気楽に走る。

進研模試というのは高校生の宿敵ではないだろうか。
そんなくだらないことを考えながら過ごした今年の文化の日であった。

さて、私がしているスポーツでもある陸上はいよいよ忙しいシーズンになってきた。

先月あたりに行われた出雲駅伝を皮切りに全国で数多くの駅伝大会が行われている。
先々週は実業団女子駅伝の予選会となるプリンセス駅伝が、
先週は全日本女子大学駅伝、
今週には東日本実業団駅伝、
今週末には全日本大学駅伝といった具合だ。

県内で言えば
昨日いしかわっ子駅伝が、
週末には高校の県駅伝が、
来週半ばには中学の県駅伝が行われる。

ただでさえ駅伝の情報を追い続けるのでこちらは手一杯なのに、さらにマラソンという素晴らしい競技が追い討ちをかけてくる。

少し話がずれるが先日の金沢マラソンについて書かせていただきたい。

今年の金沢マラソンは高校生のフッ軽を最大限に活用して、今までとは違う楽しみ方に挑戦してみた。

まず、オンライン大会に参加してみた。
オンライン大会と言ってもトータルでフルの距離(42.195km)を走ればいいだけなのでわりかしすぐに終わってしまった。
何かこうもっと楽しめる方法があればよかったのだが、それも見つける前に終わってしまうぐらいあっという間だった。
やはりフル一気に走ってみるべきだったか、いや、できたわけがない。

それはそうと本大会の方も参加せずとも楽しませていただいた。

レース前日に自転車でコースを全て回ってみたのだ。
スタート地点までも家からだとかなりの距離があるため、総走行距離はフルマラソンの1.5倍はゆうに超えただろう。
さらに余計なことを言うと、この前日にも途中まで挑戦し雨に降られるという悲劇にあっており、2日間で自転車100km制覇というまったく求めていない副産物が生まれてしまった。
結果としてのちに壮絶な筋肉痛に見舞われたのは言うまでもない。

それはさておき、コースを実際に見て回ったことで、少しでもランナーの気持ちを味わえた気がする。
いつもはただテレビで見るだけでこれどこや??となっていたのが、当日中継を見ながら、あーあそこか、とすぐに理解できた時の優越感というかなんというか。
とりあえずレースの状況を追いやすくなったことが何よりよかった。

レース当日はこそっと沿道にて応援に参戦した。
ちょこっとお世話になっていた福村さんを追い、金沢市内を右往左往した。笑
去年の悔しいレース、そしてリベンジを果たすべく練習に燃えていた姿を見ていたからこそ、優勝したとの知らせを聞いた時は本当に嬉しかった。
これからも応援しています‼︎

そろそろ駅伝に話を戻そうと思う。

私はトラックレースと呼ばれる、陸上競技場で行われるレースよりも道路等を使って行われるロードレースのほうが圧倒的に好きだ。
理由は直感的なものが大きい。

例えば、市街地を走ることが多いロードレースでは、トラックレースと違い、市民との距離が近いというのが好きな気がする。

言葉で表すのはとても難しいのだが、トラックレースだとどうしても競技場に行かないと見れないわけだから、ほんとに陸上に興味がある人しか集まらないだろう。
ただ、ロードレースであれば、そこで走ってるからちょっと見てみようか、と言った具合に陸上にガチガチで興味がある!というわけではない人も多く観戦している。

だからこそ、トラックレース特有の緊張感であるとかプレッシャーを変に感じることもなく、気楽にレースをできる気がする。
もちろん人によっては立場上、記録を求められたりしてプレッシャーを感じる人もいるだろうが、知り合いばかりに見られないという点において私にとってはどちらかと言えば気楽なのだ。

そんなこんなでロードレースが好きだからもちろんレースの状況は追いたくなる。

1番情報源として重宝するのはテレビ中継。
次に使うのがTwitter。
最終手段は現地(ほとんどできないが)。

テレビ中継は大きな大会になれば大抵あるからそれを見ながらTwitterのラン垢で他の方の考察を見たりしてレースを楽しむ。
また、先日の金沢マラソンのようなものであれば、知り合いも複数出られているわけだから、スポロクだとかいう追跡サイトを見ながら、中継を見ながら現地で追いかけるというような遊び方をしている。

レースを楽しむためにはそれなりの情報を集めたりその情報を考えたりしてみると効果倍増だったりする。
めんどくさいからいいやと言えばそれもそうだし、予備知識を入れることなくレースを見て楽しむというのも全然ありだと思う。

さて、今夜は投稿時間が遅くなってしまったが、明日は全日本大学駅伝と石川県の高校駅伝が行われる。
さらに余計なことを言うと富山マラソンも開催されるわけだ。
なんと忙しい。

大学駅伝のほうはテレビ中継されるだろうから、ぜひ勉強の息抜きがてら、ちらっと見てみてほしい。

きっと何かおもしろいものを見つけられるのではないだろうか。

さあ、新たな世界に飛び出そう。


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