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どうして?

いきなりですが「場面緘黙」って知ってますか?
最近はメディアで取り上げていたりして耳にした方が
以前より増えたかな?と思います。

場面緘黙とは?

場面緘黙(かんもく)とは、家などではごく普通に話すことができるのに、
例えば幼稚園や保育園、学校のような「特定の状況」では、1か月以上声を
出して話すことができないことが続く状態をいいます。

https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/105/
NHKハートネット

場面緘黙は人見知りとは違うと思っています。
人見知りは環境に慣れて来たら次第に直っていく方が多いと思いますが、
場面緘黙は、環境に慣れて来たなと思っていても話せない方もいます。
(実際そうでした)

でも話したくないわけではないんです。
話したくても声が出ない…
自分でもなぜ声が出ないのかわからないんです。

場面緘黙はいつ発症するかわからない
いつ克服できるかもわからないです。

知ったきっかけ

場面緘黙を初めて知ったきっかけは、学校のカウンセラーに
勧められて初めて行った心療内科で診断されてからでした。

それまでは場面緘黙という言葉すら知りませんでした。
なので診断を受けてからインターネットで検索したら
今までの自分のことがそのまま書いてあるかのような感じで
すべて当てはまっていました。

辛かったこと

学生時代で1番辛かったことは、やはり音読です。
話さないことを知らない先生は指名して来て
その度に自分の中で格闘していました。
でも側から見れば何しているんだろう?と思われてたのかな?

次第に周りからの視線も厳しくなって
結局先生は痺れを切らして別の子を指名してました。(それも辛かった)

話さないことを知っている先生は、指名して来ませんでした。
ずるいと言われたこともありました。
でもそれすらも弁明できない。
自分も相手も場面緘黙を知らないから筆談での対応にはなりませんでした。

あとは、「何か話してみて」と言われ待たれること
相手はフランクに言っていることはわかるのですが辛かった。
期待に応えて話したい気持ちはあるのに
どうしても声が出ない。

見過ごさないで!

かと言って見過ごしてほしいと思ったことは一度もないです。
むしろ話しかけてくれてありがとうと思っていました。
(個人差があるとは思いますが)

場面緘黙かも?と思う子が近くにいたら
見過ごさないでください。

音読は大事

学生時代の音読は大事だと思います。
音読のとき結局声が出なくて一度も出来なくて
今滑舌が良くないです。
時々吃音のような症状がいつからか出るように
なってしまいました。

でも無理にさせようとはしないでほしいです。
場面緘黙は、早期に気づくことが大事だと思います。

支えになったこと

それは、家族とか身近な人の存在と
「アイドル」です!
ここは後日書きます。

ここまで読んでいただきありがとうございました!