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底辺独学DTMerの機材の話

きばこと申します。
動画再生数ニコニコは100いけばいい方、YouTubeは100いったら万歳三唱。
そんな底辺DTMerが機材を紹介する意義はなんなのか。
よくわかりませんが、今回もしばしお付き合いくださいませ。

※2025年1月現在です。
※当記事はアマゾンアソシエイト・プログラムを利用しています。


ハードウェア編 その1 PC周り

下調べ必須の物たち。

PC「GPD WIN Max2 2024」

琴葉姉妹が好きです(Stable Diffusion産)
  • CPU:Ryzen7 8840U

  • RAM:32GB

  • ROM:2TB(更に2TBのSSDを増設) 

  • OS:Windows11

こんな感じです。ちょっと低いくらいのスペックじゃないでしょうか。
たまに外に持ち出して録音とかするので、小さいノートPCが良かったのです。
GPDはWINの無印がクラウドファンディングで出た頃から追っていましたが、ようやくDTMに使えるスペックに到達した感じですね。

2025年版が出てるみたいですけど、最高スペックのRyzen9がAI搭載っぽいので、DAWが動くかは要調査ってところですね。

オーディオインターフェイス「ZOOM H6

机にアーム型のマイクスタンドをつけて、
それにつけて運用しています

H6は厳密にはオーディオインターフェイスではありません。PCMレコーダーです。オーディオインターフェイス機能が付いています。一応6 in 1 out(+ヘッドホン出力あり)だと思います。

2024年末まではPresonus StudioLive AR8 USB(こちらもオーディオインターフェイスというよりはミキサーですが)を使っていました。しかし、マイクの録音の時にどうしても高域にノイズが乗ってしまって使いづらかったのです。
サブのつもりで持っていたH6を試してみたところノイズは消えたので、おそらくStudioLive 由来のノイズだったんだと思います。直してもらえばいいんでしょうけど、ちょっと大きいんですよね、ミキサー。宅録系DTMerとしては、ロマンはあるんですけどね。

H6はPCMレコーダーなので、マイクが付いてます。初期装備でXYマイクとMSマイクが付いています。別売りでショットガンマイクとか、追加のXLR入力ができるやつとかが買えます。持っていませんけど(まだ売ってるのかな?)。
付属のマイクで(たまーに)歌を録り、別で所有しているShure SM57でアコギを録るというような使い分けをしています(ちなみにSM57の写真はこちらの記事にあります)。

PCも小型でI/OもPCMレコーダーという、かなり機動力の高いDTMerだと思います。
……DTMerの機動力とは?

今は新しいのが出ています(これはアタッチメント変えられるのかな?)。

モニタースピーカー 「Presonus Eris3.5」

一番下のエディションです。結構前に買いました。長らく使っていなかったのでRCA端子の調子が良くなさそうです。長らく使っていなかったのでそれでも問題なさそうです。愛着はあります。

これも一世代前のBluetooth非対応のものを所有しています。


モニターヘッドホン その1「Sony MDR-7506」

900STじゃない方です。900STのイヤーパッドをつけて「なんちゃって900ST」にしています。こちらもあんまり使っていません。たまーに録音に使う程度で、ミックスには使っていません。

モニターヘッドホン その2「YAMAHA HPH MT-220」

ヘッドレストはボロボロで屑が落ちてくるので、
包帯巻いてます。怪我人。
そして奥にMDR-7506が……!

2016年から使ってるみたいです。10年目。そろそろ新調したほうがいいかな。
「ヘッドホンは消耗品」なんて言説もどこかで見ましたが、気軽に買えるほど安いものでもないし、品質も落としたくないし、難しいですね。

この子は比較的素直に鳴ってくれてるんじゃないかと思っています。ぶっ壊れるまで使いたい……!

後継機があります。お金があったらお迎えしたい。


MIDIキーボード「KORG nanoKEY Studio」

キーボード部分しか使っていないので、
上の方には少し埃が……!

もう一個M-AUDIOのKEYSTATION49 Mk3も持っていますが、今の机に置けず。もっともコンパクトなMIDIキーボードだとKORGのnanoKEY2ですね。あれにトランスポーズ昨日がついてたら100点だった。

主にSynthesizer Vでの歌メロ入力用です。極稀にドラム以外のソフト音源を鳴らすときに使ったりもします。

Amazonみてたら2台セットなんてものもありました。そんなにいるかな?

デスク「電動昇降デスク」

昇降デスクにした理由は「楽器を弾くから」。
ギターとベースを持っていますが、やはり立って弾いたほうが躍動感が出る(気がし)ます。
気分、大事です。

現在、椅子がアウトドア用の丸椅子です。
その理由は「部屋が狭いから」。置けないんです、いい感じの椅子。

そんなわけなので、専ら立って曲作りをしています。
……普通のスタンディングデスクで良かったのでは?

