#1 不妊治療を頑張るみなさんへ。そうでない人も。僕たちの紹介
はじめまして。
日本とオーストラリアでの不妊治療経験があります(現在も進行中)
私(夫):ヨウケン 日本人(30代後半)
妻:ジュリー オーストラリア人(30代前半)
いわゆる男性不妊で、精子が上手く形成されない造成機能障害です。
お医者さんからはセントルセルオンリー症候群と言われています。
(病名の詳細は、後ほど#19男性不妊の種類で詳しく解説します)
最近になって、ようやく男性不妊が世間一般で認知されるようになりましたが、昔は不妊=女性の問題とされており、僕自身も恥ずかしながら、そのように思っていた部分がありました。
不妊治療は本当に『出口が見えない暗いトンネル』のようで、経済的(お金)な負担、精神的な負担、肉体的な負担、この3つがかかる三重苦です。
その大変な気持ちがわかるから、僕は不妊治療をしている人に対して、簡単に「希望をもって!」「頑張れ、あきらめるな!」なんて、到底言えません。
なぜなら、もうすでに頑張ってると思うから。
子供を望む選択をしても、そうでない選択をしたとしても、その人の人生がこの先、終わるものでもないし、続いていくわけで、苦労を重ねた人ほど、重ねた分だけ、家族の絆は強く、この先の人生が人よりも輝いた人生になって欲しいと自分達を含めて本気で思っています。
このブログでは男性の立場から書いた情報が、まだまだ世間一般には少ないのと、日本では不妊治療の保険拡大がこれからされようとしていますが、オーストラリア(海外)での不妊治療の現状や考え方をシェアする事で、国が違えばこんな考え方もあるんだぁとか、何より少しでも読んでくれる皆さんの気持ちが楽になればいいなぁと思い、書いていくことを決めました。
ブログを書くことで僕自身が、長い苦しい不妊治療にしっかり向き合えることにも繋がるので。
不妊治療の問題は決して、医学のサポートだけでは十分ではなく、それを支える家族や職場など、周りの人の理解や支援。社会全体での理解や支援が必要不可欠だと思っています。
自分自身も勉強不足なところはあるので、コメント等でシェアしてくれると、それはそれで嬉しいです:)