冬のうらかわ旅フォトツアーに参加しました
moi~
2月11日(日)から浦河町で1泊2日で開催のえりも岬とんがりロード観光協議会×北海道カメラ女子の会 地域振興・観光推進プロジェクト 写真家の渡邉真弓さんと行く「冬のうらかわ旅 フォトツアー」に参加してきました。
渡邉真弓さんは私が2期にわたって受講していたカメラ教室の先生で、私が栗山で力をいれている「くりやまカメラの会」のフォト講座でも大変お世話になっています。初心者でも置いてきぼりにしない真弓先生の講座はあたたかみがあって大好きです。的確なアドバイスをいただけたり、楽しくユーモアのある授業も魅力的です。
参加目的
私が参加した目的は、真弓先生が参加されるという理由の他に、現在、栗山町の情報発信プランナーとして「栗山町公式インスタグラム くりやまのおと」や「くりやまカメラの会」などカメラを生かした発信に力をいれている中で『その町(浦河町)の魅力を楽しむこと』と『写真で町を情報発信』というところが合わさった1泊2日のフォトツアーにとても興味があり、実際に参加することで参考になる点やたくさんの学びが得られると思ったからです。また今後、栗山でこういったツアーをする際の参加者としての気持ちも知りたかったからです。今回は「北海道カメラ女子の会」とのコラボいうことで参加者は女性限定のフォトツアーでした。みなさんカメラ経験が豊富なかたが多めですが、真弓先生の関わるフォトイベントは初心者さんや経験が浅い方でも安心して参加できます。
今回はフジフィルムのミラーレスカメラXS-10を持っていきました。
フジフィルムのカメラの機能であるフィルムシュミレーションという色味を
変える機能が結構お気に入りです。
さて!ここからは旅の思い出を振り返ってみたいと思います♪
2月11日(日曜日)1日目
AERU裏山スノーハイク
13:00に宿泊先のAERUのロビーに集合して顔合わせをしました。
久しぶり会えた真弓先生や、生徒のかたに嬉しくなりました。
浦河観光協会の中川さんより、概要説明を聞きその後、ガイドは中川さん担当でAERUの裏山でスノーハイクをしました。
その日は天候も良く、青空が広がっていました。
さらに浦河町は別世界といってよいほど雪が少なく
ひと足先に春を感じたような気分でした。
というわけで(雪が少ない理由)でスノーシューは履かなくても大丈夫とのことでスノーブーツで探検を開始しました。
登り初めに早速アカゲラなどの野鳥を発見しました。
野鳥に詳しい参加者さんがすぐ見つけくれます。
参加者さんの中にはすごいバズーカ(望遠レンズ)を持ってきているかたもいてこれだと遠距離の野鳥でも難なく撮影できるのだろうなと少し羨ましく思いました。値段を聞くと30万円近くするとのことでカメラへの強いこだわりと情熱を感じました。重量もかなり重そうでした。
トレッキングコースはなかなか行きの坂が厳しかったのですがカメラに集中すると疲れを忘れるのは不思議で、森での様々な出会いが楽しく気付いたらたくさんシャッターを切っていました。
息切れをしながらも、無事展望台に到着。
見晴らしの良い高台から、アポイ岳などの山々が
美しくはっきりと見えました。
雪の世界に慣れている私は、同じ北海道なのにこんなにも違うんだと
別世界へワープしたような不思議な気持ちでした。
魚さばき体験
スノーハイクのあとは、池田鮮魚店の池田義信さんご夫婦による指導の魚さばき体験。場所はAERUの調理室で行われました。
私は魚をさばけないので足をひっぱらないか心配でしたが
プロに習うことができるのは貴重な機会なので前向きにいこう!とそんな気持ちでエプロンをつけました。
出てきた食材は新鮮なつぶ貝、ほっき貝、きんき、おひょう、八角、ボタン海老、帆立でした。
班ごとに分かれて池田鮮魚店のお二人に指導を受けます。
私はほっき貝とつぶ貝のさばき方を習いました。
みんなで手分けしてさばいた鮮魚を、池田さんが美しく盛り付けていきます。それはまさに芸術品。こんな風にお刺身盛りはできていくんだと感動しました。華やかで鮮やかな豪華海鮮盛りです。
調理室から大部屋(和室)へ運び、夕食に参加者の皆さんと新鮮な海鮮をいただきました。海鮮丼にしたりそれぞれのお好みで楽しみました。
参加者さん全員でのお食事会は楽しい交流の場となりました。
さて!明日は朝早くからアイススケートのプログラムです。
お風呂につかって、早めに休みましたzzz
2月12日(月曜日祝日)2日目
アイススケート朝活
朝食をすませて、朝7時にロビー集合!
