先輩ライター・谷上史朗アニキから久々に電話がキター!
この文、初出はFacebookに書いたものだけど、
「よくよく考えたらnoteに転載しても全然いいじゃん。そうだ! オイラはFacebookやInstagramに長文を書くことがあるので、noteをまとめサイト代わりにして集約させよう!」
と、思いついた。
これからは過去に埋もれてしまったものも、noteに投入していく宣言!
* * * * * *
「中野区、コロナやばいやろ? 大丈夫なん?」
それが、ひと言目だった。
谷上史朗アニキから久々の電話である。
キ「いえ、僕、今、目黒区ですよ」
谷「あれ? 中野区に住んでたやんか?」
キ「(東日本大)震災があって、その後、すぐに実家に戻りましたから。だから、もう8年くらい前のことですよ(笑)。まあ、目黒も多分感染者が増えていると思うので、東京はみな大変は大変ですけどね。てか、谷上さん、前に『なあ、目黒って目白から近いん?』と電話をかけてきて、僕、目白まで行ったじゃないですか、夜に。そのあたりの地理感覚は……」
谷「まったくないわ」
キ「……」
谷「……」
キ「……」
谷「……んで、どうなん? 最近は?」
恐らく、オイラが、現在、新型コロナウィルスの感染者が急増していると報じられている中野区在住でないことが判明した時点で、アニキの用件としては済んだはず。
だが、そこから、ほぼ1時間。
アニキとの会話ははずんだ。
お互いの両親の健康問題に端を発し、「そこを通りこえたら、もう、次は自分たちの番やで。歳をとるのは早いわ~」とか、
現在の現場取材に行ける度合いの情報交換やら、うまくいかなかったり納得のいかない仕事に対するグチの応酬でお互いに傷をなめ合うなどなど、
もちろん、すべては野球を絡めた内容で、久々に楽しくストレスを緩和し合った。
話を聞いて感じたのは、やはり、みなさんキビシー状況なのですな、ということ。
よく、「グチっていても何も解決しない。前向きなことを話したほうがいい」といわれることがあるけど、オイラにとっては、あまりにも前向き過ぎる話を聞いていても、正直、面白くもなんともない。
生来からひがみ根性丸出しの性格なので、
「ただ、自分ならうまく行くと言いたいだけの自慢か!?」
と思ってしまう。
それでは、かえって気持ちの足が止まるだけだ。
だから、何をするにも突っ込みどころのない自慢話を声高々に話すだけの人には嫌悪感を覚える。そういう人は、もれなく、今こっちが話している話題にはついていけないと察知すると、無理やり自分の得意な領域に話をもっていって、結局、自分の自慢話に持っていこうとするので、そういう手口がさらに嫌いなオイラは、自然と距離をとってしまう。
それならば、ボケた爺さん婆さんによるお互い一方通子の茶飲み話のように、お互い誰かに話したかったグチや文句を交互にただ言い合っているだけのほうがいい。
オイラはそういうタイプ。
ロケットは、燃料を燃やして得たガスを噴き出す時の反作用により推進力を得る。溜まっている不満をグチとして吐き出すことで、精神的に前に進めるというのは、自然の摂理に叶ったことだ。
ということで、オイラはガミシロアニキとの歓談をいつも楽しみにしている。
前から構想だけはしていたのだが、この夏に一度くらい、真面目な野球関係の取材話などで谷上さんとzoom(あるいは、別のなにか)を利用した有料動画配信をチャレンジしてみようと思っている。
「zoom? そんなん、まったくやってない。極力、電話よ」
アニキはそう話していたが、最近、パソコンをようやく買い替えたようなので、多分、性能的には問題なくできるだろう。
ここ数年、映像メディアやイベントなどの仕事が増えて得た体験から、ライターが有料の配信で利益を得るのは難しいのは解っている。
でも、それは、タレントと同じようにそれそのものでそれなりにやった甲斐のある利益を得ようと欲張るからだ。
自分でセッティングして元手を発生させず、すでに手持ちで得ているネタを話すだけとし、1度の配信で数千円程度の上がりでいいと思えば、千円、千五百円で10人視聴者を集められればとりあえずは成り立つだろう。
ああ、できれば、千五百円×20人=3万円 のモデルにはしたいな。
あ、そういう欲がダメなのか(笑)。
そこは、できるだけ平常心で。
そんなところからやってみようかな、と考えている。
もし、オイラとセッションしたいと思っているライターさんとか野球人、アニメ人、まんが人の強者がいたらご連絡ください。
できれば、オイラよりも著名人の人がいいです!
あ、いけない。また欲が……。
(いいかげんにせい! という心の声)