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拒否した夢

先ほど見ていた夢の中で私は、芸術系大学の学生だった。

講義の時間に教室へ入るとそこには窓がなく黒い壁で、椅子も机もない狭く細長い部屋だった。
煙草を吸っている人がいるせいで照明の光がスポットライトのように見えて床を照らしている。

受講する人の数が増えてきたとき、そこにいた私の知人がスーツを着た女性講師に向かい、ここは空気が悪いから4番教室へ移動しましょうと提案した。
移動先の部屋はこれまた狭く細長いが、大窓があるので明るく、回廊に繋がり開放されている部屋。
バーのカウンターのような革張りの椅子が並んでいる。

次の場面は戸外で、私と私の知人が堤防の土手のような場所に座っている。そこへ目の焦点が合っていない、学生らしい若い男性が近付いてきて、細い針とチューブのついた器具を見せる。
芸術家を志向する人にはありがちなのかもしれないけど、奇想を得るためにドラッグをやっているらしい。

私の知人はそれを受け入れて、やがて目を閉じて唸り出す。私は拒否して払いのけ、もう使えないようにと手元にあった棒で針を折ってしまう。
怒り出した男性と言い争いになった‥‥というところで終わった夢。

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