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REALITYで作った物語セリフ>剣×ウェイトレス=最強5

〘雷雨!〙

『深淵!無駄だ…早い魔法でどうにかなると思ったか?
いくら魔法が早いと言っても打つ前から分かっているのだぞ
簡単に対処できる』

〘魔法が燃やされる…くそ…ここまでか…〙

『深淵!燃やし尽くせ!』

〘ぐぅあぁ…〙

{姫!闇吸!ギリギリか!}

『何…燃やし尽くせなかった…』

{良かった…間に合いました…炎が燃やす前の魔力を吸収して剥がしました…
まあ闇吸は燃やされましたが…
まあ姫は生きてますし我々はこれで失礼させていただきます}

『逃がすと思っているのか?』

❲女剣士!深追いは禁物ですぞ…そいつは王妃よりも強い❳

『剣聖殿…拘束が…王子は…深淵!』

「おっ!熱!」

『済まないまだ扱いに慣れてないんだ…修練すれば魔力だけ燃やす事もできるだろう…』

「そうか…凄いな…助かったありがとう…でどうする?剣聖…3人でもダメか?」

❲そうですな…キツイでしょうな…❳

「そうか…主君の権限!」

{何…これは…}

「俺の固有魔法だ…かけられた者と主従関係になり、俺の命令に逆らえないし俺を傷つけられない
洗脳や催眠と違いお前の意識はちゃんとあるがな」

{貴方は…最後まで…嫌な奴ですね…}

「大人しく掴まれ」

{くっ…貴方を傷つけられない…命令を聞く…命令される前なら自分に魔法をかけられますね…闇吸…}

「自分を闇で包んだ…魔法は…」

{貴方の魔法は消えました…闇吸は魔法吸収に特化したものですからね…
まあ、結構魔力を持っていかれましたね…
やはり固有魔法は厄介ですね…どうやら育ちや環境から力の方向性は決まるようですね…
なかなか面白い情報が得られましたよ…神族、亜人と色々知れました…
今回はこれで良しとします…元々姫の遊びでしたからね…手土産がある分マシです
むしろこれは褒められてもいいくらいですよ…私はいつも姫のせいで怒られてばかりですから}

〘おい…もういいじゃろ…分かったから…もう、あまりわがままわ言わんから…
すまなかった…もう行こう…
小娘…次はこうわいかん…必ず倒す…〙

{姫…姫が私に謝るなんて…それだけでも感動ですよ…では訓練も頑張ってくださいね}

〘分かった…しまらんな…また会おう…次はお前達の最後だ〙

「行ったか…助かったな…」

❲そうですな…暗部長は余裕そうでしたからな…❳

『深淵の炎が…やはりまだまだだな…鍛錬しなければ…』

「女剣士…お前第3王妃の娘…それより神族との亜人だったんだな
です。ますと態度を改めた方が良いのか」

『お前…それ…やめろ…今まで通りにしてくれ』

「そうか…神族との混血となると教会の奴等に聖女と祀ってもらえるぞ」

『バカ言うな…そんなの嫌に決まってるだろ!私は剣士なんだ』

「剣士…そうだな…さてこいつはどうする?」

『ああ…変化の…あいつ等は居なくなった…貴方はどうしたい?』

《あいつ等…どうでもいい…私がいらない存在なのは変わらないから…
女剣士…貴方も亜人だったんだ…》

『そうみたいだな…知らなかったがな』

《私も知らなかった…だから今まで生きてこれた…亜人も人間と変わらないと思ってたから…》

『変わらないだろ…』

《違うよ!悪魔だよ…貴方は神族みたいだから…見た目は人間と変わらない…
私は一目で分かる…変化がなかったら生きてこれなかった…
自分を偽ってこなかったら生きてこれなかった…貴方は普通の人間として暮らしていたんでしょ!》

『そうか…大変だったんだな…私は捨て子で師匠に拾ってもらって人里離れた森で2人だけで暮らしてきたからな…』

《そう…人里離れた…そうか…私も人の居ないところで暮らせばよかったのかな…》

『私は…いい人に拾われたから…』

《そうか…もういいや…私が亜人で人を殺してきた事は変わらない…》

『それは…王妃のせいだ!人間に亜人を憎むように仕向けたから!
目の前で親を殺され仲間を殺され自分も殺されそうになったら…人間を憎むのも当然だ…
確かに駄目な事をしたがそれは今からでも正せる』

