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REALITYで作った物語セリフ>剣×ウェイトレス=最強4

❲どれ、ここわ儂が戦わせてもらいますかな…❳

〘なんじゃ1人か…〙

❲そうだ。まずは儂がその力を確かめさせてもおらう❳

〘好きにするが良い〙

❲気力…強化!手始めに一撃…いくぞ!❳

〘ふん…ただの斬撃か…早いな…人間にしてわな…〙

❲言うだけのことわある…儂の一撃を余裕で止めるか…❳

〘さっさと本気を出せ…つまらんぞ…これが本気などと言うまいな〙

❲まだまだ…これからですぞ…
しかし…身体強化魔法の上掛けでは意味はなさそうですな…本気でいきますぞ…❳

❲爆!❳

〘お!爆風で加速か!〙

❲爆!!❳

〘おお!!剣撃も!!〙

❲斬…❳

〘ぬ!風の刃が…〙

❲これも防ぐか…❳

〘やるではないか!これは完全に人間の域を超えておるわ!
風と火の混合魔法の爆発で加速し、剣撃も同様に加速、更に風魔法の刃で剣撃との誤差を誘う!
面白い!流石は人間最強じゃ〙

❲褒めてくれるのは光栄ですが…その攻撃を防がれ解説までされると…これはこたえますな…❳

「剣聖…」

❲正直勝てる気がしないですぞ…
相手は魔法も使わず身体能力だけで防いでます…対する儂は魔法を使ってこのザマです…❳

「そうか…」

〘どうした?まさか、もう諦めたのか?〙

『2人共…私にやらせてくれ』

「何?剣聖でダメだったんだぞ…お前…やれるのか?」

❲ふむ…確かに気力の身体強化なら儂よりも強いと思いますが…
それは…あれに通用するほどなのですかな?❳

『あいつに通用するかはやってみないと分からない…
剣聖殿の方が私より強いが…身体能力だけで言えば私の方が上だ…
それに少し気になる事がある…試してみたい』

「何…気になる事?」

❲ほう…試したい事…そうですか…
ですが…それをあいつが許してくれますかな?どうですかな?❳

〘ふん…何をしたいのか知らんが、所詮人間がやる事好きにすればよい〙

『許しが出たな!そういう事だから私1人でやらせてもらおう!
行くぞ!全開!』

〘なっ!くっ!〙

「凄いな…早い…」

❲そうですな…ただの斬撃ですが、王妃にさっきまでの余裕がないですぞ…❳

『どうした?余裕がないな?
防ぐので精一杯なのか?』

〘なめるな!人間が!〙

『何だ!魔力の風圧か!くっ…距離が開いてしまった…』

「何て圧力だ…」

❲これは…ただ魔力を放出しただけで…これ程とは…❳

〘妾から仕掛けさせてもらおう!
土塊よ!雷撃よ!のみ込め!覆いつくせ!〙

「なんて奴だ…下から湧き出る土塊に、上の空間は雷撃…凄まじい…」

❲これが悪魔の魔法…剣士では距離をとられたら太刀打ちできないですぞ…❳

〘ふん!人間風情が…調子にのりおって…本気を出せばこの通り…すぐに終わってしまうわ…
少し…大人げなかったのう…〙

『そうだな…確かに貴様は大人げない…』

〘何!〙

『どうした?』

〘人間…生きておるのか…あの攻撃を食らって…〙

『私は生きているぞ、攻撃は食らってないがな』

〘何じゃと!あれを避けたのか…まさか…
じゃが…あれをくらって生きてるはずがない…〙

『やっぱり…私の思った通りだ…
分かっていたから避けるのはそれほど難しくなかったぞ』

〘分かっていたじゃと…どういう事じゃ?〙

「それって…」

❲そうですな…先読みですかな…❳

『魔力も気力も同じだな…その流れを見れば次どう来るか分かる…魔法もな』

〘何じゃと…そんな事が出来るのか…〙

「剣聖どうなんだ?」

❲ん〜確かに魔力をよく見ればその流れくらいは分かるかもしれませんが…戦闘中にそんな余裕ないですな…
それに読めたとしてもその速さについていけず間に合わない…儂には無理ですな❳

「そうか…女剣士だからできるのか…」

〘くっ…読めたとしても避けれない攻撃をすればよい
炎嵐、土津波、雷雨、氷吹雪…〙

『魔法の対処など簡単な事…放つ前に止めればいい…』

〘くっ…〙

『ましてやそんな大掛かりな魔法を同時に使うなど…発動の時間差で十分止められる』

〘ぬぅ…そんな事…〙

「おい…あんな事言ってるが…」

❲む…確かに対処としてはそうなのですが…そんな事出来ないですぞ❳

「そうだよな…」

〘くそ!〙

『どうした?私の剣撃を防ぐだけか?』

「どうみる?」

❲そうですな…今は優勢にみえますが、このままでは女剣士が負けるでしょうな…
女剣士には決定打がない…王妃はただの斬撃では倒せない…
持久戦になれば女剣士の方が先に力尽きるでしょうな…❳

