アーモンド(本は感動的、イラストはバカリズム)
私は文庫本専門読書家なんですが、最近面白かったのがソン・ウォンピョン「アーモンド」。
私にとって初の韓国作家小説。
先天的に脳の扁桃体が小さく“感情"というものが解らない少年ユンジェ。
そんなユンジェが、ある日感情が抑えられない暴れ者ゴニと出会う。
ゴニと仲良くなり傷つけられていく事で、感情というものが何であるか少しずつ知る事になる。
メッチャ良い話やったわ。訳がいいのか読みやすかったし。
ただ、各章ごとに表紙と同じユンジェのイラストが出てくるんやけど…
それがどうしてもバカリズムに見えて、思考をじゃまされるんよね。
「あっ!またバカリズム…」って。
(by オレスカバンド)