【ルート教えます】大回り乗車とはなんですか?

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大回り乗車とは?

休みの日は「どこか遠くへ旅したい」と思う人もいると思います。
しかし、遠くに行くほど交通費はかかります。ですが、ひたすら列車を乗り継いで1000km以上移動しても、140円しかかからない「裏技」があります。鉄道マニアが「大回り乗車」と呼ぶ方法です。

 JR路線のなかには「大都市近郊区間」と呼ばれるエリアがあります。このエリア内では、ルールに即していれば実際に乗車するルートに関わらず、最も安くなるルートの運賃で乗車できるという特例があるのです。

大回り乗車の「ルール」とは?

①大都市近郊区間のエリア外に出ては行けない

大回り乗車というのは特例ですから、出発する駅と到着する駅の両方とも「大都市近郊区間」のエリア内にないと特例は適用されません。
下記画像にある東京近郊区間以外にも、次の大都市近郊区間があります。(地域名の後に「大都市近郊区間」をつけて読みかえてください。)
・仙台
・新潟
・大阪
・福岡
各区間はインターネットで検索すると確認できます。

JR東日本ホームページより引用

②同じ駅を2回通ってはいけない

同じ駅を2回通ったり、大回り乗車のルートを後戻りしたりしてはいけません。前進あるのみです。簡単に言えば、一筆書きで移動するということですね。 

③改札の外には出られない(途中下車不可)

JRの乗車券は、片道の営業キロが101km以上なら好きな駅で途中下車できます。
しかし、大都市近郊区間内の乗車券は、どんなに距離が長くても途中下車できません。
本当は数kmの距離を大回りしてますからね!

④有効期限は「1日」限りです!

通常の乗車券は、利用する距離が長ければ長いほど有効期間も長くなります。
大都市近郊区間内の乗車券は、利用開始の当日のみ有効です。
数日かかるような壮大なルートで大回り乗車することはできません😭

まとめ

このように、「大回り乗車」には様々なルールがあります。駅の外にある観光地に立ち寄ったり、駅の外に出ることはできません。

とはいえ、窓の外に広がる景色は楽しめますし、駅の構内にある売店や食堂を利用したり、あらかじめ弁当を用意したりすれば、食事の問題も解決します。

ここからは、最高な車窓を特別にお教えします!

時刻表(約1500円)を購入してにらめっこしてルートを吟味するよりも、圧倒的にお得!


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注釈   コース分類の中でさらに3つのルート(コース)があるという意味です。
記事によってコース数は異なります。

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