「そうか…ならやはり今のうちに加勢して倒した方がいいな」

❲そうですな…今2人の力は拮抗してますからな…
隙を見て最強の一撃で決めましょう❳

{そんな事私がさせないですよ}

「暗部長…お前王妃の命令が無ければ戦わないと言ってただろ…」

{何をバカな事を…時と場合によりますよ
主がピンチなのに黙って見てられないでしょ}

「まあ、そうだよな…先にお前を倒さないといけないか…」

{貴方達で私を倒せますかね?
私は別に貴方達を倒す必要はないですからね}

「足止めか…」

❲時間稼ぎとなると厄介ですな…倒しに来てくれた方がまだいいですぞ❳

「泣き言なんか言ってられん…剣聖、いくぞ!」

❲はっ!❳

{ふふ、2人共接近戦が得意なんですね
見事な連携2人の剣撃は素晴らしいですね}

「くそ!」

❲全て避けるとは…余裕ですな…❳

{私は攻撃しないのでどんどん来てください}

❲むぅ…舐められてますな…❳

「攻撃しないで避けるだけか…光弾!」

{な!姫!?くっ!!貴方は何をしてるんですか!}

「弾かれたか…何をだって…俺達は王妃を倒したいんだ
攻撃もしない逃げるだけの奴なんか相手しなくていいだろ」

❲なるほど…❳

{貴方…私…少しイラっときましたね…}

「俺の使える魔法で高速なのを王妃に放つだけだ!光連弾!」

❲そうですな!雷雨!❳

{闇波!貴様等!流石にイラッとししたぞ…}

「魔法が…全部闇の波に飲み込まれた…」

❲くっ…強いですな…❳

{もういい…貴様等の相手などしてやらん…寝てろ…闇縛…}

「何だ…」

❲くっ…動けないですぞ…❳

「うっ…魔法も使えない…力が抜ける?」

{よかったな…殺しはしない…そこで見てろ…
その拘束は魔力を吸収するから魔法は使えないぞ…}

❲何ですと…❳

「どうりで…」

{さあ、私と一緒に姫の戦いを観戦しましょうか}

「くっ…お前…さっきから王妃の事を姫と言ってるな?」

{ああ…まあいいでしょう…悪魔とばれているのですから…王妃は悪魔の姫です
人間界に来ていたのも姫のお遊びで悪魔の王の意思とは関係ないです
私は姫のおもり役です護衛でもありますから…私は姫より強いですよ…
貴方達は私が姫より弱いと思っていたようですが…}

「何だと…王妃が悪魔の姫…お前は姫より強い…
普通暗部長より王妃のが強いと思うだろ…ラスボス感あるし…」

❲そうですな…何にせよ今の我々には同仕様もないですな…❳

{分かってもらえましたか
ですから大人しくしていて下さいね
まあ貴方達では何もできませんがね}

「お前は加勢しないのか?」

{本当に危ない時は助けますよ…私は少し嬉しいんですよ
姫はおてんばで私をよく困らせますから…今回の事はいい薬になりますよ}

「今回の事も…ただの姫様への教訓かよ」

{そうですよ…だから貴方達も殺さないんですよ…
人間界を支配しようとか戦争とかでしたら貴方達死んでましたよ…
まあ、これからは分からないですけど…
姫は悪魔の王族ですから強いんですよ…それと同等の人間がいる…これを報告した時どうなるか…}

