行き先

水木しげる氏が随筆のなかで,江戸時代には見世物として人気があった妖怪ミイラの原料にするため,子供を誘拐する闇の業者がいたのではと推測していた。私はそれに加えて、親が口減らしのために売った可能性もあるかな、と思い当たった。

離島や飢饉で,老人や子供を捨てなければコミニュティが全滅してしまうような極限状態に陥ることも,その昔にはあったんだろう。それに比べれば今の時代を生きる人は余裕があるはずだし,猫や新生児を捨てようとか考える前に行政やNPOに助けを求めてほしい。

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