《貴方…貴方似てる…そう…私を助けてくれた人に…そうだ…私を助けてくれた人がいた…
私は…死にそうになって固有魔法が使えるようになったけど…そんなのすぐには扱えなかった
あの人が助けてくれた…匿ってくれて魔法の扱いを教えてくれた…
私…こんな大事な事忘れてた…》

『そうか…良い人はいたんだな…忘れてたのは仕方ないさ…
そうでもしないと生きてこれなかったのだろう』

「おい…その良い人って…お前の母親だろ…」

❲そうですな…第3王妃…確かにあの時、亜人の子供を助けていましたな…❳

「私の母…そうなのか…何だ…これは…私は…嬉しいのか…」

《貴方のお母さん…そうだったの…私は…そんな人を殺そうと…》

『それは…』

「そうだな…しかしそれは…お前達の血のせいじゃないか?
悪魔と神族…対立しているみたいだからな…
変化のお前が殺してきた奴らは何かしら悪さをしてきた奴らだけだからな…女剣士を除いてな」

《私は…私に絡んできた奴らを殺してたから…絡んでくるように仕向けてたけど…
貴方は何故かな…殺したいと思った…》

『そうなのか…やはり貴方は悪い奴ではない…過酷な世界を生きてきてその芯は悪に染まっていない…
貴方はもう大丈夫だ…もうあんな事はしないだろ?』

《しない…もうあんな事は…けど…私のしてきた事はきえない…許されないよ…
私は…》

「主君の権限…」

『おい!王子!何を…』

「お前…グダグダうるさいんだよ…お前のやってきた事は許されない…」

《はい…》

「だからお前は死ぬな…生きろ…死ぬなんてただの逃げだろ…
お前は生きて償え…楽になんてさせない…」

《そう…だね…はい…これは王子の固有魔法?》

「ああ…そうだな…」

《そう…私は生きます…生きて今ままでの事償います…》

「そうだ…お前は罪人だからな…お前の身柄は俺が預かる…俺が見届ける」

『王子…お前…やっぱりナンパな奴だな』

「なに!何でそうなるんだよ!」

『変化の奴が女の子だって分かったらこうだ』

「違うだろ!女とか関係ないだろ!
何だお前ヤキモチでも妬いてるのか?」

『ヤキモチ?何で私が?』

「お前俺が好きって言ってなかったか?」

『好き確かに言ったがそれは単に人として好きと言ったのだ…
まあ、私は恋愛などした事ないから男女間の好きと言うのが分からないが…』

「何…そうか…」

❲王子…❳

「何だその目は…俺は別に…なんでもないぞ…」

❲まあ、まだ望みはありますぞ分からないと言っておるのですから…❳

「だから違う…それに俺達は腹違いの兄妹だろ…そんな事はありえない…」

❲むう…それは…なんとかなるのでは?
他の国では王族同士で結婚をしているところもありますし…何より彼女は…神族の血が入ってます
これは王族としては是が非でもその事実が欲しいところ…
逆に王子が結婚しなければ…王子の方が王になれないかもしれないですぞ…❳

