当時の記憶、どこまで覚えてるか選手権
こんにちは。オタクです。
少し前ですが、VΔLZ 1st LIVE『一唱入魂』の円盤化が決まりました。
記憶補填ありがたい〜!と思った側から色々な関連の出来事(後述)があり、noteを書きたくなった次第です。
でも、単に近況note書くだけじゃつまんなくない?
じゃあ、当時の記憶を振り返りレポしよ〜っと!(なんで?)
せっかくなので新鮮な気持ちになりたくて、ルールを設けました。見ていいのはセットリストのみ。当時の感想ツイのカンニングはなし、というところで、対戦よろしくお願いします!!!
そもそも何のライブだったのか
わたしが行ったのは、先述しました、VΔLZ 1st LIVE『一唱入魂』というライブイベントです。VΔLZ(読み:ヴァルツ。以降、「彼ら」と称します)は、近年ですっかり世に馴染み始めたVtuberで構成されたユニットです。
彼らとそのライブについての解説は以下よりご参考ください。
わたしは当時ありがたいことに、FC1次で"そこ"への入場券を手に入れました。わたしが勝手にハマったVの沼をさらに深層まで落としてくれたフォロワーが甲斐田さんのファンだったので、恩返しできて嬉しかったです。
恩返し、というのも、フォロワーが当ててくれた「Aim Higher」に同行したのが、深淵への入り口だったから。こちらも最高ライブだったので、公式サイトのリンクを貼っておきます。
脱線しました。すみません。宣伝はオタクの基本だからね、許してね。
ちなみに、わたしの推しは長尾景さんです。
セットリスト振り返り
MCは基本的に省いてます。記憶がないから(ドヤ顔すな)
それと、わたしは感想配信と呼ばれる配信を、一切見ていません。自己解釈の味がしなくなるまで楽しんでから、答え合わせをするのが好きなので……。配信中で言及していた部分があれば、「コイツなんか言ってらぁ」という気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。
▼恋愛レボリューション(全員/以降、🔺)
選曲がまさかすぎてビックリした。絶対ジェネギャが起こっていると思って、その点で笑いが止まらなかったことをよく覚えている。推し、生きてる〜〜!!動いてる〜〜〜!!
▼Univers(長尾/以降、🔯)
イントロで鳥肌が収まらなくて、まさかMC明け一発目で地蔵になると思ってなかった。ただただ音を浴びて、涙し、彼を目で追うだけのbotになってしまい、ここで脳髄にいい感じのダメージを喰らう。まだ全体通して2曲目なんですけど……?推しを目の前にして、その上で推しから喰らう『ある種の”暴力”を受けた時の脳味噌がじんと痺れた感じ』がたまらなくて、ペンライトを握りしめてどうにか立っていた。バー前を確保できてよかった。
▼怪獣の花唄(弦月/以降、🛵🎻)
痺れたまま始まったアゲ曲、コールの声が全然出なかったことがハチャメチャに心残り。別界隈で鍛えた喉も、流石に地蔵の後だと働いてくれなかった。本当に悔しいので早急に2nd LIVEでまたコール曲やってほしい。歌が上手い。
▼All Alone Wiht You(甲斐田/以降、🌞)
浅薄でして、この時がこの曲との出会いでした。わたしはバラードを歌っている甲斐田さんが大好きなので、こういう世界観に住む甲斐田さんは美しくて最高なんだよな……などと思いながら、隣のフォロワーの安否を心配していた。
▼浮世の演舞(🔺)
これだよ!!!!!!!!
もうその一言に尽きる。わたしは演出やライティングを見るのも好きなので、バックの映像が家紋モチーフのネオンサインだったことにたいそう興奮した。桜魔での本業を見た気がして、桜魔の人間は彼らがこちらでこんなことをしているなんて知らないんだろうなと思うなど。
ここまで無料パートだった気がする。やりすぎでは?凄すぎでは?と、オタク特有のボキャブラリーを脳内展開していた。この後メチャクチャにされるとも知らずに。
▼シネマ(🔯/🌞)
特大解釈ぶつけてくるのやめてもらっていいですか?