浦河町スケートリンクへ迎います。
会場に着くと浦河町出身のスピードスケート元五輪選手の小田卓朗さんが
迎えてくれました。
スケートをほぼしたことがなかった私は不安でしかなかったのですが気合を入れて挑戦してみました。
アイススケートの靴は刃先がとても細くて、その場で立っているにも一苦労でした。参加者さんにつかまりながらリンクまで移動します。
先生が転んでカメラを壊したら困るのでカメラは置いておいてくださいねと
言ってくれたのでスマホだけをポケットにしまいリンクへ向かいました。
リンクについたら滑れない人が掴まる用としてのパイプイスが用意してありました。このイスに掴まりながらリンクの上を一人で移動するとのことです。ちょっぴりカッコ悪いけど、そうでもしないと歩行困難なので掴まるしかないのです。
おそるおそるイスに掴まりながらリンクの上を滑ります。
(滑るというよりは歩くが正しいです。)
スケートの難しさを体験した私は競技をするスケート選手のすごさを改めて感じました。
夢中でイスに掴まりスケートを楽しんでいたら
小田選手に「少しずつ上手になっていますよ~」と励まされました。
例えお世辞でも嬉しい言葉でした。
不思議なのは苦手なスケートなのに楽しいのは嘘じゃないこと。
せっかくならと、イスから手を離してみたくて挑戦してみました。
とにかく恐いのですが、勇気を出して椅子から手を離し、少し先の椅子(1メートルもない)まで行ってみました。なんとかギリギリで行けました。
嬉しいけれど、怖すぎました。これが限界でした。
正直今日だけで自分ではここまでこれると思わなかったのでほんの少しの達成感がありましたが徐々に足も痛くなって、時につったりしていたので、リンクからあがることにしました。
*スケート体験に集中していたため写真撮影がほとんどできていませんでした。その為アイススケートの時の写真のみ参加者さん撮影の写真をアップしています。(撮影者さん了承済み)
なかなかできない貴重な体験をさせていただきました。
怪我しなくてよかったです。
ぱんぱかぱんでパン教室&ランチ
スケートのあとは、浦河町出身の以西明美さんが店主を務めるパン屋さん「ぱんぱかぱん」でパンづくりのワークショップです。
地元の素材にこだわる優しいパンが大人気のお店です。
海沿いにあり、まるで映画のワンシーンに出てきそうなロケーションです。素敵な店構えにワクワクが止まりませんでした。
今回は以西さんにパンづくりを習いながら撮影をしました。
パン作りといえば自分はホームベーカリーでしか作ったことがなかったの
とても興味深い内容でした。
ツイストパン、なべ焼パン、ドーナツパン、ピザ、などなど様々なパンの作り方を学びました。
一番最初の発酵の工程から、こねたり、分割したり、トッピングしたり、焼いたり、揚げたり、試食(ランチタイム)までじっくりと4時間かけて学びました。(私たちが実際に作った生地はお日様の当たるところに置き発酵をさせました。)
笑顔が素敵な以西さん、ひとつひとつ丁寧に教えてくれました。
「発酵はとても面白くて、ハマってしまうかたもいるかもしれないです。」と言っていたのが印象的でした。
パン教室といえども今回はフォトツアー。
とても良い雰囲気だったのでこの感じができるだけ伝わるような写真を撮りたい!とパン作りの合間をぬってシャッターをきっていました。
(手がいちいち汚れるので難易度は高かったのですがこまめに洗ったりして皆さんそれぞれ撮影していました。)
パンが焼きあがった頃には、おなかもペコペコでした。
スケート終わりからの約3時間のパン作り。
参加者のみなさんとの共同作業も学校みたいで新鮮で楽しく協力しながら出来上がったパンはまさに「幸せのパン」
光輝く美しい海を見ながら頬張ったパン。
本当においしく、おなかも心も満たされました。
フォトツアーに参加してみての感想
今回の浦河でのフォトツアー。実際に参加者側の気持ちを感じ、楽しみながら学ばせていただきました。
参加してみて感じたのは、例えば観光スポットを巡るツアーだけではなく、町内の事業者さん等を通してのワークショップを取り入れることでその町の「素敵な人」に出逢えたり、体験を通して「この町」が好きになるきっかけを与えられることができるということを実感しました。
「この人に会いたい」「こんな体験がしたい」という気持ちは関係人口を増やすためにはとても重要な部分だと思います。
自分が魅力を感じるまちにはいつも「素敵な人」がいます。
私もいつか栗山町で参加者さんがこんな気持ちになるようなツアーを企画してみたいなと思います。栗山町を多くのかたに知ってほしいです。その時には今回感じた思いを生かしていきたいです。
昨年から私が栗山町で行っている「くりやまカメラの会」は、3/9で3回目を迎えます。
今回浦河町でもお世話になった写真家の渡邉真弓さんにも第1回、2回と講師で参加していただきました。
「楽しく」をモットーに町の魅力を発信する大人の部活のようなコミュニティに育っていくことを願って取り組んでいます。
カメラに触れてから人の輪が広がってるのを感じています。
それが嬉しく有難いです。
また浦河町に遊びにいきたいです。
お世話になった人々を訪ねに★
関わってくださった皆さんありがとうございました*
SAyA
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