学生時代のバイトの話② 居酒屋編①

お久しぶりの投稿です。
お休みで少し時間があるので、アルバイト遍歴第二弾を、少し短めですがお話しします。

二つ目に経験したアルバイトは、大学入学後2ヶ月ほどが経った際にしていた居酒屋のキッチンでした。

幼い頃から飲食店、特に居酒屋には両親に連れられて足を運ぶことが多かったので、食べ物も美味しくてなんとなく好きな空間というイメージで働いてみることにしました。

私はそこで職場いじめにあいました。

ことの発端は、キッチン業務を先輩に教えてもらうという、アルバイトにおいて最も初めの段階。
私に業務指導をする先輩は、身長低め・少し膨よか・メイクバリバリ金髪ギャル高校生でした。
年下とはいえほぼ初バイトで正直怯えていたのですが、その先輩が決定的にウマが合いませんでした。

というのも、彼女は対人恐怖症?のような傾向があり、指導していただくどころかまともに言葉を交わすこともできません。

調理にかかっての指示を「入れといて」「これ」などと不明瞭な言葉で受け、油で火傷したり包丁で指を切ったりしながら散々な日々を過ごしていました。

自分に自信がなくなり、挨拶の声は小さく、言葉数は少なくなっていきました。

そうなると、他の先輩や店長からも冷たい対応をされ始めます。

記憶に色濃く残っているのは、終業時に賄いをいただく際のこと。
通常であれば、キッチンリーダーの方がアルバイトの分の賄いを作るのですが、そのリーダーが僕より少し前に入ったホールの先輩に対して「お前が賄い作れ(笑)」と一言。
指示されたホールの先輩は多少動揺しつつも、変なノリだと分かったのか不慣れな手つきで僕の賄いを作り始めます。

完成したのは、味もしゃしゃりもないべちゃべちゃの焼飯。
美味しくない食事と他の従業員からの嘲笑に耐えかね、入社1ヶ月ちょっとで退職を決意しました。

あまりに苦痛すぎたため、制服を返しに行った際に店長から「調子どうや」などと声をかけられましたが、ほぼ言葉を交わさずその場を去りました。

これが人生において2回目、大学入学後1回目のアルバイト経験です。

どんな年齢でも、社会人でも、アルバイトでも、その後の自分の人生に責任を持つのであれば、辞めるも続けるも自由だと思います。
何より、精神をすり減らされまともに業務ができない職場に居続ける必要なんてないと思います。

入ってみなきゃわからないことばかりなのは周知の事実ですが、自分の身は自分で守りましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?