You Tuberとなった元プロ選手たちにインタビューして雑誌記事連載→書籍化というのは行けるんじゃないかね?[私の企画書]
最近は世の流れに引きずられるようにして、元プロ野球選手によるYou Tube配信が増えた。
もちろん、新型コロナウィルスによる自粛により、「商売上がったり」になってしまったことが急増の一因になっていると思うが、それ以前から始めている人もいたので、いずれ確実におとずれるはずだった波が少し“巻き”で襲来しただけなのだろう。
元プロ野球選手によるYou Tubeの中で、現在のところもっとも成功しているのは、里崎智也氏だ。
『球辞苑』でもご一緒させて貰う機会が多く、web記事の取材もよくさせてもらい、著書の制作のお手伝いもさせてもらった(↓これネ。ぜひ買ってくだちい)。
里崎氏には本当にお世話になっている。
オイラとっては、取材の相談等を、唯一、直接連絡をとって気軽に行える人で、それに対して気さくに即断即決で対応してくれる大変ありがたい存在だ。
個人的に、ここ数年のうちで、もっとも貴重で縁の深い元プロ野球選手といっていい。
里崎氏は、世の中のトレンドを見据えて、常に自分がどうすれば生き残れるかを考えて行動している。
いまや、押しも押されるYou Tuberになったのは、その真骨頂。まさに、上手く流れに乗った格好だ。
ああいった世の空気を読む皮膚感覚と、それをすぐに行動につなげる瞬発力あるシンプルな実行力は、本当にすごいと思う。
その一方で、もうひとりオイラが気になっている人物として、最近You Tuberとなり、人気も上々の某有名元プロ選手がいる。
なぜ、気になってるのかというと、、、
実はこの御方、オイラは挨拶をした程度でほぼ面識がないので実名を伏せさせてもらったが、当初、元プロ野球選手がYou Tubeに進出することについて、「安っぽいことはしたくない」と難色を示していたのだ。
オイラは、里崎氏がその御方に「いやいや、良いっすよー。●●さんもどうですか?」とノリノリで勧めている場面を偶然目にしたことがあるが、そのときは口をへの字にして拒んでいた。
しかし、それから半年も経つと、独自のYou Tubeチャンネルが開設され、割とノリノリで配信しているのだから、世の中わからないものだなと(笑)。
まあ、でも、頑なではなく柔軟に対応する姿勢は、むしろ、さすがだし、見習うべきことかなと思う。
大物の元プロ選手になると、周囲には常に取り巻きのような人、場合によっては個人事務所等を設立したうえで社員とする形で正式にサポートしている人がいたりもするので、内外から儲け話や企画話を提案してくる人が絶えないのは、想像に難くない。
実際、オイラはそういう提案をする“怪しい人”の側だし(苦笑)。
You Tube進出は、そういった中での心変わりなのだろうが、誰かに強力にプッシュされ、さらに世の風潮もYou Tubeに対してかなりステイタスが上がってきたと思い直して気持ちが変わったのか? あるいは、当初は説得に折れる形でいやいや始め、でも、始めた以上は楽しくやっていこうと気持ちを切り替えたのか?
もし、次にチャンスが発生して、ご本人かマネージャーの方に直接向き合える機会を得たときには伺ってみたいなぁと思う。
いや、できれば、そういうインタビュー記事をやりたいなぁ。
『You Tuberになった元プロ野球選手たち』
と銘打って、それこそ里さんを皮切りに、草分け的存在になった高木豊さん、熱心に発信している片岡篤史さんといった方々や、ちょっとアウトロー的な人物なども含めて15~20分程度でいいからリモート等で話を聞かせてもらって、それぞれの考えていることを集約して、どのような方向へ進んでいるのかをオイラ目線で考察するような原稿を書いてみたい。
これ、そのまま積み上げていけば、1年後くらいに書籍にもできるでしょう? ダメかな?
