光は待っている
もう、本当は、なんだか心がぐちゃぐちゃになって、苦しい気持ち飲み込んで、私は大丈夫だよって見せているひと、たくさんいる気がする。限界ってどこまでのことをいうのだろう。あまりそんな弱気な言葉、使いたくなくて目を瞑っている人。
でも、もしかしたら、もう限界かも、近づいてるかもって。本当はとても不安になっている。
コロナ禍がそうさせたのか。
そもそもそういうわけではないのか。
自分が弱すぎるのか。
なんでもコロナのせいにするのも、なにかちがう気もする。
とにかく、こんなふうに考えれば考えるほど、ぐちゃぐちゃになって、ただただ出口のない暗闇を彷徨っている。
無気力になって、何もしたくなくて、ソファに寝転がり、気づけば何時間も過ぎていった。
垂れ流しのテレビ。
変わっていく外の色。
近づく夜のにおい。
自分の浅い呼吸。
私の世界ってこんなだっけ。
ハッとする瞬間。
でもこれも私だった。
無我夢中に追いかけてた
私の光。
まだそこにあるのだろうか。
煌めいて、カラフルで
やわらかい世界。
きっと、長い夢を見ているんだよ。
だから、今はゆっくりおやすみ。
無理をしなくていいんだよ。
全て受け止めて
今は自分に優しくしてあげよう。
自分の心と身体にいつもお疲れ様って。
また元気な自分を取り戻せたら、背中を押してあげよう。