の状況を考えていきます。
本劇場祭の空間設計を担当した渡辺瑞帆、渡邊織音の両名も登壇し、今回の劇場の空間づくりについて紹介するほか、全く違う観点から劇場の機能を問い直す作品に取り組んでいる福井裕孝も登壇し、劇場の空間や機能を多角的に見つめ直します。
※アーカイブ映像の公開は終了しました。
「私たちが暮らしている場所の脆さ」7月31日(金)19:00~ ※終了しました
[登壇者]
長島確 氏(ドラマトゥルク/現フェスティバル/トーキョー・ディレクター)
JK アニコチェ 氏(パフォーマンス・メイカー/シパット・ラウィン・アンサンブル アーティスティック・ディレクター)
キム・ヒジン 氏(劇作家・演出家)
山下恵実(青年団演出部/ひとごと。)
綾門優季(青年団リンク キュイ/「吉祥寺からっぽの劇場祭」チーフ・キュレーター)
通訳:原啓太(俳優)
私たちが現在直面している状況に、東アジアのアーティストたちはどのように向きあっているのでしょうか。それぞれの事例を共有しながら国ごと、都市ごとの現実と向き合い、都市における舞台芸術はどのようにあり得るのかを考えます。
そして、すでにオンライン・フェスティバルの開催を終えたJK アニコチェ氏、会期真っ只中の綾門、そして、秋に毎年恒例のF/Tを控える長島確 氏の三者が揃い、今後しばらくの都市における演劇祭・芸術祭の可能性についても議論します。
※アーカイブ映像の公開は終了しました。
「集まれなさの害について」8月4日(火)19:30~
[登壇者]
加藤弓奈 氏(急な坂スタジオ ディレクター)
細田成嗣 氏(ライター/音楽批評)
額田大志(ヌトミック/東京塩麹)
綾門優季(青年団リンク キュイ/「吉祥寺からっぽの劇場祭」チーフ・キュレーター)
集まる、ということが突如として憚られるものとなって、早数ヶ月。私たちはなぜ「集まりたい」と思うのでしょうか。
人が集まれないとどうしようもない、という現実的なことから、集まりたいというもっと基本的な欲求についてまで、集まることへの切実さは個人間の温度差が多いのも事実です。
このシンポジウムでは、主に演劇と音楽の立場から、それぞれの温度感で「集まること」への切実さ(あるいは切実ではなさ)をお話しします。
※アーカイブ映像の公開は終了しました。
「吉祥寺をからっぽにしないために」8月6日(木)19:30~
[登壇者]
小川希 氏(Art Center Ongoing 代表)
堤雄一 氏(古書店「防破堤」店主)
綾門優季(青年団リンク キュイ/「吉祥寺からっぽの劇場祭」チーフ・キュレーター)
大川智史(吉祥寺シアター 制作)
大小さまざまな場所が街を彩り、多種多様な文化が根付く街・吉祥寺。今回は主にアート・カルチャーの観点から、ジャンルの異なる3つのカルチャーの発信地の事例を共有し、吉祥寺の原動力の一翼を担ってきた「場所」をこれまではどのように守ってきたのか、そして、これからはどのように守っていくのかを考えます。
吉祥寺の「文化」を守り、そして育てていくために、今後なにが必要になってくるのでしょうか。
※アーカイブ映像の公開は終了しました。
☆「ウンゲツィーファ『一角の角』アフタートーク」8月7日(金)19:00~
[登壇者]
本橋龍 氏(ウンゲツィーファ)
和久井幸一(映像作家)
綾門優季(青年団リンク キュイ/「吉祥寺からっぽの劇場祭」チーフ・キュレーター)
吉祥寺シアター再開後、7月15日~19日にかけて制作・配信された連ドラ演劇『一角の角(すみ)』。有料版の公開に合わせ、アフタートークを開催します。作・演出を務めたウンゲツィーファ主宰・本橋龍氏、『一角の角』と劇場祭の両企画で撮影を務める映像作家・和久井幸一と共に、作品の制作プロセスや劇場空間の使い方について振り返ります。
※アーカイブ映像の公開は終了しました。