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人を大切にする会社、「株式会社きぼう」誕生の原点をお話しします。
調剤薬局8店舗と介護施設12施設を運営し、近年では介護専門の建設業に参入するなど、多角的な事業展開を進める、株式会社きぼう。
患者さまの「健康になりたい」という想いと、スタッフの自己実現を大切にしながら経営を続け、企業は右肩上がりに成長中。
現在社員数は450名、売上は32億円。「人を大切にする」という理念のもと、更なる飛躍を目指して日々努力を重ね続けています。
地域との共存共栄を実現できる企業を目指す「きぼう」は、その名の通り「希望を人々に届ける」会社。
患者さま一人ひとりの願いのため、そしてスタッフ一人ひとりの未来のため、常に最善を尽くし、より良いサービスや成長できる環境の提供を心がけています。
そんな「人想い」の会社、株式会社きぼうをけん引するのが、社長の円市さん。
彼は言います…。
「スポットライトは自分ではなく、まわりに当てたい」
「仲間になった人たちの夢や希望を叶えたい」
そして、
「希望を叶えるための方程式を自分は持っている」
「結果、事業は成長する」と。
人への想いと戦略的な視点、両方をバランスよく持ち合わせた経営者…
一代でゼロから会社を大きくしてきた円市正人とは、一体どんな人物なのかーー
今回は、円市さんの芯に迫ることで、「きぼう」の原点を探っていきたいと思います。
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【担当ストーリーライター】
ー伝えたいことを、伝えたい人に、文章で響かせる会社ー
株式会社ストーリーテラーズ 庄子加奈子
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夢や希望を叶えるための方程式とは
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「自分ではなく、まわりにスポットを当てたい」
彼のその言葉の根底には、人の夢や希望を叶えたいという純粋な想いと共に、会社を成長させるためのしっかりとした戦略があります。
「夢や希望を叶える方程式があって、自分はそれに沿って動いているだけなんです。
みんなの願いが叶えば、それは巡り巡って、ちゃんと自分にかえってくる。そうやって事業は成長していく。
だから私は、まわりにスポットを当て続けるんです」
巡り巡って、とはどういうことなのか…さらに詳しく話を伺ってみたところ、こんな答えが返ってきました。
「仕事はみんなで楽しく、チームで取り組んだ方が大きな成果につながるものです。心を閉ざしたリーダーのもとでは団結できませんから。
なので、私は最初に差し出します。
先に与えるんです。
実際に、自分の企画で交流の場をつくり、みんなの絆が深まった結果、売上が伸びたという経験もあります」
これは、「合理的だ」とか「見返りを期待している」といった話ではありません。
先に与える、という自身の信念に基づいた行動をしていった結果、会社全体にとって、そして円市さん個人にとって、プラスになっているということ。
元来持っているであろう優しさ、懐の深さと、経営者だからこその戦略的な目線。それらがバランス良く混ざりあい、円市さんの経営スタイルができあがっているのかもしれません。
では「まわりにスポットを当てれば巡り巡って自分にかえってくる」という考え方は、いったいいつ頃から芽生えたものなのか…
「世話焼きな性格は、小さい頃から変わっていません」
そう、円市さんの「人を大切にする想い」は幼少期から培われたものだったのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1690442423425-UIboa91rxw.jpg?width=1200)
小さな頃から変わらない、世話焼きで仲間想いの性格
小さい頃から、まわりに人がいることが自然だったという円市さん。
「この性格になったのは、両親の影響が大きいかもしれません。二人とも明るく社交的なタイプで、みんなで楽しく時間を共有することが、自然と当たり前になっていました。
最初は人見知りすることもあるけど、仲良くなれば途端に世話焼きになる、みたいな性格です(笑)」
ご両親の影響で社交的で兄貴肌なタイプに育った円市さんは、まわりの人の願いを叶えるために、自分の知識やアイデアを積極的に共有してきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1690442509149-zu2GQWfwFg.jpg?width=1200)
