アルパカ・ショック以後

今日はなんだかアルパカに縁のある日だった。

このサイトに拠れば、ノルウェーでのアルパカ飼育は2005年頃に始まったという。https://alpakkagaarden.no/en/alpakkaoppdrett/…

私は以前、リトアニアでのアルパカ飼育は2011年に始まったという記述を見たことがあるので、それよりは古いことになる。 https://note.com/kibitaki_99/n/n6aa4b0345188

欧州でアルパカ飼育が盛んになったのは、動物虐待の観点から大手ブランドがペルー産アルパカ毛の取引を止めるという「アルパカ・ショック」以後だろう、という考察をしたわけだけど、今現在の状況はどうなんだろう。ニュースを追いかけてみようっと。

アルパカに関する英語版Wikiの記事では、1984年に北米へアルパカが導入されたあと、アルパカ飼育の投機的なバブルが発生し、2007年頃まで続いたという。
「ゴールドラッシュでいちばん儲けたのはつるはしを売る者」状態。
以下は、当時カリフォルニア大学から出されたレポート。https://cail.ucdavis.edu/2005/09/26/alpaca-lies-do-alpacas-represent-the-latest-speculative-bubble-in-agriculture/

アルパカに関するドイツ語版Wikiの記事では、動物福祉法によるアルパカの飼育に関する規制について書かれた部分が目に付いた。
これは本邦ではあまり普及していない考え方(アルパカに限らず)なので、もっと深掘りしてみたい。

乳牛の飼養環境を改善し、乳量の向上と安定を図るという経済合理性の観点から「カウ・コンフォート」という考え方が提唱されていたことは覚えている。
しかし、これも現場の酪農家からは、投資に対するリターンが少ないので現実的じゃない、というような批判を受けていた。

ペットや野生動物についての見方とも関わってきそうだ。となると大きい問題なので、当面保留;
(2024.7.27)

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