DAY11 : 自分の嫌いなところ
人に頼ることが出来ない。
人に頼るぐらいなら自分がやれば良いやと思ってしまう。
誰かにやってもらうより、相手を注意してまで変わってもらうより、自分が我慢すれば済む話だと思ってしまう。
自分より技術や知識を持ち合わせている人がいるのにその人に頼ることが出来ない。
自分の考えを人に伝えるのが苦手だから、こうしてほしいと思っても上手く伝わっていないことの方が多くて、完成系がうーん…となってしまうことが多い(これは自分の伝え方の問題もある)。
いっそのこと自分の思考ごと共有できればいいのに。
脳みそごと「こちらでーす。この思考でお願いしまーす。」と見せることができればいいのに。
”人に頼るってこと” って ”人に期待をする” ことなのかなと思う。
「これをやってほしい」と頼ったら、「この人はやってくれるだろう」と期待してしまう。
だからやってくれなかった時に私は腹が立ってしまうのだと。
人に対して優しさを向けた際、ついつい見返りを求めてしまうけれど結局は返ってこないことの方が多くて、それならハナから期待しない方が心が楽だと感じるようになった。
そうすれば期待したことによる嫌な感情が湧かずに済むから。
見返りを求めない優しさを提供できる人が本当に優しい人なんだろうなと思いつつ、「じゃあその人が与えた優しさには誰が気づくの!?!」ってなってしまう。
「なんか嫌なことあった?話してみて?」って聞かれたとしても、話した後の返答が理想と違うと余計落ち込んでしまうから、それなら言わない方がマシかってなっていつも結局言えずに終わる。
そして容量いっぱいに溜め込んでは大爆発を起こしての繰り返しで、私ってとても厄介だわと思ってしまう。
私はつくづく、相手に変わってもらうより自分が変わった方が早いと思ってしまうタイプだな。そんで、いつまでも変わらない相手を見て憐んでしまう、鼻で笑っては見下してしまう。自分の好きに動かしたいだけなんだろうな。そんな私も憐れなんだよな。
逆に捉えると、理想ドンピシャな人が現れた時にはその人への信頼が増す一方ではある。
本当に0か100の人間だなとつくづく感じる。
せめて、理想じゃなくて想像を求めたられたらちょっとは楽になるのだろうか。
人に頼れない挙句、相手に差し出した優しさに見返りを求めてしまうのは自分の嫌いなところだ。
DAY11 : 自分の嫌いなところ