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書く習慣

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『書く習慣』の1ヶ月チャレンジを1年かけて書いてます。 タイムリミットは4月19日です。 追記 : 書き切らずに期限が来てしまいましたが、時間がかかってでも完走させます。
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記事一覧

DAY12 : 自画自賛食堂

本当は料理が得意だと言いたいけれど、得意なのかと聞かれたら小声でしか答えられないぐらいの自信しか持ち合わせていない。 どっちかというと料理は ”好き” だという気持ちの方が強い。 けれど最近発見したのは、 ”見た目がきれいではないけれど、確実に美味しいご飯は作れる” ということ。 しかしこれは、自分がコックさんでありお客さんでもあるというパターンに限る。 つまり、人様にお出しするには値しないものだけど、目の前の人(自分)にとってはドンピシャな味を叩き出せる。 これが

DAY11 : 自分の嫌いなところ

人に頼ることが出来ない。 人に頼るぐらいなら自分がやれば良いやと思ってしまう。 誰かにやってもらうより、相手を注意してまで変わってもらうより、自分が我慢すれば済む話だと思ってしまう。 自分より技術や知識を持ち合わせている人がいるのにその人に頼ることが出来ない。 自分の考えを人に伝えるのが苦手だから、こうしてほしいと思っても上手く伝わっていないことの方が多くて、完成系がうーん…となってしまうことが多い(これは自分の伝え方の問題もある)。 いっそのこと自分の思考ごと共有で

Day10 : 勝ち上がる食い意地

ご飯を食べている時、無意識に考えてしまうこと。 それは " どれを食べて最後の一口を迎えようか " ということ。 後味というものはいつだって良いほうがいい。 一口目と同じテンション感と感動を味わいながら食べ終わりたいし、美味しかったという余韻をできるだけ長く残したい。 最後の一口と言っても毎回同じものを食べるわけではない。 好きなもので終わらせる時もあれば、そのお店で食べた1番美味しかったと思うもので終わらせる時、さっぱりしたもので終わらせたい時、揚げ物で口の中をいっぱ

Day9 : 画面の中に居る努力

感受性が豊かすぎて、映像作品を観たら高確率で涙を流す私。 どんな作品で泣くことが多いのか思い返してみると、 "頑張ってる人がいる"作品だということに気がついた。 部活の大会で勝つために頑張る人、新たな挑戦のために頑張る人、夢を叶えるために頑張る人。 頑張れる人は努力ができる人だ。 努力という数値化できないもの、目に見えないもので頑張れる人は本当にすごいと思う。 例えばオーディション番組なら、 本番までの短い練習時間の中で、少しでも上を目指して努力している。 なんでそんな

Day7 : 疑問の質問

『好きな食べ物はなに?』 この質問の答えがずっと見つからない。 正確に言うと、好きな食べ物がありすぎて見つからない。 好きな食べ物ランキングトップ3を教えてください!と言われたとしたら 15品ぐらいは答えたくなってしまう。 私は非常に食い意地の張った生き物である。 ここで厄介なのが、好き嫌いが多いのだ。 卵が好きなのだが、シーザーサラダの上にのっている温泉卵は好きじゃないし、目玉焼きの黄身は潰して焼かないと食べられない。 さらに卵かけご飯は柚子胡椒を入れないと食べられな

Day6 : 白紙を埋める

本を読んだら気になった言葉や覚えておきたいことを書き出すようにしている。 始めたのは今年の初夏ごろだったか、 手帳の後半にある白紙のページをどうにか埋めたくて書き始めた。 学生の頃からノートを書くことだけは好きだったのでその記憶が蘇った様な気がして楽しいのだ。 スマホをダラダラと見る時間も減らせて、文字を書くことでストレスも発散できて結果的に良いことだらけだった。大人になるにつれて手書きで文字を書くという機会が減っていき、漢字を思い出せないことも増えたから軽い脳トレにもな

Day8 : 自覚のないくちゃくちゃ

食事中に抱く嫌悪感というものはとても厄介だ。 食べることが好きで、食事中はできるだけ目の前の料理に五感を使いたいと思っている。 そんな私の大敵は咀嚼音である。 身近な人の中にえげつないぐらいの咀嚼音を奏でる人がいて、 さすがに不快すぎてこのまま一緒に食事をするのは嫌すぎる!と思ったので 注意してみたが、本人曰く「自分は咀嚼音なんぞ奏でていない」とほざいていた。自覚していないパターンが一番厄介である。 結局それ以来、私が我慢するという方法しかとれなくて 『その人と食事を

Day5 : 欲まみれの小売店

昔から好奇心旺盛で、気になることややりたいことがたくさんあって、 それに伴うように将来の夢がコロコロ変わっていった。 幼稚園の卒園式では壇上に上がり、一人ずつ将来の夢を叫ぶ。 「かみのけのごむやさんになりたいです!!!」 これが当時の私の夢だった。 周りの子がケーキ屋さんだとかサッカー選手だとかキラキラとした夢を 語っている中、幼き私が胸を張り大声で叫んだ夢はまさかの小売店。 今考えてもそんな夢を思いついたのか不思議ではあるけれど、 確か、家の近所にあったモールの中に少

Day4 : 誰かになりたい

ペンネームというものにずっと憧れていて、 小さい頃からペンネームや芸名を考えるという遊びをよくやっていた。 勝手に性格や設定を決めて、”こんな人になりたい” を名前の中に詰め込むのが楽しかった。 小学生の頃、自分の名前の由来を親に聞いてくるという宿題が出された。 "人から必要とされる人になってほしい" これは両親が私の名前に込めた思いだった。 ここ数年、そんな両親からの願いとは真反対な生き方をしている。 そんなことを考えてはなんて親不孝な子だろうかと、考えてしまう。 中学

Day3 : それだけのために

住んでいる地域から一番近い水辺は川。 地元では汚すぎると有名で、私の周りでは「ドブ川」と呼ばれている。 色は濁った緑色で入ろうもんなら異臭騒ぎになるほどだ。 実際、その川に落ちた知人からは異臭を放つだけでなく、 蕁麻疹もできていたらしい。 そんな川が身近にあるからこそ、 旅先に選ぶのは綺麗で透き通るような水辺のある場所が多い。 高知県や長野県、北海道など今まで行ってきたところはどこも水が綺麗だった(多分どこに行っても綺麗と感じるとは思う)。 今、特に行きたいところとい

Day2 : 思ってたより悪くない

最近は自分の作品を可愛がれるようになってきて 描くことが楽しくなりつつある。 他人の目を気にしすぎて「このイラストは必要とされるのだろうか」とか 「上手な絵を描かなきゃダメ」と考えては落ち込んでを繰り返して 時間も手間もかけた自分のイラストを卑下してしまう時期があった。 けれど、お仕事をいただけるようになってからは その気持ちがかなり薄れた。 自分の描いたイラストにお金を払ってくださる方がいる、 必要だと言ってくれてる人がいると 自分のイラストを卑下することがむしろ失礼だ

Day1 : 怪我の功名

強そうな人間になりたい。 昨年末、コロナに罹った時の話。 喉が燃えるように熱いせいで食欲もあまり無く、喉を冷やす事をメインにしていたため主食はのど飴とバニラアイスと氷だった。 そして朝から夜中まで咳が止まらない生活を1週間続けていると突然お腹が痛くなったのだ。 原因は筋肉痛。ほとんど食べない生活と咳をするたびにお腹に力が入っていたためわずか1週間で腹筋が割れていたのだ。 鏡に映ったお腹にはしっかりと縦線が入っていて、病に罹っていたのに強そうに見えた。 それから症状は治り