お仕事最前線のご報告[自己中エッセイ]
おひさです。
今、メチャクチャ色々なところから追い込まれており、この先もおそらく3月一杯くらいまではずっと追い込まれる予定。
自分の見通しの甘さで、3月上旬締め切りで大丈夫です、、、なんて言っておきながら、いまだ手がつけられていない大きな仕事も控えているし。。。
でも、おそらく今が一番糞詰まりの状況だと思う。
脳ミソの疲労は完全にピーク。
元々、2月はおそらくキャパオーバーになるのが明白なので、できるだけ破綻しないように考えて、本来ならばひとつの仕事に完全に専念できるような流れにできるよう計算していたはずが、すべて計算が外れた。
というか、甘かった。
相変わらず、苦手な交渉面で「NO」とハッキリ言えず、言質をとれなかったことによる失敗である。
2月に入って、まず、「多分、相当きついです。かなり難しいけど努力してみます」と、責任者の方との最初の電話打ち合わせの段階で、(できるなら、当初の予定をもう少し後送りしてくださるよう調整してもらえないでしょうか…)ということをほのめかしたつもりで期待していた書籍の締め切りが、フタを開けたら後送りどころか、当初よりも前倒しになって、腰を抜かした。
しかも、後送り調整をしてくださることを期待していたその責任者の方が、前倒しになった無理めのスケジュールに対して、そのとおりにできそうにない状況にやきもきされていると聞いて、オイラの願いや、理解してもらいたかった遠回しの希望は、一切、届いていなかったことに恐怖した(←ファーストガンダムのナレーションw)。
結局、間に入っている直接の担当者の方が間に入る形になってしまい、本当に多大なご迷惑をおかけしてしまっている。
前倒しになった締切はすでに通過。おそらく、そこから1週間遅れくらいになりそうな、場合によってはそれすら怪しくなりつつあるが、自分にとっての“奥の手”(←クラッシャージョウから引用)を発動させて、必死にやっている。
でも、リモート取材のときには、準備段階も含めて編集部のみなさんに本当によくして頂いたので、なんとか少しでも取り返せるように、引き続き頑張る。
そして、もうひとつは、毎年、この時期に必ずお仕事をくださる某会員向け誌の野球対談と戦力分析の原稿。
こちらは、実際のインタビューをそのまま起こすようなラクなものではなく、構成作家然に掛け合いに仕上げなくてはならず、昨年も「掛け合いになっていない」という指摘で何度もリテイクが出た。
最終的に大変不本意&遺憾ながらも、当事者が全然口にしていないコメントを創作して構成し、ご本人のチェックで通ればセーフ、という綱渡りな内容にせざるを得なくなった。
幸いなのは、当事者の方々がタレントさんと解説者さんなので、そういった誇張や創作めいた表現に対してある程度寛容であること。おかげで、昨年は事実関係の誤植くらいしか修正依頼がこなかったし、逆に「そういうものなのか」という、この分野の原稿の書き方についてタガが外れたというか、勉強になった部分もある。
それは良かったのだが、今年は先週末にインタビューをして、それまでなら、少なくとも4~5日、最初に受けたときは1週間はもらっていたはずの猶予が、いきなり「週明けまでに」と言われて脳内騒然! それは想定していないよ~、と。
やむなく、最低限音声を起こして写真選定に必要な情報のみ月曜日に送り、「あとは翌朝~昼頃までになっちゃいますよ」なんてメールで伝えておきながら、これも毎年のことだが、そもそもインタビュー前の版元からの「こういう内容を入れてほしい」という要望が、出力するページ数や原稿の文字量を度外視した量になっていて、普通に原稿にすると所定の文字量の5倍くらいになっちゃう(笑)。
で、「どこをどう削れば、このリクエストがこの文字量に収まるんだよ~」と、頭を全力回転させて、丸一日かけても、まだ、対談原稿すら収まりきれず、一度、完全にオーバーヒートしてしまい、現在に至っている。
本来ならば、今は片方の書籍の原稿に労力を全投入しなくてはならないというのに、どうすんべ~という状況だ。
でも、これも今日明日で効率よくまとめて、なんとかしたい。
そうすれば、くだんの書籍の原稿に今週一杯はかなりの割合で専念できる。ようやく。
また、実は他にも2月の初旬に、今まで経験したことがない、ちょっと刺激的で、自分にとってはひとつ“箔”がつく仕事の依頼が来てしまい、思わず引き受けてしまった。
これは、本来ならオイラよりも詳しかったり適任である親しい同業者が少なくとも2人はいて、その人達に紹介するという手段もあったのだが、完全に親しい人伝いのルートで直接オイラにという依頼であったことと、今やっている書籍もそうだが「自分がやりたい」という衝動の方が理性を上回ってしまった。
その原稿も、短いコラムとはいえ、今までとは多少テイストの違う書き方を要するものなので、自分なりに結構魂を詰めて時間も使って頑張って書いてしまった。
