流しっぱなしの夢
夢のなかでは、建物の26階に小さな浴室(シャワー室ではない)がある。
残業が終わったあと、仮眠する前に疲れを癒そうと思い入浴したが、湯船に浸かったまま寝てしまったようだ。
気が付くと朝の5時になっている。それなのに、湯は冷めておらず暖かいままだ。
朝の5時という割には、窓の外は真っ暗だ。どうも厳冬期らしい。
浴室を出たところには、蛇口がいくつかついた洗面台がある。
どの蛇口からも、凍結防止のためというので細く水が出ており、貼り紙がしてあってこう書かれている。
「(節水の?)うるさ型の方には理解していただけないかもしれませんが、流している水は決して止めないでください。」と。
それにしては流し過ぎだ。水道代のことを一体どう考えているんだろう、と、私が自分のことを棚に上げて考えたあたりで目が覚めた。
(2024.3.22)