「戦争…」

{脅威になると思えば人間界を攻める事もあるかもしれませんね}

「そうか…王妃…姫が強いのは分かったが、お前のが強いんだろ
悪魔の中でお前はどれくらいの強さなんだ」

{それを教えると思いますか?}

「いや…普通は教えないだろ…お前は喋るのが好きみたいだから、もしかしたらと思ってな」

{私が喋るのが好き…そうですね…今日は喋りすぎてるかもしれませんね
普段はそんなに喋らないんですよ…}

「そうなのか…そんなに姫がやられてるのが嬉しいのか?」

{なんの事ですか…そう見えますか…
まあ、そうですね…普段迷惑かけられてますから…}

「姫が嫌いなら、この拘束を解いてくれないか?」

{貴方は…流石にそれは無理ですね…姫に何かあれば私が王に殺されてしまう}

「まあ、そうか…」

{まあ、生きてさえいればいいので、もっとやられてもいいと思いますが…
今日は本当にお喋りが過ぎましたね…黙って観戦しましょう}


〘どうしたのじゃ?向こうが気になるか?〙

『む…そうだな…』

〘小娘が攻めあぐねているから、あやつらが加勢しようとしてやられたのじゃろうな〙

『そうだな…』

〘安心せい…人質などにはしないし殺しもしない
妾達の邪魔をしないように拘束しているだけじゃ〙

『そうか…』

〘どうするのじゃ?小娘には妾を倒す一撃がないのだろう?
ただの剣撃では妾を倒せんぞ…このままいけば小娘が先にバテて妾の勝ちじゃな…
不本意じゃがな…〙

『そうだな…仕方ない…やってみるしかないか…
ぶっつけ本番だが…』

〘何の事じゃ…〙

『試したい事があると言っただろ?』

〘何…それは先読みの事じゃなかったのか?〙

『違うぞ…先読みは試すも何も見てれば分かるだろ…』

〘そんなの知らん…〙

『まあいい…気力の身体強化で倒せないなら魔法で倒せばいい』

〘何!小娘!貴様魔法が使えるのか!〙

『いや…使えなかった…だからぶっつけ本番なんだ』

〘今まで使えなかったのに今使えるようになるというのか?
そうだとしてもそんな即興の魔法など効かんわ〙

『そうだな…だから賭けなんだ…』

〘賭け…固有魔法か…そうじゃな…あるかもしれんな…〙

『そういう事だ…運も実力のうち…
お前達の魔力の流れを見ていて分かった
先読みで言ったが魔力も気力も同じだ!気力を魔力に変換…』

〘なっ…これは…なんて魔力じゃ…本当に人間か…〙

『よし…成功だ…』

〘固有魔法は…〙

『もちろん使える…深淵の炎…』

〘何じゃその炎は…寒気がする…〙

『当たりのようだな…悪いな運も実力だ…』

〘ふん…まだ分からん雷撃…〙

『深淵…』

〘何?魔法が…燃えた?〙

『深淵の炎は魔力を元に燃える炎…魔力を元にしているものも然り…魔法も悪魔もな』

〘魔力を…この燃え方…見た事ある…
第3王妃の最後…自分を焼いた炎…魔力を燃やすじゃと…そうか!あやつ神族だったのか!
神族も魔族と同じ魔力体じゃ自分を燃やしたのか!
小娘…貴様は第3王妃の娘だな!あやつの面影がある…貴様も亜人だったのか…しかも神族の…
あやつめ妾を謀りおって!娘は逃がしていたのか!
だからあの時あの炎でチリ一つ残さず燃やし尽くして分からなくしたのか!〙

『第3王妃…娘…』

〘小娘…何じゃ…貴様知らなかったのか…〙

『私は…捨て子だったからな…』

〘そうか…そのまま死んでいればよかったものを…
お前の母は第3王妃じゃ、あやつはいつも妾の邪魔をしてくれたな…
凄腕の術士と言われておったが、その術は確かに我らに対抗できる脅威になりうる存在だった…だから始末したんじゃ…
当たり前じゃな…神族じゃたんだからな…〙

『私の母が第3王妃でそれを第1王妃が殺した…』

〘そうじゃ…怒ったか?〙

『いや…そんな事言われても…実感がない…私にとって親と言えるのは師匠だけだからな…』

〘何じゃ…つまらん…怒って隙を見せるかと思ったが…ちとまずいのう…〙


{何だあれは…姫…}

❲あの炎は第3王妃の炎ですぞ…❳

「第3王妃…そうかやっぱり娘だったか…」

❲そうですな…それより今が好機です!戦喜!❳

「剣聖…お前…拘束魔法が…それは固有魔法か?」

❲はい。戦喜は儂の固有魔法で自分にかける魔法なので…申し訳ない…王子の拘束ははずせないのです❳

「そうか…」

❲これは賭けでしたが…良かったですぞ…魔法もその身の内で発動すれば拘束魔法にも吸収されずに済むかと思いましてな…❳

「そうか…体内で発動する魔法なら大丈夫なんだな…
それにしても剣聖の固有魔法か…聞いた事なかったが戦鬼とは強そうだな」

❲いえ…戦鬼ではなく戦喜です…喜ぶで戦喜です
これは戦いを楽しむ戦う事に喜びをえるという事で
状態異常にかからなくなり戦っている間にステータスもアップしていきます❳

「凄いな…何でそんな固有魔法を今まで使わなかったんだ?」

❲これは使い所が難しいのです…後退する事はしない…死ぬまで戦うのです…
戦争では使えません…兵を無駄に死なせる事になります❳

「そうか…」

{儂は女剣士の邪魔をさせないように暗部長を足止めします❳


{貴方は…闇縛は…いつの間に…}

❲王妃の事が気になるのですな…こちらの事など全然意識していなかったと見える…❳

{それは…私の闇縛が人間に破れるとは思っていませんでしたから…
私もまだまだですね…潮時ですかね…}

❲逃げるのか?❳

{そうですね…私は…姫さえ無事ならいいので…それが任務ですから}

❲深追いはせん方がいいか…❳

{懸命ですね…闇縛をはずしたとしてもその実力差は明確ですからね
さて向こうはどうですかね…}