どなたか、お考えが一致した編集者がいたらお声がけいただきたいところだが、まあ、このnote自体、誰もみていないだろうし、オイラ自身から直接発案した企画は出版社系の編集者に対してはすこぶる響かない。
いままで意気投合した試しがなく、通ったことがほとんどまったくないので、きっと難しいだろう。
そもそも、企画がバンバン通っていれば、自著本がどんどん出せているはずなのでね(また苦笑)。
他のライターさんの話などによると、口頭での世間話から企画が発生して書籍化できたなどとよく聞くが、オイラはないわ~。
引きつった笑いと「面白いかもしれないですね」というあたりさわりのない逃げ言葉でスルーされたことしかない。
なので、本当にやるとしたら自分で動いて、たとえばこのnoteのオリジナル有料記事で出すとかするしかないんだろうなぁ。
でも、それだと、インタビューイにお支払いするギャラを最小限に抑えたとしても、複数人の元プロ選手にインタビューするとなれば、数万~10数万円程度の経費は必要になる。
そもそも、ライター個人による媒体からのインタビュー申請が相手にすんなり通るとも思えないし……。
noteで有料記事にしたとしても、果たしてそれを回収できるのかはまったく算段が立たないなど、難儀を挙げたらキリがないが、極端な話、仮に購読者が発生せず、収支的に赤字になったとしても、実現できればなんらかの草分けになるはずなので、ちょっと真剣に考えてみようと思っている。
もし、実現に向けてご意見あれば、ぜひください。
建設的なものがあれば、参考にさせてもらいますんで。
ちなみに、蛇足として付け足しておくと、最近、こちらも取材で大変お世話になった中畑清さん(向こうは覚えているかどうかも微妙だと思うが)も、ご自身を冠にしたYou Tubeではなく、テレビ媒体のYou Tubeチャンネルに、あくまでも“出演する”という形で参戦している。
実は、本当にここだけの話だけれども、里崎氏も中畑氏も、これ以前にオイラの関係のツテで「You Tubeやりませんか?」というオファーをかけたことがあった。
でもまあ、それが実現していたらおふたりとも今の形はないわけで、結果からすると、そのときはあまり乗り気ではなく里崎氏は立ち消えに、中畑氏にはお断りされてしまった。
時期でいうと、コロナ以前だったのはもちろんのこと、まだ、有名な元プロ選手では、ようやく「高木豊さんがYou Tubeを初めている。これがなかなか評判が良いらしい」と言われ始めていた時期のことだったと思う。
オイラの古巣の関係の方で「高木豊さんのような有名元プロ選手によるYou Tubeチャンネルを開設して運営したいけど、誰か良さそうな人はいますか? その際にはキビタさんにMCをお願いできれば」という話になり、確か最初は中畑さんにオファーしたと記憶している。
だが、当時の中畑さんは、、、オイラも関わっていたのだが、とあるネット媒体から、ご本人にしてみればちょっと理不尽な対応をされれてしまった直後だったそうで、ネットにかかわることはちょっと……というマネージャーさんからのお話だった。
ここからは先は、勝手な推測だが、その流れがあって、今でもご自身のお名前による独自You Tubeチャンネルを配信する形ではなく、あくまでもテレビ局のサブ的な位置づけならば……ということで引き受けたのではないかとみている。
ご本人的には、あくまでもインタビューに答えているだけだしね。
で、中畑さんがNGだったので、次にオイラのツテでとなると里崎さんだよなぁ、となり、別の取材で会ったときに直接ご本人に相談したところ、
「基本的な段取りをしっかりと固めてくれて、台本などもあって、僕はその枠のなかでしゃべるだけという形にしてくれるのであれば検討します。僕自身が段取りまで仕切るのはちょっと勘弁してもらえたらと思うので。もっと、具体的に内容を詰めてから、改めてお話をくれませんか」
という返事を頂いたが、ぶっちゃけ、提案しているこちら側がそこまで詰めきれていなかった。
考えていたのは、いきあたりばったりにフリートークをしてもらい、それを10分程度に分割して週1ペースで配信することで(編集等IT的な面はむしろ専門としている会社だったので得意)、かなり安上がりな投資で儲けを得ようと考えていたものだったから、そこで「うーん。そこまでやらないとダメかー」と立ち往生になってしまい、そのまま尻すぼみ。
そうしているうちに、現在のYou Tubeチャンネルが始まっていたという経緯である。
でもまあ、里崎氏のYou Tubeチャンネルは、、、配信経験豊富な人がバックについていて、しっかりとした段取りで進められていると、その後、ご本人にお会いしたときに聞いたので、良き選択をしたと思う。
もし仮に、話が実現していたとしても、オイラが構成やMCをしていたら、あんな華やかな感じにもならなかったろうし(袴田さん美人なのに可愛らしさもあっていい感じだよね。バランス感覚もあるし)、当時は今以上にサンプルが少なかったので、うまくできる自信がなかったよ(苦笑)。