「夢や希望を叶えるための方程式があるんです。
それは、事業に限らず他のことにも活用できます。
例えば彼女の作り方を方程式に当てはめて、友人に教えることもありましたね(笑)」
希望を叶えてあげたい、という強い想い。
円市さんは、その想いを大切にしながら、薬剤師としてのキャリアをスタートさせました。
でも、その想いが万人に通用するわけではないのだ、という現実を知ることになります。
それは、会社員時代の出来事。
円市さんは、日ごろの頑張りや結果が評価され、ナンバー2にまで上り詰めました。
でも当時の経営者は、円市さんとはまるで違うタイプ。
「一人ですべてを背負う。一人でやる。そんな、他人を信用しないという経営スタイルの人でした。
でも私は、みんなで楽しく、やりがいを持って働ける職場を理想としていました。
そうすればチームワークが高まり、結果的に売り上げも伸びると信じていたからです」
そこで円市さんは、自ら社員旅行を計画したり、休日にはみんなでバーベキューに行ったり食事に行ったりと、積極的に交流の場をつくりました。
結果、スタッフ間の絆は深まり、一人ひとりのモチベーションも上がり、店舗の業績は伸びました。
「やっぱり自分の考えは正しかった!これを、もっと社内全体に広げていきたい!」
円市さんは自分の方向性は間違いではなかったと確信しましたが、当時の社長から言われた言葉は、想像とは全然違っていました。
「円市さん、守備範囲以外のことはしなくていいから」
その言葉でサラリーマンの限界を感じた円市さんは、自分の理想とする企業を創設する道を選びます。
それが、「株式会社きぼう」の始まりでした。
信念を貫き成長を遂げた、きぼう
夢や希望を叶えるための、方程式があります。
その方程式にそって行動した結果、起業を果たし、売上は現在32億円。
でも、最初から全てが順調だったわけではありません。
「起業当初、様々なセミナーに参加し、色々な考え方やノウハウを学びました。でもその度に影響を受けすぎて、方向性が定まらない時期もあったんです。ときには美味しい話に騙されかけたり、思うように結果が出ないときもありました」
しかし、そんななかでも彼が持ち続けてきたのは、
「スタッフを幸せにしたい。自分と関わる人達を幸せにしたい」という強い信念。
ここさえ大事にしていたら、結果は必ず後からついてくると信じていました。
一方で、戦略的な視点から厳しく数字を追い、結果を追い求めることも必要です。
なぜなら、経営はボランティアではないから。
適正利益をあげなければ、結果的に社員を幸せにすることはできないからです。
「スタッフが増えると、一人ひとりを見ることは難しくなります。だから、結果でしっかり評価する。その分やり方は任せています。
その方が、やる気のある社員にとってはモチベーションになりますから。
社員を幸せにするということは、やる気のある人が活躍できる適切な環境を、こちらがいかに用意できるかということなんです」
円市さん独自のバランス経営を行っていった結果、事業は波に乗り、今では450人を超える社員を抱える会社へと成長しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1690442661309-t9p9A07hiF.jpg?width=1200)
たくさんの人の「きぼう」を叶える生き方
独立して自分の道を切り開く人や、様々な夢を追いかける人が増え続ける、株式会社きぼう。
そのリーダーである円市さんは、最後にこんなことを話してくれました。
「自分が企画したイベントで、みんなが楽しんでくれている。そして仕事にも張り合いや、やりがいを持って取り組んでくれている。その様子を見るのが好きなんです。
一人でいい思いをするより、ずっと楽しいじゃないですか。みんなで幸せになれる方が。
だから、世間一般的には社長は孤独だと言われていますが、私自身は寂しさを感じたことはないですね」
そう笑顔で話す円市さんは、きっとこれからも、独自の方程式を持って、たくさんの人の願いを叶えていくのでしょう。
円市さんの信念は、いつでも「まわりの人々の幸せ」を追求すること。
それが、株式会社きぼうの社長、円市正人の生き方なのだと感じました。
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今後も定期的に、円市さんの深い想いや「きぼう」を身近に感じて頂けるようなストーリーをお届けしてまいります。楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。ぜひ、次回の更新もお楽しみに!
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