レイヤーとの付き合い方を見直してみる
新しい絵を描くたび、手探りで塗るクセがなかなか抜けない。
ゆえに、時間がかかる!
自分が絵を描く時の基本的な流れは、
ラフ
↓
線画
↓
ベースカラー(固有色)
↓
陰影
↓
ニュアンスカラー
↓
仕上げの光と影
みたいな感じで、
あんまり絵によって違いはないのですが、
使う合成モードが、そのときによってバラバラで。
陰影は、通常、乗算、ソフトライト、オーバーレイ…
光だと、通常、ソフトライト、スクリーン、比較(明)、
オーバーレイ、追加(加算)、覆い焼き…
あれ?こう描き出すと、このくらいならよくあることではないか…?
いや、頭の中がごちゃごちゃとっ散らかるし、迷うことも多いから、
自分にとっては改善ポイントなのだと思う。
通常レイヤーだけで描けるのが最強!!ストロンゲスト!!憧れるゥ!!
けれど、乗算でささっとしっくりくる感じとか、
発光やオーバーレイでがらっと雰囲気が変わる感じとか、
すごい楽しいから、やっぱ色々使いたいよね!
そこで、思ったのが、
レイヤーの使い方。
こちらは、人物一人・バストアップのイラストのレイヤー群なのですが…
くちゃくちゃです…
iPad Proにして上限レイヤー数が増えたことをいいことに、
次々生やしてそのままにしてしまう。
(Airの時は上限がシビアだった)
さらに、面倒くさがって名前をつけない。
だから、後からある部分を修正したいというときに、
各レイヤーをオンオフしながら修正箇所を探すはめになり、
最終的には色んなレイヤーを反復横跳びするのであった…
…せめてレイヤーには名前をつけよう。
レイヤーの枚数を減らそうと、無理に統合しようとはしない。
あとから色相彩度明度とか、形や位置を変えたいときに、
レイヤー丸ごと変化させられるのはとっても便利だから。
その次の絵では、こんな感じに。
ちょっとだけわかりやすくなりました。
だんだんめんどくさがってる様子も見てとれるけど…
モノクロから始めるグリザイユ塗りほどではないのですが、
最初はかなりの低彩度で塗り始めるので、
最後の方はオーバーレイソフトライト祭りになりがち。
そしてえらい時間がかかる…
もう少しレイヤーを減らした、シンプルな塗り方もできるようになりたい。
そんな夢を見つつ、おやすみなさい!