秋の日差しをなめていた

寒いのに暑い。

こんにちはnoteの民達。生きている生ゴミと申します。ごく稀に活動しても夜の闇に紛れてコンビニ行くぐらいの引きこもりです。

が、久々に日中外に出ました。

風も冷たくなって冬に近づいている感覚だったのでセーターでいいか、日傘はもう要らないか、と外出したんですが、まだまだ日差しが凄いんですね。
歩いていると日陰は寒いのに、日向は暑くて目的地についた頃には汗だくでした。


たどり着いた先の図書館には、このご時世ですから。
消毒液と、そこにやって来た人を自動で検出するサーモグラフィーが設置されていました。

おお、ニュースで見た事ある奴だと物珍しく見ていたら

「係員ニ声ヲカケテ下サイ」

と機械音声が、なかなかのボリュームで言い出しました。


「係員ニ声ヲカケテ下サイ」

まずい、直射日光を浴び過ぎて体表温度が上がったんだ。
どうしよう。
どうしよう。
テンパればテンパるだけ体温が上がっていきます。

「係員ニ声ヲカケテ下サイ」

繰り返して追い討ちをかけてくるサーモグラフィー。
図書館の静寂を切り裂く音声。
こっちを見てくる入口付近のマスクマダム達。

違う。
そんな訳無い。

引きこもっているからコロナな訳がない!


そんな事を知らない人々に向かって言える度胸があるなら、こんな人生にはなっていなかったのでしょうか。

結局、大人しく外で熱が冷めるまで待ってから入館しました。

人間の世界は今日も厳しい。


無事目的の本も借りられて、総合すると楽しかったです。




最後まで読んでくれてありがとう。
借りたという事は返しに行かなければならない訳で。
サーモグラフィー怖い。

ばっちこーい!