ハードウェア編 その2 楽器

楽器はそれなりに高い買い物なので、買う前に試奏したほうがいいと思います。

メインギター「PRS 513 Wood Library」

軽躁状態と思われる時に勢いで買いました。生まれて初めてローンを組みました。その後躁鬱人生が始まるのであった。
……という個人的な想い出はさておき、一言「いいギターです」。

ギターから音楽に入りましたが、ギターに詳しくなくて自分では紹介できないので、以下のブログをご案内します。

とにかくいろんな音が出てエフェクトのノリもよく(肩肘張らなくて良いリハスタ遊びなら大抵アン直で何とかなる)、「なんかしっくりこないな」という場面がないギターです。超いい子。
たぶん一生のお付き合いになると思います。

サブギター「LINE6 Variax Standard」

LINE6といえばPODを始めマルチエフェクターが有名なブランドですが、こちらはYAMAHAと共同開発したモデリング・エレキギターです。

モデリングギターだけあって、こっちも色んな音が出ます。ストラト、レスポール、テレキャス、アコギ、バンジョー、シタールなんてものもあります。「エレキバンジョーとしては超優秀」なんて口コミをどこかで見た覚えがあります。6弦で12弦ギターが鳴らせるのも面白いです。
最近はあまり使っていませんが、ちょっと遡るとアコギの音は全部これです。

これまでのVariaxシリーズは「バッテリーがないと音が出ない」という驚異的な欠点があったらしいのですが、これはYAMAHAのピックアップを積んでいるらしいので(あまり詳しくない)、バッテリーがなくても音が出ます。個人的にはクセがなさすぎてあまり好きな音ではないですが。

……一本で万能、みたいなギターが好きなんだと思います私。

アコギ「Martin LXM」

リトルマーチンってやつです。普通サイズのアコギは持っていません。
「Martinのアコギほしいなあ、でも高いなあ」と思っていたときに楽器屋さんで中古のこの子がちょこんと置いておりました。試奏して即買いました。

4~5年くらい前までは友人とよくキャンプに行っていたのですが、そこには必ず持っていっていましたね。可搬性と音質のバランスがいいと思います。

最近の曲のアコギはこの子をSM57で録ったものを使っています。

ベース「Fender Player Mustang Bass PJ」

Amazonにあった。めっちゃ値段上がってる。

この子も万能型です。プレシジョンベースとジャズベースのピックアップを積んでいて、両方の音が出せるというもの。また、両方のピックアップが混ざった音を出せるという個性も併せ持っています。

あと、ネックが短いです。私はギターから音楽に入った口なのでプレイアビリティがギターに近いほうがいいなと思って選びました。
ハイフレットの音を使う曲は弾けないという欠点があります。

前は、普通サイズのベースも持っていましたが、こっちのほうが手に馴染む感じがします。これは個々人の好みの問題でしょうけど。

アコースティックベース CORDOBA MINI II Bass

滅多に使いませんが無性に使いたくなる時があります。アコースティックな曲に雰囲気で選ぶことがあります。かわいいやつです。

調べてみたらもうないみたいなので大事に使いたいです。

ギターとベースの足元(エフェクター類)はまた別の機会に。

ソフトウェア編(DAW、音源まで)

いろいろ使ってると思う(それでも打ち込み主体のDTMerよりはすくないかも)ので、メインのものをご紹介(エフェクトまでいくと長すぎるので割愛)。

DAW「Presonus Studio One 7 Pro」

Ver.2の頃から最上位版を使っています。

元々は、最初に買ったオーディオインターフェイスについていた「CUBASE LE5」を使っていました。しかしやつには「エラーを吐いてソフトが落ちるとプロジェクトファイルが壊れる」という恐ろしい欠点があったのです。
CUBASEをアップグレードするのは懐事情的につらい(前述の欠点が解消されるかもわからない)。何か良いDAWはないものかと探していたときに見つけたのがStudio Oneでした。CUBASE開発に携わっていた方が立ち上げたソフトウェアなら乗り換えも簡単だろうと思い特に試しもせず(当時Primeなんてエディションはなかった。今もなくなってしまったが)最上位版を購入しました。CUBASEに比べれば全然安価だったので。この時点で金銭感覚がおかしくなってきています。

このDAWのいいところはたくさんありますが、いちばん活用しているのは、コードトラックかもしれません。
私の曲作りはほとんどの場合、ギターで軽くコードストロークを弾くところから始まります。弾いたギターのコードを即座に解析してくれ、コードトラックに表示してくれる機能があるので、中断していた曲作りを再開するときに、いちいちコード進行を思い出したり、別にメモを取ってそれを探したりする作業がいりません。とっても楽です。

ドラム音源「IK Multimedia MODO DRUM 1.5」

バンド音楽をやるのにドラムが叩けないので、音源は必須です。

ずーっと、FxPansion BFD3を使い続けてきたんですけど、去年の夏に乗り換えました。BFDが今後進化する未来が見えなくて。

他にはAddictive Drum 2を持っています。あれはあれで非常に完成していていい音ですよね。逆を言うと、音作りのやりがいがないということなんですが。
どうしても「自分であれこれいじる」をやりたくなってしまうんですよね。

購入にあたってネットで調べていた時「金物(シンバルとか)のおとがいまいち」という評価を見てずっと二の足を踏んでいたんですけど、実際使ってみたら、個人的にはそういう感じはしなかったです。ハイハットの音とか結構好きです。

UVI「Falcon 3」

あんまり使わないですけどね。これ系のプラットフォームだとKontaktが圧倒的に強いと思うんですけど(私も音源によってはKontaktのものもガッツリ使います)、Kontakt結構わかりづらいくて、UVIのほうがシンプルで好きです(わかりやすいわけでもないけども)。World SuiteとOrchestral Suiteをたまーに使います。あとサードパーティのアコギが割と使い勝手が良かったです。

おわりに

このくらいの装備でこのくらいのものが作れます。

あとはやる気次第。今は時間があるので、週1〜2曲作っています。

道具も大事だけど、一番大事なのは「やるかやらないか」ってことですよね、なんて話の腰をぶち折って締めくくりたいと思います。

追記

足元機材編書きました。


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