規約以前の問題
うーん、漢字が並ぶタイトルが続いてるな。
でも、さすがに、カタカナ英語にならないよね。
clubhouse のモデレーターをやってみて、気づいたことがひとつ。
clubhouse 内で、他の方のお話を聴いて得た知識・知見って、こういうところに書けないのかしら?
だって、メモも取ってはダメなんでしょ?
スピーカーさんの同意をもらえばOKらしいけど、ほんのひと言の情報のためにわざわざ連絡とるのもなあ。
clubhouseでちょっと耳にして、いろいろ調べました~と言う。
いっそのこと、まるで自分が思いついたことのように書いちゃう?
clubhouseの会話で知ったんだけど~とわざわざ言わなければいいのか。
まあいいや。
前振りが長いけどww
以下、先日、耳にしたことをヒントに、私が調べたり、いろいろ考えたりしたことでーす。
日本人ユーザーは、SNSのアイコンを、イラストにしたり、ペットの写真にしたりする人が多いけど、海外のユーザーは圧倒的に顔写真が多い。これは実際に確認してみた。
これは「顔写真を出さないと信用されない」という欧米での社会通念ゆえ。
日本人が顔写真を出さないのは、逆に
「実写真を悪用される恐れがある、と思っている」
「SNSはプライベートだから、人物を特定されないようにしたい」
「匿名にしておきたい」
おそらく、facebookの「実名じゃなければダメ」というのも、同じようなコンセプトからでしょう。それに戸惑った多くの日本人が、結果、どうなったかといえば、
「リアルな知り合いが、近況報告をし合うSNSに落ち着いた。」
日本人社会から飛び出ることなく、利用している。
これが、海外の人とも繋がれるSNSなんだ~と気がついて、そういう風に使おうと思ったら、きっと
「顔写真のアイコン」「ちゃんと本名を名乗る」
が必須なんだろうなあ。
「ちゃんと本名を名乗る」というのは、FBの「実名ルール」の抜け道として、まことしやかに広まった・・・というか、それがまかり通っているんだけど、
FBのAIは、漢字圏の名前の姓名のおかしさを判別できない
なので、ひらがなのハンドルネームは、そのまま通ってしまう。
はな・ちゃん
だったら、姓が ちゃん 名が はな
実際、中国人の姓に「ちゃん」と発音するものがあるし。
いや、AIはすでに、そのヘンテコな名前が実名じゃないと判別してるのかもしれないけど、だからってアカウント停止も面倒だから、ほっぽってるのかもしれない。
でも、突然のアカウント停止は、ありうるよなあ。
そして、clubhouse ですよ。
このブームで、大勢の日本人が登録をしたけど、その大半は、アメリカ社会から見たら「あやしいヤツ」にしか見られず、ビジネスの信用度はおろか、もしかしてフォロワーが増えて、マネタイズの可能性が出てきても、審査の段階で通らないこともありうる。
私も、お地蔵さんのアイコンだしなあ。他のSNSと同じ方がいいからこうしたんだけど。
いっそ、他のSNSとの連携はあきらめて、海外で通用し、信用されることを考えた方がいいかな。
これだけ、たくさんの日本人が利用し始めたんだから、FBのように、日本人だけで閉じる利用の仕方になるかもしれない。
FBだって、海外の人と繋がろうと思えば可能なんだから、そうしている人もいるだろうし。
要は、使い方。
でも、せっかく、海外の人とコミュニケーション取れる可能性があるんだから、わざわざ日本人同士で閉じることもないよなあ~と思う。
。。。。。その前に英語だな。
つまり、アイコンひとつから、このありさまなんだも、規約を読み解いて、上手に安全に利用するなんて、その先の先。
グローバルな時代なのに、国際ルールや、利用しようとする国のルールに疎いという、多くの一般の日本人が試されることになりそう。
そこで、やけどして引っ込んでしまうのか、ルールを身に着けて、再びワールドワイドなウエブに飛び出そうとするのか。。。
ここまで書いて気がついた。
ひきこもってしまう人も同じだな、きっと。
ルールやコミュニケーションのスキルを知らないまま、社会に出て、痛い目に遭い、選んだ結果が
「社会に出ない」
昔の社会は、そのへん容赦なかったから、「社会に出ない」ことで生きていくことは困難だった。
だから、否応なくルールやスキルを身に着けて、社会に出た。
そんなことを繰り返しているうちに、多少のことでへこたれなくなっていく。
今は、社会に出なくても生きていける。
これが可能な社会は、ある意味「生きやすい、優しい社会」じゃないかと思うけど、「今の社会は生きにくい」という人の方が多いのはなぜだろう。
「おれは、まだなんとか社会に出て生きてるけど、ひきこもってしまうやつの気持ちは痛いほどわかる」
という人が多いんだろうなあ。
生きにくさを、社会のせい、世の中のせい、政治のせいにするのはカンタンで話も早いけど、社会的生き物としてのルールやコミュニケーションスキルを身に着けて、なんとか生きにくい社会で生きていきながら、ちょっとでも社会を生きやすい方向に変えようよーというアクションを起こすことも大事じゃないかしら~と思う朝です。
また明日。