「俺は王になんかならなくてもいいが…そうか…」

❲まあ、今はそんな事よりも王の無事を確かめましょう❳

「そうだな…」


「王…父上…生きてる…寝ているのか…起きないな…」

❲そうですな…あいつ等は意識がないと言っていましたが…これは呪いですかな…❳

「呪いか…どうなんだ…とけそうか?」

❲正直どうでしょうな…あいつ等の魔法は人間よりも強力ですからな…❳

『私ならなんとかなるかもしれない…』

「女剣士…そうか深淵の炎…魔力を燃やすんだったな…
呪いも魔法だからな…だがいけるのか…制御が難しいんだろ
失敗したら火傷なんかじゃすまないだろ」

『そうだな…能力としてはできるのだが…王…失敗はできない…責任重大だ…少し練習してくる…』

「大丈夫か…」

❲現状では…これしかないですな…❳

『あ!』

「おい!どうした…壁がない…」

『すまない…弁償するから!』

「お前は…全く…弁償なんかしなくていいだろ…お前は王女なんだから…」

『私が王女…』

「そうだろ第3王妃の娘なんだぞ」

『そうか…だが私は…そんなタイプじゃないと言うか…なんというか…』

「分かってる…お前はそのままでいい…今のところ口外するつもりはない…
今は悪魔との戦争の準備の方が急務だ」

『そうか…戦争…』

「ああ…だからってわけじゃないが王を助けてくれ…俺の…お前の父親でもあるんだからな…』

『私の父親…そうか…もう少し練習する…』

「ああ分かった…弁償はしなくていいがあまり壊すなよ…これから色々金がかかるからな…」

「そうだな…」


『ふぅ~なんとか呪いは燃やせた…』

「良かった…父上…」

❲王様…❳

『すまなかった…制御が難しくて…』

「まあ、これくらいはいいだろ…」

❲そうですな眠り続けるよりは、頭がパンチパーマになる方がマシです❳

『本当にすまない…弁償…はできないが…』

「お前は…それ口癖か?お前は王女なんだからいいんだよ…王も…父上も娘がした事だ許してくれるさ…むしろ助けてくれたんだ喜ぶだろ…」

『そうか…』

「それで、これからについて…悪魔との戦争についてだが現状勝ち目はない…正直人間では悪魔に対抗できない…
固有魔法なら対抗できる者もいるが、それはごく一部…生まれや環境が関わってくるようだからな…
鍵になるのは女剣士お前と亜人達だ…
悪魔の亜人達は第1王妃に殺されてしまったが神族の方は見た目では分からない…それを探しだして仲間にする
悪魔の亜人も生き残りを探すし固有魔法使いも探す」

『亜人探しは私も手伝えそうだ、亜人は魔力が普通の人間とは違うから見て分かる』

「そうか…助かる…」

『変化…この子を私に預けてくれないか?
この子は気力で性別まで変えていた…練習すれば気力を操れるようになるぞ…魔力もな…
この子も亜人を見て分かるようになるだろう』

「それは助かるな…気力を操れるようになるという事は強くなるって事だろ…今Aランクって言ってたからSランクにもなれるんじゃないか」

『そうだな…』

《はい。私もそれがいいです。宜しくお願いしますお姉様!》

『お姉様…なんだが妹ができたみたいで嬉しいな…』

「妹…いや、お前の方が妹だろ…変化は第3王妃に助けられた時はもう喋って歩いてたんだぞ
お前は赤ん坊だろ、変化は俺の方が年近いだろ」

《そんなの関係ないです。お姉様はお姉様です…お姉様のお母様もお姉様も…私を助けてくれた恩人です…
強くて美しつくてカッコいいです》

「そうだな…てか…キャラ変わり過ぎじゃないか…まあ…いい事だが…」

『ありがとう…無理してないか?』

《はい。無理してないです。むしろ嬉しいです。人の役に立てるのが…
必要とされるのが嬉しいんです》

『そうか…お前は可愛いな…小さくて華奢で女の子らしい…
王子もこんな女が好きなんだな…私はでかくて可愛くない…』

「はぁ?何言ってんだよ…お前…何でそこで好きとか出てくるんだ…
まったく…俺は…お子様はタイプじゃない…もっと大人じゃないと…」

『む…大人…大人か…大きい…巨乳…好き…良かった』

「言ってないが…良かった…なんだ…ヤキモチか?」

『ヤキモチ…どうなんだろうな』

「恋愛は…分からないか…」

『ああ…それと私の固有魔法…物に付与できるようだ』

「えっ…急に何だ…どういう事だ…」

『例えば剣に付与すれば、この剣の炎に触れた物の魔力が燃える…制限時間はあるがな…込めた私の魔力が燃え尽きるまでだ…
制御が難しいが訓練してできるようになった』

「お前…本当に凄いな…さすが神族…さすがです。助かります」

『やめろ…気持ち悪い』

「冗談はさておき、これは光が見えてきたぞ…
まあ、お前だよりになるのが何とも頼りないがな」

『そんな事はない。兄妹なんだから助け合わないとな…』

「そうだな…」

『そういえば…お前が兄なのか?私が姉とか?』

「はあ?何言ってんだよ…お前より俺のが早く生まれてるよ…」

『ん?どうした?冗談だからあまり真に受けるなよ…』

「ああ…そうだな…生まれた時か…なんでもない…」

『ん…そうか…さてとりあえずはもうする事は無いな…帰るとするか…』

「帰る…お前は姫なんだから城に住めばいいだろ?」

『姫って口外しないのだろう…住めないだろ』

「理由なんか後で適当に考えるから大丈夫だぞ」

『お前…王子の発言とは思えんな…私はいい…もう、あの場所に愛着がつてしまったからな…』

「そうか…お前はウェイトレスが好きなんだな…」

『いや!違うぞ!何でそうなるんだ…まあウェイトレスは続けるが…制服は可愛いし…皆可愛いって言ってくれるし…って家賃の為だ』

「そうか…金くらい出すが…いらん世話か…
まあ、いい…王が起きたら第1王妃が言わせた事訂正してもらわないとな…」