イントロで爆散した。一度も交わらない視線が、年長組の信頼を表しているようで良かったです。どのジャンルでも、こういう言葉にできない関係値のある存在に弱い。
▼potatoになっていく(🔯)
バカヤローーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
手が震えて、初めて「過呼吸になりそう」という気持ちになった。俺これなら踊れる〜なんて配信で言ってたことがあったけど、本当に踊るな。ありがとうな!!!!!!!!!!!!!!!
なんか、本当に夢すぎて、ネチケを買って確認した。全然夢じゃなかった。この演目のせいで、マジで擦り切れるくらいアーカイブを見た。お昼休みに毎日見て、夢じゃないことを脳に焼き込んだ。その後、原曲のイントロで脳内再生できるところまで記憶を育てて、あの時のビッグバンが起きたみたいな衝撃をずっと味わった。
そしたら最近、歌って踊ってみたが上がった。
あのさぁ……………………………………………………
気が狂うかと思った。そう、この歌って踊ってみたが上がったことで、フラストレーションがエグくなってしまい、こんな記事を書いているわけです。しっかり狂っている。
▼クレマチスの祈り(🔯)
あのさぁ………………………………………………………………………………………
正直、CD版とは全然印象が変わっていた。わたしはミュージカルが大好きなので、そういった演出が盛り込まれていたこともひとつの理由かもしれない。だけど、この「クレマチスの祈り」の歌詞が、長尾らしくてすごく好きだった。「potato〜」から「クレマチスの祈り」の流れと繋ぎ、それから、そこに乗るその場だけの激情が、"長尾景"というひとりの人物の生き様の一片をこちらに示してくれた気がした。もうCD音源じゃ物足りなくなってしまったので、ライブ音源で販売とかないですか?運営さん……。
関係あるかは不明だが、クレマチスの花言葉に「旅人の喜び」というものがあった。……妄想が暴走して死ぬからやめませんか?
▼青いベンチ(🔯/🛵🎻)
どうして。その一言に尽きる。本当に、また長尾が連チャンで来ちゃうんだ、と思ったら力が抜けそうになった。
選曲は、甲斐田さんと居る時とはまた違った信頼の向け方を表したのかな、と思った。わたしが考えるお弦は、いつも年長の介護者みたいなイメージ。けれど確かに、その年長者がお弦を甘やかしたり、それとは違った意識で頼ったり、という、彼らの在り方を見たような気持ちになった。それはそれとして長尾は歌いすぎです、推しの摂取は用法要領を守らないと死ぬんだよオタクは。ありがとうな…………(再放送?)
▼カタオモイ(🛵🎻)
ここで、脳内メモリが溶けた。現地で推しにボコボコにされたセットリストの次に、こんな感情大爆発曲を持って来られたら普通に泣く。お弦は、まるでその歌の中にいる人物に憑依したみたいな歌い方をするので、ドキッとする。わたしがお弦から感じるこのドキは、自分の考えが間違っていた時とか、知らないうちに相手のことを決めつけていた時とか、自分の中で自分の過ちに気がついた時のそれによく似ている。どうしてなんだろう、と思うが、それが良い意味ですごく胸にくるのもまた不思議だ。
▼wanderland(🛵🎻)
ふわふわした脳みそのまま連れて行かれてしまった。今も、わたしの中での『弦月の書いた曲No.1』の座が揺らいでいる。この時からTOP3に食い込むほどの追い上げを見せたので、やっぱりライブで別の表現を受けると、違う見え方ができて、新しい方向からまた好きなることができていいなと思った。No.1の曲もいつかやってほしいのでリンク貼っておきます。
▼チューリングラブ(🛵🎻/🌞)
ここまできたら余裕が出てきた。あとはフォロワーの無事を祈るのみである。
2人とも衣装がお着物なので、動きがデカく見えてめちゃくちゃ保護者顔になってしまった。かわいいね。
