Day14 : 描くを編む
好奇心旺盛で多趣味の私にとって夢中になったものは今までに山ほどある。
大人になってから初めて夢中になったと言えるものといえば、昨年の2月ごろに始めた編み物。
きっかけは自分の描いたイラストを立体に起こしたいと思ったこと。
画面上でも紙面上でも平面でしかないイラストに少し飽きがきていた。
親に聞けば昔使っていたかぎ針と毛糸があるとのことですぐに編み物を始めることにした。
最初は編んでは解いてを繰り返し、巾着を編むのに2週間ほどかかった。
編み物に慣れるため、達成感をたくさん味わうために簡単なシュシュをたくさん編んだ。
これを付けて映画館へ行きました。
ワオキツネザルのしっぽみたいになったシュシュ
いつかワオキツネザルに触れてみたいです。
間違えたら解いて編み直して、気に入らなかったら別のものに生まれ変わらせることもできる。何度でもやり直しが効くところにも惹かれたんだと思う。
編んでいくうちに分かったこと、編み物は自分が欲しいと思っている形を叶えるのに最適なツールだった。
特に円や球は作りやすくて、個人的には粘土を扱うよりも自由度が高く感じた。
よく一緒に出かけています。
この小さき命を生み出すのに３日かかりました。
軽くて、身に付けたり持ち運んだり出来るのも好きなところ。
夏秋頃にはもう少し大きいものが作りたくなりファッション小物にも挑戦した。
台湾カステラと長崎カステラのREMIX ver.
小さいバッグに大きいキーホルダーを付けるのが
夢でした。夢、叶いました。
立体のモノを作るということがこんなに楽しいとは。絵を描くことや文字を書くこととは違う楽しさで、作ったモノが "ここにある" ということに毎度感動する。
編み物を始めた時からいつか販売をしてみたいと考えていたので、秋冬辺りで思い切ってメルカリのアカウントも作ってみた。
思っていたより容量がたっぷりで沢山入ります。
メルカリにて販売中。
編み物というツールを使って作りたいモノが日々溢れてくる。
飽き性な私、まさか1年間も続くコトが大人になってから見つかると思っていなかったので嬉しかった。
今は新しい帽子が欲しくて、こんな帽子を編もうと考えている。
今月中には完成させたい。
平面のアウトプットが当たり前の日々に舞い込んだ立体のアウトプット方法。平面を生み出すことに疲れたら立体へ、その逆も然り。両者にとって良い刺激になった気がする。
一生続ける趣味にしていけたらいいな。
Day14 : これまで夢中になったモノやコト