まあ、評価に値する内容かどうかは他人によって決まるのでわからないけど、そんなこともあって、現在、著者校のPDFが届いて目にしている。
そして、もっと根本的な流れとして、1月末に終わらせておきたかった『野球太郎』名鑑号の「炎のストップウオッチャー」が、1月終盤の他の原稿書きや、連日のリモート取材などで全然終わらせられず。
計測を2月に入ってから始めるという、とんでもない進行になってしまい、第1週でようやくデータをまとめてデザインの先割を入れ、原稿執筆が第2週の週末までかかってしまった。
コイツが2月の予定を狂わせた一番の原因だな(笑)。
まあ、もとを辿れば、もっと前の年末年始の『野球太郎』ドラフト振り返り号の2時間半×6本分の材料になるリモート座談会の話がクリスマス過ぎくらい?に突如入ってきたところから、現在の破綻への序曲はかかりはじめていたんだけどね。
そんなこんなで、年末年始もほとんどなく、草野球に3回くらい参加した以外は休みらしい休みもないまま、コロナ禍ということもあって、ほとんど外に出ずに「仕事→脳がオーバーヒートで眠る→仕事→どうしても手が動かずSNSなどで悶々とする→仕事→いつの間にか寝落ち→仕事」というようなランダムなサイクルをずっと繰り返している感じ。
ああ、あとは『球辞苑』の収録や、配信イベントにゲストで呼ばれたりもしたんだった。
『球辞苑』は気分転換になるけど、配信イベントは有料だったので敷居が高く、SNSで散々告知したにもかかわらず、来てくれたのは1回目で7人、2回目のときなんてたったの2人だった。散々な惨敗だったよ。。。
1回目だって、結局、ほとんどがお知り合いで、数人はこちらから直接連絡して「お願い!」と半分サクラできてもらってようやくの7人だったし、2回目なんて当日はSNSで知り合ってちょいちょいDMでやりとりをさせてもらっている仲の良い方1人だけという、ショッキングな結果だった。
その後、「当日見逃したので」と古くからイベントに常連で来てくださる読者さんがお一人、後日アーカイブを視聴してくれたことで2名になったという……。
でも、この2回目を視聴してくださったお二人には、本当に涙が出るほどありがたかったなぁ。
と同時に、twiterのフォロワーってやっぱその程度なんだな。オイラの場合、タレントさんのような「顔を見られるだけでいい」という立ち位置でないのはわかっているけど、それでも「この人からでないと聞けないような話を聞きたい」とお金を出してくれる人がゼロだったという事実は流石にフテたね。
このイベントは、お相手の芸人さんの常連客以外のアカウントを「ゲストさまお目当てのお客」と判別して、その数×単価でオイラの報酬が決まるため、気持ちも収益も本当に寂しい結果となってしまった。
そもそも、オイラの方から売り込んだイベントだったということも恥ずかしい。以前に配信イベントで共演させてもらい、ライブにも何度か言ったことがある芸人コンビさんなのだが、その後も、多ければ週に2回くらいある彼らのトークイベントが予定されるたびに、その告知と参加を懇願するDMが来て、毎回、「行けません」と返信することにすごく気が引けてしまい、かといって、そんな毎週のように1回3千円(1時間半)もするイベントに参加することなんて普通に暮らすのも精一杯のオイラにはできないよ、という思いで半分ノイローゼになりそうだったので、「行けないけど、出演することならできるんですけどねー(それなら収益にもなるし)」と軽い気持ちで返信したら、きっと「いやまあ、それはいずれ機会があれば」的な反応がくるだろうから時間稼ぎになるだろうくらいに思っていたところ、「数日後にどうですか?」と戻ってきてしまい、引くに引けなくなったという事情があった。
でも、あの告知もすごく大変なんだよ。
結局、SNSしか手段がないから。
イベントのSNS告知は、大変な割に成果がないことは、オイラだって過去に自ら主催して苦労したことがあるのでわかっていたが、今回ほど響かなかったのは初めてのことで、普通はコラボすると相乗効果が生まれるものだが、今回はお互いに「誰、この相手?」みたいになり、疑心暗鬼は「3千円は高すぎる」となったのかもしんない。
と、また、例によって、仕事の原稿でなければ、このように30分でスラスラと書けるんだが、、、、という勢いで長文を書いてしまったが、実は1分1秒すら惜しい状況だったことを思い出して我に返った。
要するに、今、大変なんだよ~
という、グチをこぼしたかっただけ。
メンタルがかなり弱っているので、くれぐれも「プロのくせに」、「いい歳の男が」とかいうストレートな正論の叱咤コメントを入れるのはやめてね。
そんなにコメントが入ることもないけど、今のオイラは、要するに甘ったれているだけなんだから、もし、万一入れてくれるなら、冗談抜きで同情か激励のみにしてくだちい。
あ、「同情するなら金をくれ」もアリだよ。noteだから(笑)。
投げ銭も大歓迎なので、一度も来たことがないけど、いつまでもお待ちしております。。。。。