ところで、同じお着物のはずなのに、甲斐田さんの動きがすんごく"もっちゃり"して見えるのは、やっぱり体の使い方によるものかな。ちょっと可愛すぎかも。円盤に残らないらしいから、やっぱり脳内再生できるくらいまで焼き込んだのは正解だったかもしれない。記憶喪失にならないように生きていかなくてはならないなと心に誓った。
▼パラレルノー細胞(🌞)
コーレス練習が来たので、パパンパでは?!6月だし!!となってたら、パラレルノー細胞でめっちゃブチ上がった。フォロワーの肩を叩きまくったことをよく覚えている、その節はすみません……。
本当に好きなので退勤して疲れてマジで何もできない時に聴いている。もうちょいやるぞ〜!という気持ちにさせてくれる元気曲。最高だぜ〜!🙌🏼🐢
▼透明な心臓が泣いていた(🌞)
やらなきゃ嘘だろと思っていたので、最高の形でこの曲が来たことに震えた。MVで号泣したクチなので、現場でどうなることかと思ったが、うまい具合に脳味噌が痺れていたのでちょい泣きで済んだ。
▼招かれざるお客様たちへ。(🔺)
特撮界隈出身なので、絶対に殺陣が来るとすぐにわかった。(クソデカ主語失礼しました)
こんなところで苦しみたくなかったが、殺陣大好きオタクとしては心臓の休みどころが全くなくって本当に困った……。ここのカットインもめちゃ綺麗だったから、特典映像かなんかで封入してほしい。「Aim Higher」の時の特典でやってた歌詞モニターのみの封入、すごい良かったから……。
▼No Reason.(🔺)
フォロワーの予言が当たる。新曲、本当に来ちゃったよ……。
実は、この時点ではこの曲のことを「意外な曲調かも〜」くらいに捉えていて、そんなに刺さってはいなかった。なんと、遅効性だったのだ。己にとっての”遅効性のもの”は、年単位で長く効くタイプなので困った。コイツいつも困ってやがる。でも真実なので仕方がないね。好きです。
▼サマータイムレコード(🔺)
なんか、彼らって、箱の中でも大人な雰囲気がある。大人っていうか、桜魔の住人という前提があるからか、今にも笑って風に消えそうな、そういった雰囲気をひしひしと感じるのだ。
自分にとってそんな存在である彼らの歌うサマータイムレコードは、原作軸とも、どの歌みたとも異なる味わいがあった。私の思うサマータイムレコードは、例えるなら、まだ炭酸の残る清涼飲料水だ。でもこの時のこの曲は、どう足掻いても私の中で、夕暮れのまさにこれから陽が沈むときに飲むコーヒーのような味がした。
▼SHOOTING DELTA(🔺)
私は変なオタクなので、こちらが一方的に莫大感情を抱えてしまった楽曲を聴くときに勇気のいるタイプだ。同じ人がいたら握手してほしい。
そんなわけで、あれからこの曲を、数えるほどしか聴けていない。
でも、自分がこの曲を忘れられないのは、勇気を出して覚悟を決めて聴くハメになってしまったのは、間違いなく推しのせい。
こんなことを言う推しだと思っていなかったので、脳髄をぶん殴られてしまった。本気で泣いた。あ、わたしって推しを輝かしいものとして見て良いんだ、っていう公式からの御触れが効いたのかもしれない。
とにかくこのとき、彼が曲中で自分を星座だと名乗ったことで、変なスイッチがカチッと音を立てて外れた。なんでだろうね。でも、このフレーズだけで全然普通に泣けるくらいには、このフレーズに人生を感じている。
おわりに
ここまで4,600字書きました。読んでくださった同志や、オタクの悲鳴が好きな方々、本当にありがとう。
このnoteを書こうと思ったのは、「当時の記憶をどこまで覚えているか」という単純な興味ゆえでしたが、あのとき焼き込んだ記憶はちゃんと残っていて安心しました。
結構別界隈の現場も行くのですが、ちゃんと覚えていられるもんなんだな〜と思っています。最近円盤で記憶取り戻すことが多いので……。
でも単純に、振り返りが好きなのもあると思います。色々な意味で楽しかったです!このnoteを読み返すのも楽しみ〜〜!!
この記事で興味を持ったという方は、ぜひ彼らVΔLZのことを調べてみてくださいね!いる?!
宣伝は基本!!!!!!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?